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ダンジョンマスターの贈り物  作者: 穂村満月
第6章.16歳
177/463

177.年越しパーティ

 明日からまた新年となる。パドマが大きな顔をして白蓮華に顔を出せる最後の日だ。だから、また男たちを追い出して、占拠してやろうと目論んだのに、強硬な反対にあった。

 きのこ神殿の新年イベントに付き合え、というのである。紅蓮華すら呑んでしまったきのこ信徒は、当然のように白蓮華も内包する。そもそものパドマ神格化計画に、白蓮華の子どもたちも賛同して署名をしていたのだ。その後に増えた子どもには関係ない話だが、そこに線引きをする意味もない。白蓮華で1人侘しく年を越すか、きのこ神殿で子どもたちと過ごすか、白蓮華関連でできることは2択だ。子どもたちは、お泊まり会を楽しみにしてるのにー、と言われれば、パドマに勝ち目はない。鶴の一声でひっくり返せば、自分の胸を痛めるだけだった。子どもたちを楽しませること、夜更かしをさせないこと、酒を飲ませないこと。パドマにできるのは、そういった注意をすることだけだった。



 パドマは、うなだれながら、家を出た。

 金持ちカップルと合流し、いつものカフェでなく、いつか行った高そうな海鮮料理店で朝ごはんを食べ、きのこ神殿に向かう予定だった。きのこ神殿カウントダウンパーティの話をしたら、自分も変わったことをしたいと、イレが予約してくれたのだ。

 金の力は偉大だった。営業時間を無視しただけでなく、扱っていない肉料理まで出てきた。これなら問題なく3人で食事ができる。

 イレは、パドマが手づかみで食べても、殻ごと丸かじりしても、絶対に指摘しないぞ! と意気込んでいたのだが、パドマは、普通にナイフとフォークで食べていた。給仕がいたスタートは、フォークしか持っていなかったのに、料理が出揃って、部屋から出て行くと、普通に作法通りに食べ始めたのだった。以前見た時より、上手になっていた。

「パドマは、ナイフを使うのが嫌いだったんじゃないの?」

 絶対、作法については何も言わないと心に決めてきたのに、ついついイレは口出しをしてしまった。

「美しいマナーの前にさ。ナイフがあった方が食べやすいから、ナイフが置いてあるんじゃないかと思うよ。だから、ナイフなしだと食べにくくて仕方ないよね。そんな縛りは、好き好んでやらないよ」

 イレの一年はなんだったのか。パドマは、ソーニーヘッドの酒蒸しを美しい所作で口に運んでいた。

「でも」

「ウチは、捨て子だからさ。それに見合った人間でいたいの。新星様とか、英雄様とか、きのこ様とか、そういうのは本当にいらないの。できるって思われるのが嫌なの。だから、普通にしてるのは、秘密にしてね」

「うん」

 それが正しいかどうかは別として、パドマにはパドマなりの理由があって、あえて変なことをしているのだということを、ようやくイレも気が付いた。今でも、あのくらいでそんなに怒らなくてもいいのに、という気持ちを持っていたのだが、そこに辿り着いた経緯にとんでもない地雷が潜んでいたのだろう。それが何なのか気になってしまうが、怖くて聞けない。

「本当は、ここでも内緒にしたかったのにさ。師匠さんが許してくれないの。あんまりお行儀が悪いと、食べる白ソースを作ってくれなくなるんだよ」

「え? タルタルなら、お兄さんも作れるよ」

「作るだけなら、ウチだって作れるよ。なんでもいいんじゃなくて、師匠さんのあのソースがいいの! でも、研究してみたけど、同じ味にならないんだよ。ピクルスの味も同じにならないし、甘酢漬けの正体もわからないし、日によって魚が入ってたり、ハムを入れてきたり、マネができないよ。混ぜるだけで腕がだるくなるのにさ」

「そうだね。らっきょうは、この辺じゃ売ってないかもね。そんなことで許してもらえるなら、お兄さんも挑戦しよう」

「ちょっと待って。あの白ソース、そんな特殊食品が使われてたの?」

「東国の根菜だよ。胡椒もハチミツも入ってるし、あれも安くはないだろうねぇ」

「またお兄ちゃんに怒られる!」

「お兄ちゃんに胡椒をプレゼントしたらいいのかな?」

「絶対にやめて。お兄ちゃんに言えない物を隠れてこっそり食べるために、イレさんちに遊びに行ってるんだから!」

「そうなんだ。そういうことだったんだ。そっか」

 イレは、自宅を悪事に利用されていたことを初めて知った。犯罪ではないし、パドマ兄は気付いているだろうから、構わないけれど。



 食後、イレと別れて、きのこ神殿に向かおうとして、パドマは師匠に誘拐された。師匠は、パドマを小脇に抱えて、走ってダンジョンに入って行った。途中でイレを追い越したので、イレも後ろからついてきた。


 嫌な予感がしていた。1年も真珠拾いに精を出していたのには、訳がある。ここ最近、ペンギンばかり仕留めていたのには、訳がある。先に進みたくなかったのだ。

 67階層には、タコがいるのだ。タコイカ(8本足のイカ)が泳いでいるところを見ると、タコというくくりではないかもしれないが、タコがいる。

 タコとは、丸い胴部の下に頭部があり、頭部から沢山の吸盤付きの8本の腕(または足)を生やしている生き物である。ぐねぐねと柔らかく、固い部分は脳を包む軟骨とクチバシしかない。だから、狭い空間を通り抜ける事ができる。クラーケンほどではないが、大きなダンジョンのタコも、容易に通路を通過する。

 誕生日祭で、師匠は、パドマにたこ焼きを食べさせるトラップを仕掛けてきた。師匠は、タコに恨みを持っているのではないかと、思えてならないのだ。パドマは、もうタコネタは掘り起こしたくないから、避けていたのに。さっきの料理店でも、イレに食べてもらったのに! とうとう無理矢理連れて来られてしまった。こうなったら、奥の手を使おうと、パドマは剣鉈を抜いた。


 タコを食べずに済ませるために、食べれないタコを殺ればいい。タコは、みんな石レンガの壁や床に擬態している。大きさもダンジョンの魔法で変更されているため、どれが何タコなのか判別しづらいが、目標のタコは、パドマがドタドタと近付けば、色が変わる。黄色地に青か黒の斑紋が出たら、毒タコである。見るからに怪しい警戒色を見つけたら、触れられる前に、斬る。腕を伸ばしてきたら腕を、じっとしていたら胴を割って、離脱する。他のタコもパドマに腕を伸ばしてくるし、斬った腕もしばらくは動いているので、目は離せない。

 なのに、目を離した。パタパタと耳を動かして泳ぐ、愛らしいタコを見つけたからだ。どうせ見なくても、敵の位置の把握はできている。だから、

「かーわいい」

 と見ていた。護衛もいないのに、調子に乗って油断していた。


 パタパタと耳を動かし、のんびりふわふわと泳いでいたタコが、足を使って急加速し、瞬時にパドマの目前に迫った。2階からシーツが落ちてきたかのように、パッとタコの足が広がった。それでもパドマは、ぼんやりと見ていた。吸盤の並びが均等で、とてもキレイだったのだ。

 吸い込まれるように見惚れていると、白が通り過ぎて、薄い青が散った。師匠だ。師匠がタコを斬ったのだ。

「何てことを!」

 パドマが、パタパタタコの仇を討とうと師匠を斬りつけると、ふわりと跳んで避けられた。そのまま後ろに抜けられ、襟首をつかまれ、階段まで連れ戻された。

「パドマ。危なかったよ。なんで、ダンボオクトパスを斬らなかったの? ヒョウモンダコは斬ったのに」

 戻れば、小舅のイレに怒られる。パドマは、ゲンナリした。別に、タコに食べられても、イレには関係ないと思っている。タコは丸飲み派ではないから、食べられると危険だが、そうなってからでも逃げられると思っているし、逃げられなくても特に問題はない。

「パタパタちゃんを斬るなんて可哀想だよ。可愛かったし、キレイだった。あれは、きっとメスだったよ。メスをあっさり斬っちゃうんだから、師匠さんは、やっぱりロクな男じゃないね」

「いや、それはそうかもしれないけど、違うよね。食べられちゃうよ」

 主義を曲げて普通に助けに行ったのに、弟子2人にひどい評価を受けて、師匠はいじけた。隅っこでまるまって、ガリガリとナイフで壁を削っている。その姿を見て、可愛いと思いかけて、パドマは首を振った。この隙に、帰ってしまおう。上階に向けて、足を運んだ。


 巨大リュックを背負ったイレが、師匠を抱えてついてきた。タコなんて、それほど高値がつかないだろうに、拾ってきたらしい。嫌な予感がしたが、捨てていけとも言えない。パドマも、折角、ここまで来てしまったので、いくらも持てないが、お土産を持って帰ることにした。両手に1匹ずつクエをもつ。誘拐される現場には護衛がいたから、事情は知れていると思うが、早く戻らないといけない。ダンジョンで年越しをするつもりはないのだ。歩いていたら、師匠が復活したらしく、クエを持ってくれたので、遠慮なく師匠の上にイガグリガニやチヌイを山積みにしていった。師匠の所為で遅刻してしまうのだから、お土産の荷物持ちくらいしてもらってもいいだろう。



 少し調子に乗りすぎたらしい。パドマなりに急いできのこ神殿集会室に行ったのだが、部屋に入るなり、子どもたちが悲鳴をあげて逃げて行った。帰り道で見つけた食べれそうな物を、片っ端から師匠の上に積み上げてみたら、新種のモンスターになってしまったのだ。

 みんなに運ぶのを手伝ってもらうのも大変なので、そのまま師匠に調理場まで運んでもらい、風呂を勧めた。お土産を取ってみたら、ちょっと可哀想なべとべとの師匠が出てきたのだ。

 師匠に風呂を譲ったパドマは、タコを運んでくれたイレとともに、お土産の解体を始めた。山ほど持ってきた食材を子どもたちに食べさせてあげたい。クエのアラ汁、イガグリガニのマカロニグラタン、オニダルマオコゼの唐揚げ、チヌイの炊き込みご飯、キリンのタリアータ、アルマジロの角煮、カンガルーシチュー、麻婆ビントロング、芋とヤマアラシの甘辛炒め、ムササビのフリカッセ、ヒクイドリの炊き肉、ダチョウのカルパッチョ、カミツキガメうどん、キスイガメシチュー、ハジカミイオの煮凝り、トカゲのグリルを作った。ちゃちゃっと作ったつもりだったが、出来上がった時にはもう夕暮れだったので、盛り付けは人に頼んで、お風呂に行った。


 パドマが集会室に戻ると、子どもたちは、今年のプレゼントを開いて、早速遊んでいた。今年のプレゼントは、師匠お手製経営シミュレーションゲームである。綺羅星ペンギン、百獣の夕星、白蓮華、きのこ神殿バージョンがあり、それぞれの経営者になりきって遊ぶ。どのペンギンを何羽飼うか決めて、従業員を何人雇うか決めて、エサを何にするか決めて、と自由に経営していく。あまりペンギンが沢山いすぎるとエサ代がかさむ。支払えなくなるとペンギンが死んだり、従業員が少な過ぎるとペンギンが死んだり、従業員が消えていなくなったりする。今の状況を示すために、石板か蝋板に状況を書いていると、あら不思議、帳簿つけができるようになりました、というゲームだ。

 以前、テッドが白蓮華ときのこ神殿の事務スタッフになりたいと言っていたので、用意した。お泊まり組はどうかわからないが、住み込み組は綺羅星ペンギン関連事業に就職する可能性が非常に高い気がする。だから、そんな教育があってもいいかもね、と話したら、師匠が細切れの板に文字を書き込んで、作ってくれた。細かいゲームバランスどころか、帳簿の付け方から薄っすらとした知識しかないパドマは、大変感謝した。トレイアの立て直し計画や、紅蓮華の課題達成から、料理、裁縫、武芸、土木工事まで請け負う師匠は、今更ながら何者かわからない。だが、便利なのは、良いことである。『師匠さんの可愛さに客が殺到する。入場料小金貨1枚もらえる』などと、自分で書いているのは、どうかと思ったが、見ないことにした。(英雄様が急に怒って暴れ出す。従業員が1人死んで、中金貨1枚失う。というのもあった。)

 子どもの人数が足りないチームは、大人も混ざって遊んでいたが、ゲームだからか、大人が有利ということもなかった。わざとだと信じているが、ハワードは、何度やってもボロ負けだった。どういう引きをしているのか、すぐに建物にきのこが生えて腐ったり、ペンギンが客を襲撃して廃業に追い込まれる。とても不吉だった。事前に対策をしていれば、そういったイベントカードを引いてしまっても回避できるようになっているのに、面白いように未対策の部分をつくカードを引くのだ。それをすごいな、とパドマはおにぎりを片手に見ていた。

「笑ってんじゃねぇ。すげぇ、難しいんだよ。嘘だと思うなら、やってみろ!」

「ウチ? 勘弁してよ。昼ごはん抜きだったんだよ。頭も乾かしてないし、イレさんに見つかったら、また怒られちゃうし、いないことにしといてよ」

「いいから、やってみろ!」

「しょうがないなぁ」

 パドマは、ゲームの輪に入った。なんとなく見ている間に、ゲームの流れは理解した。負のイベントカード対策を気にしつつ、細々と経営していれば、一位にはなれないかもしれないが、破産はしない。一位を狙って張り込むから、破産してしまうのだ。

「よし、従業員は1人。最恐グラントさんなら、全部1人で回せる。ペンギン焼きの開発開始。真珠の首飾りを3つ入荷。これでスタート」

「お姉ちゃん、従業員1人じゃ、開発はできないよ」

「ウチの綺羅星ペンギンは、ペンギンが1羽もいないから、できるよ。ペンギンはすぐ死ぬし、エサ代かかるし、ウザいからいらないよ」

「え? 綺羅星ペンギンなのに?」

「どうしてもダメなら、屋号を変えるよ。あ、師匠さんショーが大当たり。大銀貨1枚もらえる。暫定一位だ。みんな、どうする?」

「お姉ちゃん、強すぎ!」

 パドマは、無難な経営と良カードの引きだけで、圧勝した。師匠さんとお揃いのペンギン財布が大バズり。師匠さんが展示動物になる。師匠さんがペンギンクッキーを作ってくれる。師匠さんを見に英雄様が来館。良カードなのはいいのだが、いちいち師匠が出てくるのが、ウザいゲームだと思った。

「さっきまで、こんなカードなかっただろうよ。『英雄様が師匠さんにお兄ちゃん大好きと言う。大金貨1枚もらえる』って、どういう状況だよ。イカサマか?」

「変なカードがないか、チェックしたハズなんだけどな。ウチがイカサマするなら、もう少しまともなカードを差し込むよ」

「それもそうだな」

 パドマは、どうしてそんなことになったのか、薄々気付いている。

 パドマが昼飯抜きにも関わらず、料理テーブルに行かなかったのには、理由があった。師匠とイレが、たこ焼きパーティをしているのに、巻き込まれたくなかったのだ。だから、おにぎりを1つくすねて、ゲームコーナーに混ざっていたのに、師匠は今、たこ焼きを2皿パドマに差し入れに持ってきて、パドマの頭を拭いている。おにぎり1つでは、お腹は満たされないが、頭を拭かれていては料理を取りに行けないから、たこ焼きを食べるしかないね、というトラップなのだろう。

「お姉ちゃんのたこ焼き、美味そうだな。俺のピザと交換してくれよ」

 パドマは、腹をさすりながら唸っていたら、テッドがピザを持ってきて、たこ焼きを2皿回収して行った。心なしか、頭を拭く力が強くなった気がする。パドマの髪が抜けて、ハゲてしまうかもしれない。ハゲ。、、、てっぺんハゲ。

 パドマは、ピザをくわえていたのだが、愉快な妄想にやられて、上手く食べれなくなった。震えてまるまるパドマを師匠は怒って、イレのところへ連れて行った。

「ひいぃぃ」

 イレの背中に押し付けられたら、恐怖で笑いは引っ込んだのだが、頭を乾かさないまま宴会に混ざり込んでいたのがバレたので、またイレにお小言を言われた。何もしていないのに悲鳴をあげられ、イレの機嫌は急降下していたので、パドマを逃すことなく追い詰めた。


 白蓮華では、いつもこんな感じで過ごしているので、何を今更と思うのだが、近くの物置部屋に押し込められてしまった。頭を拭いてくれる師匠と2人きり、たこ焼きの差し入れ付きである。イレの企み的には万々歳なのかもしれないが、パドマにとっては最悪だった。

 パドマの髪は、太くて硬くて量が多い。だから、拭いても拭いてもいつまでも乾かないし、そんな長い時間ずっと腕を上げているのは、しんどすぎる。軟弱かもしれないが、自分で髪を乾かせないから、いつも人にやってもらうか、自然乾燥だ。パドマだって、テッド並に即乾くのであれば、自分でやるのだが。年々乾かなくなっていく髪を持て余している。気軽に髪を伸ばせと人に言われるが、伸びてくれば、乾かすだけで1日の5分の1くらいの時間を持っていかれるから、やっていられない。

「自分でやるからいいよ。師匠さんは、ごはんをたべてきて。あったかいうちの方が美味しいし、偏食なんだから食べれる物がなくなっちゃうよ」

 頭を拭く手は止まらないのに、蝋板が降りてきた。フタを開くと、『伸ばした髪の責任はとる』と書かれていた。

「何それ。そんな責任ないでしょ。冬は寒いから、防寒具代わりに伸ばしてるだけだし」

『自由に生きたらいい』『もう忘れていい』『全て手伝う』『髪の手入れは嫌いじゃない』『私に気を遣う必要はない』どうなっているのか、次々と後ろから蝋板が湧いて出てきた。

 髪質が違うのだろうが、パドマより長い師匠の髪は、何度ぬらしてもいくらもかからずに乾く。師匠は、髪を乾かす才能もあるのかもしれない。師匠に手伝ってもらうと、ヴァーノンに拭いてもらうよりも早く髪が乾くのだ。髪を乾かしきると、師匠は、パドマを抱いてたこ焼きを食べさせた。逃げ場もなく、救いの手もない。パドマは諦めて口を開けた。すっかり冷めて味の落ちたたこ焼きは、甘ずっぱかった。

次回、大晦日顛末

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