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たとえば少しだけ先の事が分かる未来の世界で  作者: リィズ・ブランディシュカ
第2章
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05 静寂の日々



 安全確率が下がった日は注意が必要だった。


 家の者達が機嫌が悪い。


 その時は、必ずやつあたりされるからだった。


 なぐられて、ぼこぼこにされて、笑われる。


 今まで、それがずっと繰り返されてきた。


 静かにしていれば、まぬがれる時もある。


 だから、安全確率が低い時はずっと息をひそめて過ごしていた。


 けれど、それは完全ではない。


 逆に高い日があっても、油断はできない。


 一抹の安心を抱きながらも、息をひそめ続けていた。


 家の者達の気分は、いつも急激に変化してしまうからだ。



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