表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

無題

掲載日:2021/07/24

これはクソみたいな作品なので見ない方がいいですよ

『残念ながら貴方は死んでしまいました』



そう、女神の如く美しい女性に告げられた。


突然の出来事に混乱しているが、俺がトラックに轢かれた事は確かに覚えている。

混乱しながらも納得した俺は、その様子を静かに見守っていた女性に続きを促した。


『納得された様なので続きを話させてもらいます。トラックに轢かれて死んでしまわれた貴方は、特に誰かを助けて死んだ訳ではありませんが異世界に行ってもらいます』


そんな事を言われ、せっかく取り戻した落ち着きが再度混乱へと変化した。


「異世界ってどう言う事ですか⁉︎

そもそもとして貴女は何者なんですか?」


『申し遅れました、私はただのそこら辺に居る女神です。暇つぶしに適当な人を転生させており、今回貴方がその転生に選ばれました』


ただの、とかそこら辺に、とかふざけた事を言っているが実際にこの変な空間にいるのだから神というのは本当なのだろう。


『異世界というのはですね、最近流行りの剣と魔法の世界と、貴方が今まで暮らしていた世界に酷似した異能のある世界の事です。貴方にはこの二つからどっちに行きたいか選んで貰います。行きたかったんでしょう?異世界』


確かに、トラックに轢かれた時に異世界を期待しなかったか?と問われれば、否定する事はできない。


だが、だからといって突然異世界に転生すると言われても飲み込めない。とりあえず、


「一応お聞きしますが、拒否権はありますか」


『勿論、そんなものは存在しません』


「では、何か、転生するに当たっての特典の様なものは貰えたりするんでしょうか?」


特典すら貰えないなら詰みだがどっちだろう?


『特典としては一応どんな願いも叶えてあげます。ただし!願いを叶える回数は一回だけで回数を増やす事はできません』


特典が貰えるしこの条件ならあれが言える!


「!!!!!今の言葉を絶対に忘れないでくださいね!わかりましたか!!」


『私という存在にかけて今の言葉を忘れませんし、約束を反故しないと誓いましょう』


「(言質は取った)では、俺が願うのは特典の変更です。回数を増やす事ができないという特典から、できる特典へと交換してください」


『それは、先程私が言った言葉と矛盾するのでできません』


「それはおかしいですよ、俺が望むのは回数を増やすのでは無くあくまでも交換なんですから。

一から一に変えてるだけなのだから増やしてませんし、なにも矛盾してはいませんよ?」


『!?…仕方ないですね、私は誠実がモットーなので特別にそのお願いを叶えて差し上げます』


「では、その特典で願える回数を増やします」


『いったい幾つまで増やす気なんですか?』


こんなにいい条件で転生さしてくれるんだここでは譲歩しておこう。


「大丈夫です、たったの一グラハム数でいいので」


『…はぁ。わかりましたかその数に願える回数を増やしておきます。では、今すぐに転生しますがどちらの世界にしますか?』


「満足なんで、すぐにでも異能のある方への転生を始めてください」


異能のある世界なんて今から楽しみだ!


『では、転生を始めます。向こうでは頑張って生きてください』


こんな特典を貰えたから楽に生きていけるだろう、段々と意識も薄くなって来たしそろそろか。




ん?何かが聞こえる…


『アホな人間だったなぁ。願い事の回数を増やしてあげたけど、願い事はここじゃなきゃ叶わないのに』


はぁ!?なんでそんな大事な事を先に言わないんだ!!!!!

文句を言おうにももうなにも出来ない……。



無事?、異世界に転生した俺は実質なんの能力もなく転生してしまったので、これといって何のイベントにも遭遇せず清い身体のまま第二の人生を終えた。


めでたし、めでたし

何故見てしまったんですか?

暇なんですか?だとしても無駄ですよ?

もっと有意義に人生使ったらどうですか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ