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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約5年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

【更新停止中】聖龍物語 ~ドラゴンオーブと賢者の石~

作者:紅狐
 山奥に囲まれた一軒の山小屋。
そこに住む少年ライト。

 爺さんと一緒に狩りをしながら日々暮らしていた。
爺さんは元冒険者の剣士のようで、ライトに狩りや剣の使い方など色々な事を教えていく。

 そんなある日、爺さんが病に倒れ、そのまま他界してしまう。
住む場所もあり、爺さんから引き継いだアイテムと小屋、そして剣。
一人になったライトは狩りをしながらその日暮らしをしていた。 

 ある日、夕暮れ前に山へ狩りに行くと、遠くの方から叫び声が聞こえてきた。
急いで声のする方へ行くと、オークに追いかけられている一人の女の子の姿が目に入った。

 剣を抜き、襲ってきたオークを一兆両断。
助けた女の子はガーネットというらしい。
どうやら何かを求めてこんな山奥に来たみたいだ。

 小屋につき一緒に夕飯を食べながら、お互いの事を少しだけ話す。
彼女がバッグから取り出した手のひら大の光る珠。
俺も似たようなものを持っている。

「これはドラゴンオーブ。六個集めると、賢者の石ができるって伝説があるの。ここに、似たようなオーブあるよね?」
「あぁ、持っているよ」

 俺はガーネットに引き出しから出したオーブを見せる。

「ねぇ、一緒にオーブを探しに行かない? ライトはそれなりに強いし、きっと楽しい冒険になると思うよ!」

 山奥にこのままいても、時間だけが過ぎていく。
外の世界を見るもの、悪くないよな。

「行こう。明日の朝出発だ!」

 山奥に一人で暮らしていた少年、ライト。
賢者の石を夢見る少女、ガーネット。

 二人のオーブを求める冒険が、今ここに始まる。

――

「ライト……。これが最後のオーブなんだね」
「あぁ、長かった。でも、これで最後。早く手に入れて地上に戻ろう!」
「うんっ!」

 俺はガーネットの手を取り、その目を見つめる。
長かった、本当に長かった。でも、これでガーネットの夢がかなう。

「あ、あのね、ライト……」

 少し涙ぐんだガーネットは背伸びをして俺をのぞき込む。

「ん? 何? どうした?」
 
 だんだんと近づくガーネットの顔。
もぅ、鼻と鼻がくっつきそうだ。

「え? ガーネッ――」
「目、閉じてよ。恥ずかしいじゃない……」

■■■■
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