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つくってアクヤク!!――あっくやっくさぁ〜ん――
なんか小説を書くコツとかを教えてくれる小説ってあるじゃない。
まあつくってワクワクのパロがしたいだけの私には無理な話だったんだけどさ……
「ふんふーん♪ふんふー♪ふふふんふーん♪ふふーん♪ふふふーんふーふんふふふん――」
「あっくやっくさぁ〜ん♡」
「やぁ、ゴスロリ。今日も絶望的に気持ち悪いね」
「酷いやアクヤクさん。ボクはこんなにもゴスロリを愛しているのに!」
「ゴスロリくん、男らしい男の子がゴスロリファッションに身を包んだときの破壊力を君は知るべきだよ」
「ボクは諦めないぞぉ〜。それよりもアクヤクさん何をしてたの?」
「今日はね、異世界モノに良く出てくる三下の悪役をつくってたんだ」
「三下の悪役!?そんなの適当に書いたら終わりじゃないか」
「ふふん、そうかな?それじゃ異世界三下悪役の代表格、盗賊、素行不良の冒険者、貴族の三男坊を用意したよ。それじゃゴスロリ、書いてみてよ」
「わかったよアクヤクさん