表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/15

送春

曾過野寺緑陰繁

今日再来空断魂

落托十年都似夢

飛花無限已黃昏


(かつ)て野寺を(よぎ)れば緑陰 (しげ)

今日再来して空しく断魂(だんこん)

落托(らくたく)十年 (すべ)て夢に似たり

飛花無限 已に黄昏


以前にこの寺にやってきたときには、緑が生い茂っていた

今日再び来てみて、空しく感慨にふけるばかりだ

気ままに過ごしたこの十年はまるで夢のようだ

終わりなく飛び続ける花を見ていたら、とっくに夕暮れになっていた


断魂=深い感慨をおぼえる

落托=落ちぶれた様子と自由奔放な様子の意味があり、どちらの意味で取ってもらっても可。


※推敲

承句、来を尋に変更。

「今日再び尋ねて空しく断魂」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ