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初夏

雙雙燕子知春盡

泛泛漁舟覺日斜

野客尚存初志否

水村四月路傍花


双双 燕子(えんし) 春の尽くるを知り

泛泛(はんぱん) 漁舟(ぎょしゅう) 日の斜めなるを覚ゆ

野客(やかく) 尚 初志を存するや否や

水村 四月 路傍の花


ならび飛ぶ燕、春も終わったようだ

ただよう釣り船、日も傾いてきている

おれはまだ若い頃の初志を忘れずにいるだろうか

水辺の町の初夏に咲く、道ばたの花よ


前二句が対句になっている前対格の七言絶句です。

野客は野に住む人、在野の人、隠逸の人。ここでは作者自身。

四月は旧暦なので現在の五月くらいになります。

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