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初夏山行
草樹萋萋爽氣盈
尋蹊獨踏綠苔行
憑高望遠天空闊
雲外飛鳶澄一聲
草樹 萋萋として 爽氣盈つ
蹊を尋ね獨り綠苔を踏んで行く
高きに憑り 遠くを望めば 天 空闊
雲外の飛鳶 一聲澄む
草木が勢いよく生い茂って、爽やかな空気だ
道を探しながらひとり、苔を踏んで歩いていく
高い所から遠くを眺めやれば空はあまりに広くて
雲の向こうのトンビが澄んだ鳴き声を響かせた
初夏の山登り。鳶は漢詩ではあまりよろしくない鳥のように思われることが多いようですが、ここでは高く響く笛のような鳴き声が綺麗だとしております。




