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第十三話 パトリシアのパパ現れる

──それは怨嗟から始まった。


 飢えている。腹を空かせている。幽鬼のように目ばかりギョロギョロとさせている。血走っている。危険だ。危険。溢れる溢れる山から里から腹を空かせたイナゴのように。食い物だ。食い物を寄越せ! 倒せ。倒せ。倒して奪え。持てる者は全て敵だ。天と地を引っ繰り返せ。叩け! 壊せ! 叫べ! 俺たちの命の声を聞け!


 予言者は言った。まもなく救世主が現れると。


 類い稀なる美しさを持つ少女が現れた。彼女は言った。

「わたしはあなた方の味方です」と。怖れず、気高く、神々しく。

 

 もはや激流は止まらない。

 数十万の群衆が帝都を目指し行進しているのであった。

──パトリシアがライザと星を眺めていた頃、帝都の一角、とある貴族の館。


 紋章もなにもつけていない馬車が男爵の家を訪れていた。明らかにお忍びの様子である。

 乗りこんでいるのは壮年の痩せ形の紳士。装いも立ち居振る舞いも見事なものだ。高等教育を受けている者の所作であった。少し額が後退しているのは年相応というところか。だが、その瞳は知性を多分に含んでいた。


 誰あろう。この人物こそが時期宰相とも噂されている宮廷貴族、セザール・ルブランである。パトリシアの婚約者、ピエールの父親である。


「なんだ。まったく警備になっていないではないか」

 車寄せに降り立ったセザールは独りごちる。

 辺りを見回しても、警護の私兵どころか、召使いの姿も見えず、不用心この上ない。今、この屋敷に天下を騒がしている重大な張本人が幽閉されているのにである。


 押っ取り刀で応対に出て来た、この男爵家の家令に来意を告げると、主人の下へ案内される。

「やけに警備が薄いようだが……」

 とセザールは先ほどから思っていた疑問を口にする。


 すると如何にも誠実を絵に描いたような家令が。

「旦那様の言いつけでございます。当家の『お客さま』を監視することなど到底不可能。これは私どもだけではなく、帝都の他のお屋敷でも無理でございましょう」


 言われてみれば合点がいった。確かに、普段は温厚だが、一度スイッチが入ると獅子のようになるあの男を止めることなど不可能だ。

 

 むしろ客人のようにもてなし情に訴えた方が上手くいくものであろう。さすがは老獪と噂されるこの家の主人である。

「それは正直なことだ。これではさすがのあの者も逃げ出す訳には参るまい」

「あのお方は誠に素晴らしい人物でございます。お世話できることを当家の者、皆が嬉しく思っております」


 それは、どんなものだか。この屋敷の狸親父の家令が言う事だ。決して鵜呑みにはできないとセザールは勘ぐる。


 セザールが豪奢な繕いの居間に入ると、その『客』はいた。


 屋敷の主人である髪に白いものを混じらせた男爵とチェスを指している。本当に一見するとどちらが主人だかわからない。それほどまでに見事にリラックスしていて場に溶け込んでいた。横では彼の愛妻マーガレットが刺繍をしている。


 骨太でガッチリとした体躯の偉丈夫である。セザールの二十年来の友人だ。名は辺境伯アレクサンダー・ベイグラハム。パトリシアの父親であった。

 上機嫌でニコニコと笑っている。肌つやも良さそうだ。明らかに賓客としてもてなされている。まるで虜囚には見えない。


(こいつは一体……。)


 セザールは頭が痛くなった。のほほんとしているアレクだが状況をわかっているのだろうか。


「よくおいでくださいました」と老男爵は挨拶をする。笑みを見せてはいるが腹の内は知れない。枢密院の自分が訪れても顔色一つ変えなかったところをみると、案外、この訪問を予想していたのかも知れない。


(急ぐ必要がありそうだな)

 とセザールは改めて思う。


「よう。久しぶりだな。お前も一局どうだ?」

 とアレクサンダーは盤面を指さす。


 セザールは苦笑いを浮かべながら。

「なんだか自分の家のようにくつろいでいるな。少し太ったか?」

 

「いやあ~。男爵がよくしてくれてな」

 とアレクは男爵に顔を向ける。


「これはもったいなきお言葉。武門名高い辺境伯を泊めたという栄誉に勝るものはないですからな……」

 と笑う。どうみても狸親父にしか見えなかった。

 

「さて、それでは……」と男爵は立ち上がると。 

「……積もる話もありましょうから」と部屋から出て行く。


「すみませんなぁ~」

 セザールは狸親父を見送ると……、今までの笑顔を真顔に切り換えて。

「アレクよ。お前ならいつでも出られただろう? その気はないのか」

 と咎める。


 アレクサンダーは事も無げに。

「悪法でも法は法だ。その決定にワシは従う」


「お前はまだブラウニーのことを引きずっているのか? お前、このままだと死ぬぞ」


「本来なら十数年前に無くした命だ。後悔はない。それが殿下に対するワシのケジメだ」


 


──ミルフィーナの父親、ブラウニー・フォーク・アリューシアは王位継承権第七位を持つ皇族であった。


 セザールとアレクは、十五歳の春に入学した帝国の貴族学園で殿下と同部屋となった。その時からの友人だった。


 何か問題にぶつかるとすぐに腕力で解決しようとする脳筋のアレクサンダー。そして知略を巡らし、それをなるべく有効な方向に向かわせたのが軍師であるセザール。この一癖も二癖もある武と知の二人を抱えたのがブラウニー殿下であった。

 

 底がまったく見えない方であった。セザールはいまだに思う。あれ程の人物は会った事がない。もし、ブラウニーが皇位についていたら……、と思うと無念でならない。


 学生時代は本当によく悪さもした。学園のクラス別対抗馬上槍試合で開学以来の二十連勝という記録は未だに破られていないはずだ。それもひとえにアレクの腕力とセザールの知力。そして、何よりもブラウニーの器量の大きさであった。


 この頃、アレクとセザールはお互いに子供が出来たら将来結婚させようと話し合っていた。それがパトリシアとピエールなのである。


 学園卒業後、しばらくして謀反の疑いでブラウニーが皇位をはく奪され蟄居閉門させられた。その実態は明らかにブラウニーの力量をうとましく思った一部選帝侯の仕業であった。皇帝陛下は馬鹿でなければならない。それが宮廷に巣くう魑魅魍魎の合意であった。


 パトリシアの父、アレクは激高した。

 兵を集めてブラウニー奪還を企てようとした。敵の力量を正確に推し量っていたセザールは自重をうながす。でも、アレクは聞く耳を持たない。「俺ひとりでも、殿下を救い出す」と言い張る。セザールも腹を決めた。


 犬死にはご免だが、綿密に計画を立てれば何とかなるだろうと思っていた。自分の才に溺れて思い上がっていた。若さのせいにはしたくはない。


 セザールは伝手を頼り、幽閉中の殿下に面会した。その時に言われたのが『悪法でも法は法だ。民が苦しむのなら立ち上がるべきだが、これは単なる王位継承の問題だ。こんなことで国を二分してはならない』と殿下は静かな口調で諭すように語った。


 セザールはアレクに殿下の意思をどう伝えるか悩みながら帰路についた時にブラウニーは動いた。


 突然、高等裁判官を呼びつけると。

『確かに自分は謀反を企てた。馬鹿者共め、俺を皇位につければマシな暮らしをさせてやったものを』と、ウソの自白したのだ。


 ブラウニーは反逆者として処刑された。


 アレクはそれから変わった。時に粗暴とも野卑とも言われた言動が影に潜み、その巨漢を常に柔和な笑みで纏うようになった。


 何よりも、帝国の法を重んじるようになったのだ。


「俺たちは殿下に救われた命だ。だから、殿下の意思が民の幸せなら俺はそれを護る。それが俺の矜持だ」


 こうして帝国の北方の守護者と呼ばれるまでになったアレクサンダー・ベイグラハム辺境伯という人物が出来上がったのである。



 セザールはアレクに。

「最近、わかったのだがブラウニー殿下には娘が残されていてな。男爵家に養女に入ったそうだ」


「そうか……。殿下の忘れ形見が生きていたのか……。会いたいな」

 と、アレクは懐かしそうに目を細める。


「今、彼女はノルドの城壁都市ガウリンの新領主マカロンの婚約者となっているらしい」


「ガウリンの新領主? マカロン? 誰だ? それは?」


「廃嫡王子だ。お前……。まさか、知らぬのか?」

「知らぬ。興味がない!」

「威張るな! お前はもう少し、政治や世間に関心を持て、そんな事だから今回みたいに足を引っ張られる」

「うぬぬ」

 と歯ぎしりをするアレクである。


「もしかして、アレクよ。パトリシアがお前を助ける為に帝都に向かっていることも知らぬのではないか?」

「なんだって? パトリシアがだと!?」


「そうか……。知らなかったのか。さすがは男爵だな。お前の耳には入れなかったとは」

 セザールは先ほどの狸親父の顔を思い浮かべる。


「ぐぬぬ! 家令のロズベルトをつけていたというのに。まったく無茶をしおって、一体誰に似たのだ!」

 と顔を紅潮させるアレク。


「明らかにお前だろう。後先考えずに行動するところは昔のお前さんにソックリだ……。おいおい、その気色の悪い笑みはなんだ!」


 しかし、最近年頃の娘との距離を掴みかねていた父親(アレク)のにやつきは止まらない。自分を心配して娘が助けに来ると聞いただけで、この脳筋親父は感動してしまっていたのだ。

「ああ、すまん。まだまだ子供だと思っていたのだがな……」


「いろいろとやらかしたみたいだぞ! 今や、聖女だとかエレイン・ノルドの生まれ変わりだとか……」


 アレクは嬉しそうに頷きながら。

「そうか。そうか。ワシも見たかったな」


「のんきにしている場合か! お前の娘は『民を助ける!』と宣言したばかりに、今や反乱軍の旗頭に祭り上げられ、その軍勢が帝都を目指しているのだぞ。おまけにうちのバカ息子も……」


「なんだって? もう一度言ってくれ!」

「……馬鹿息子のピエールは十日程前に、パトリシアを助けに行くとか言って出奔したわ」


「いや、そこじゃない! 娘は……、パトリシアは何と言ったのだ?」


「暴動を起こした民衆を討伐しようとした帝国軍の前に立ち『民を誅する者は、剣のサビにしてくれる!』と言い放ったら……しい。て、おい、どうしたアレクよ。突然、立ち上がって……」


「パトリシアの加勢にまいる。民の敵は我が敵だ。ワシが討ち滅ぼす! おい。マーガレット出るぞ!」

と、今まで会話に加わらず黙っていた妻に呼びかけると。

「はい、行きましょう。ノルド貴族の力をみせてやりましょう」

 と、マーガレットも刺繍を放り投げ、腕まくりを始める。


「似た者夫婦か! まあ、誘いに来たのは事実なのだけどな」

 セザールは呆れたという風に首を振る。


「よし、ならばサッサと出発だ! 作戦は……任せる」


「おう。任された」

 思わずズッコケそうになったセザールだったが何とかこらえた。



 三人が部屋を出ると、武具を纏った男爵が手勢を引き連れ。

「それがしもお伴しましょう。ちなみに辺境伯のご子息さまにも連絡を通しておきました。すぐに合流できるでしょう」


 ………………。


 三人はお互いに顔を見合わす。


 やはり、狸親父だった。セザールは思うのだった。



☆    ☆    ☆


 一方、忘れてはならない人物がいた。パトリシアの婚約者であるピエールである。彼はその生まれ持った合理的な判断で帝都へ向かう群衆の中にいた。パトリシアの行方を追ってる内に、聖女の話を聞きつけ合流したのだ。


 彼の両脇には、馬上槍試合の時、パトリシアの仲間であった郷士のベルトラン一行や姫騎士のプラムたちも混ざっている。パトリシアが帝国軍に対して見栄をきった騎士道に皆が心の底から共感したからだ。

 合い言葉は『騎士道とは強きを挫き弱きを助けることである』だ。


 ちなみに、ピエールは武術は人並みである。しかし、彼はそれを補ってあまりある優秀な頭脳を持っていた。もはや、この烏合の衆にあって、庶務・会計・武具・糧食など主計仕官として無くてはならない存在になっていた。


「はあ~。目が回る~う!」

 ピエールの超人的な活躍もあり、群集は着実に帝都へ近付いている。でも、ピエールが働けば働くほど仕事が増えていくのは何故なのかはわからない。


 ピエールは頑張る。愛するパトリシアの為である。早ければ明日にも帝都へ到着できそうであった。

(特別編──パトリシア八歳の時の話なのです。)



「おっほほほほほっ! ここにある卵とミルク、全部いただくわ」


 帝都にある高級食材を扱う食品店です。


 美しい亜麻色の髪を靡かせ、少し釣り目な顔立ちをしている少女が店先で吠えています。


「おっほほほっ。お金に糸目はつけませんことよ。いいから、早く包んでちょうだい!」


 手の甲を上にして口にあて完璧なおほほ笑い。可愛い顔して言ってることはえげつないです。誰あろう、お察しの通りこのお方がパトリシア・ノルド・ベイグラハムお嬢さまなのでした。世が世ならばお姫さまであったりもするアリューシア帝国、北方の守護者辺境伯ベイグラハム家の長女です。


 パトリシアお嬢さまは、婚約者であるピエールくんの誕生日プレゼントに手作りプリンを贈ろうと思いついたのでした。


 そもそもお嬢さま。少しおしゃまでおてんばで、乗馬も剣術も大得意。大抵のことならば、何でも一発でこなすハイスペックな美少女なのです。

 そしてそして本人は頑として認めませんが、実はピエールくんのことが気になって気になって仕方なかったりするのです。


 うんうん。でも、そのことを指摘すると顔を真っ赤にして、プンプンするので周りはみんな知らぬふりをしているのですね。


 さてさて、パトリシアお嬢さまです。帝都にある別宅に戻りますと、家族全員一族郎党、召使いから飼っている犬猫カナリアに至りますまで厳重に『立ち入り禁止』を申し渡します。そして「覗いたらダメよ! 絶対! 絶対! 絶対ですよ!」と宣言して厨房にこもります。


 以前、うっかりとパパであるアレクサンダー辺境伯が覗いたところ、ひと月ほど愛娘から口をきいてもらえないという目にあったので誰も近付きません。


 ですからマーガレットお母さまも武装侍女のマーシャもほったらかしにしております。


 ところがです。午前中に籠もったのに、午後の三時を過ぎても出てまいりません。仕方ないので、お昼ご飯は野外演習で食べるレーションで済ましたベイグラハム家の面々です。うんうん。この臨機応変ぶり。さすがは帝国随一の武家の名門と言われているだけのことはありますね。


 ところでパトリシアです。いったいプリンごときでどうしたのでしょうか?


 実はお嬢さま、多分に漏れず、お料理関係が壊滅的にダメなのでした。現に今、頑張れば頑張るほど、プリン方面とは違う物質が出来上がるのです。不思議なのですが現実とはえてしてこういうものなのです。


 つ、疲れた……。


 卵を撹拌しすぎて、もう腕も痛いのです。


 お腹……空いた。


 無我夢中で何も食べていませんでした。


 プリン……。できない。せっかくのピエールへのプレゼントなのに。

 そう思ったら、なんだか鼻の奥がツンとして、ジンワリ目頭が熱くなります。


 (ああ、わたし泣いてるんだ!?)


 そう気がつきましたら、もうイケません。ポロポロ涙が零れ止まらないのです。口惜しいのです。切ないのです。自分はプリンも作れないドジでダメな女の子なのです。


 床にペタンと座り込み、どれほど時間が立ったでしょう。


 ポンと温かい手が頭にのりました。


 えっ!? 


 顔を上げるとピエールくんが微笑んでいます。夕日で横顔を黄金色にしながら、白い歯がキラリとこぼれています。


「ボクにまかせて。得意なんだ。プリン」

 そう言うとパトリシアに小鍋で温めたホットミルクをすすめます。パトリシアは椅子に座ってちびりちびりと口をつけます。ブラブラさせている自分の足が長い影となり揺れています。

 ピエールくんは、せっせ、せっせと魔法のような手捌きです。クルクル動いてカチャカチャ回し湯煎をして、目の前であっという間にプリンの完成です。


 さて、試食です。


 ああ、美味しい。

 思わずため息が出ました。とても優しい味なのです。凄いのです。思わずピエールくんを見てしまいます。ダメです。惚れてしまいそうなのです。

「なに? ボクの顔に何かついてる?」


 パトリシアはブンブンと顔を横に振ると。

「べ、別になんでもないわ。こ、こ、このプリンまあまあじゃない」

 と、なぜかアタフタしながらシャカシャカとスプーンを動かします。


 すると、ピエールくん、持っていたプリンをテーブルに置くと。

「ボクはプリンも好きだけど、パトリシアはもっと好きだよ」


 ピエールくんは直球です。剛速球なのです。彼はカーブもシュートも放りません。チェンジアップもフォークも知りません。真っ直ぐ一本、それが彼の良いところなのです。


「…………」

 ほら、見てご覧なさい。パトリシアお嬢さま。耳まで真っ赤にしてうつむいてしまいました。

 しかし、ニブチンのピエールくんは頓着しません。空気を読まず、追い打ちをかけます。

「あっ!? ホッペタにプリンついてるよ! お子ちゃまだな~。パトリシアは……」


 そう言ってパトリシアのホッペに口を寄せると……、チュッと吸い取ってしまいました。


 ドカーン! 

 火山のような噴火音が聞こえました。


「もう、バカバカバカ! ピエールのエッチ! スケッチ! ワンタッチ!!」


 ぽこぽこぽこぽこ!!!!


 夢中でぽこりました。


「えっ! どうして! なんでぶつの? 痛い! 痛い! ボク痛いの~!」

 厨房に天然ジゴロの悲鳴が響くのでした。


 それはそれは、今から六年前の出来事なのでした。

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