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本当の愛を知ったなら、

本当の愛を知ったなら

作者: 葛西沙耶

ふわり、舞い落ちる雪を見た。

こんな日は、彼と手を繋いで歩いたものだ。


ふわり、揺れる栗色の髪を見た。

今年はあの少女が、彼の隣にいる。


身を寄せあって、囁いて

愛しそうに、語らって


声も

視線も

言葉も

心も


かつてはわたしのものだった。

今は彼女のものである。


本当の愛を知ったんだ

どうか、僕と別れてくれと

語った笑顔は残酷ね


だけど、あなたが望むなら

あなたを確かに手放しましょう


大好きなひと、愛しい貴方

貴方の幸福を願います

それが、わたしの愛だから

最後までお読みいただきありがとうございました。感想等いただけると幸いです。

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