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戻れない一歩の前で

作者: シキカン
掲載日:2026/04/08

あれっ?ここ…。あっ、ユーヤの家か。

夏休みだし「親居ないからって遊びに来いよ」って言われて、ゲームして、お菓子食って…。

みんなその辺で寝てるな。なんか飲もっかな。

「んっ…。和也くん?」

あっ、ヤバっ。マナミさん起こしちゃった。

「起こしちゃいました?ごめんなさい。飲み物取ろうと思って」

「ううん、大丈夫。私も何か飲もうかな」

ビックリした…。マナミさんがユーヤの部屋にいるなんて。…それにしても、いくら暑いとはいえブラトップにショートパンツで高校生の男子たちと雑魚寝してたら危ないだろ。僕じゃなかったら襲われてるぞ。

「んっ?なぁに?じっと見て。お姉さんに興味ある?」

「えっ、いや!そんなことは…。」

そう言いながらも、目を逸らさない自分がいる。

ダメだと思っているのに、期待してる自分もいる。

「でもここ、大きくなってるよ」

頭が真っ白になる。

やめなきゃいけないのに、体が言うことを聞いてくれない。

「ちょっ!やめてください!触らないで!」

マナミさんがどんどん近づいてくる。

避けようにも隣にはユーヤが寝てるし。

「…捕まえた」

妖しい笑みを浮かべているのに、目が本気のように見えた。

頭が冷えていくのに対し、体はどんどん熱を帯びていく。

「…こういうのは、好きな人とするもんでしょ?」

「ふふっ。そうね。私は和也くんのこと好きよ。和也くんは私のこと好きじゃない?」

「いや、好きですけど…。でも、そうじゃなくて…」

「なら何も問題ないじゃない。ねっ?」

本当にそれでいいのか?

頭では否定しているのに、言葉が喉につっかえて出てこない。

マナミさんが僕の上でブラトップを脱ぎ、まるでこれから獲物を射るような獣の顔で僕を見ている。

僕は戸惑いと興奮で、どうしていいのかすらわからない。

逃げたいのか、このまま溺れたいのか、それすらもー。

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