表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/7

小説ライトノベルレベルアップ講座!【企画&構成の極意】感想

先日、BookBaseさんが開催したラノベ書く人向けの講座です。

その感想。


・・・よかったです!

一つ、私にとって大きな問題が解決した!

だから参加してよかった!

もしこの講座で話された内容を知らないままだったら、と思うと、めちゃくちゃ価値があった!




「長年の疑問が解決したこと」について、以下で説明します。






ちなみに、講座の内容は、

第一部:ラノベの企画について

第二部:ラノベの構成について

第三部:ラノベのテーマについて





何がよかったか、というと、一番は、三部構成の講座の三つ目の部分。ライトノベル(物語)のテーマについての話。この部分だけでも、めちゃくちゃ価値があった。

ラノベ以外(マンガや文芸など)を書くときも絶対に役に立つ内容だった。




んで、私がよかったと思う第三部について、語る。


ラノベに限らず、文芸小説でもマンガでも、物語にはたいてい「テーマ」がありますよね。

これは「家族愛」についての物語だ、とか。

これは「命の重さ」についての物語だ、とか。

または「この作品のテーマは百合だ」とか。

「この小説のテーマは青春だ」とか。

・・・百合ってテーマなのか? いや、ジャンル? なんか、よくわからんよね? そんなふうに思う事ないですかね??


ラノベを書くにあたって、私は、テーマというものをどう扱えばいいか、今ひとつわからないでいた。

「テーマは作品を書き終わったら、勝手に生まれてくるものだ」

とか

「テーマは作品から読者が勝手に見出すものだ。作家が押し付けるものじゃない」

とか

「そもそも面白ければいい。テーマなんていらない」

とか、

そんなことも耳にしたことがあります。


で、私が小説を書いているときに、なんとなく「青春」っぽい小説を書いていると、


小説の中には、


恋愛要素もあるし、

少年少女の成長もあるし、

将来や人生への不安や迷いもあるし、

家族関係や友人関係の難しさもあるし、


・・・青春っぽい要素がいろいろ出てくる。んで、


「これ全部、青春っぽい要素だし、問題ないのか?」

「テーマは何? 恋愛? 人間関係? 成長? 迷い? それともやっぱ『青春』?」


結局、私は何が書きたいんだ???

いや、これ全部、書きたいことだけど、このままでいいのか??? テーマ多すぎ? っていうか、これらはテーマなのか??

最初から、書くべき内容を絞って書いたほうがよかった??

あとから出てきた要素は、このまま入れておいてOK???


・・・よくわからん!

ええい、書いてしまえ!!!


みたいになることがあります。


んで、創作論の本を読んでも、「小説のテーマ」について、わかりやすく、腑に落ちる説明をしてくれているものが、ない! (私が読んだけど理解できずに見逃してる可能性はある)

なんかテーマらしきものが、いっぱい出てきて、どうしていいのか、わからないとき、それらをどうやって扱えばいいのか、解決すればいいのか、教えてくれる創作論を見たことがない。


しかし、この講座の第三部で、私は初めて、この問題について、納得ができました!!

今後はうまくやれそうな気がする!!


そんな感じでした!


なので、私にとっては、めちゃくちゃ価値がある講座でした。

6,600円でこの問題が解決したのは、安いと思ってる。

創作論の本を20冊(たぶん4~5万円くらい?)読んでも解決しなかった疑問、悩み、問題が解決したので!





以下は、どうでもいいこと。おまけ。



私は今まで、20冊くらい創作論の本を読みました。

創作論の本を読むのが好きです。読むと執筆のモチベーションが上がるので。


創作論の本を買えば、今回の講座の内容は、一部、似たようなことが書いてあったりもします。

なので、その部分は復習と割り切って、講座を眺めていました。

話す講師とか著者によって、言葉や説明の仕方は異なりますが、本質は同じ、というわけです。

これについては、創作論の本をいくつも読めば、すぐに、そういう世界なんだとわかるから、内容がかぶっても別にかまわないと思います。どの創作論の本も、言ってることはだいたい同じです。20冊読んだから、「ああ、やっぱりこういうふうに考えるんだな~。結局同じなんだな~」って思うのは、何度も何度もあった。

じゃあ、どうして何冊も創作論の本を読むのか?

それぞれの講師や著者によって、微妙に異なるところもあるので、自分に合ったやり方を探すには、いろんな創作論について知ることは価値があります。

あと、それぞれの講師や著者によって、挙げる例が違ったり、語り口調が違ったり、あとは純粋に読み物として面白いから。あとモチベーション上げたいから。

おれ、それもう知ってるぜ、ほかの本で読んで理解しちゃったぜ、やっぱ俺っていけてるぜ・・・みたいな。



講座は三時間で6,600円(税込)なので、高いと感じるか安いと感じるかは、もちろん人それぞれですが、・・・「創作論の本を一冊も読んだことがない人は、先にそういう本を読んだほうがコスパはいい」と、はっきりと言っておきます。本を買えば、もっと創作の基礎的なことが、より細かく書いてあるし、値段も2,000円とかで済みます。どう考えても本のほうが、コスパがよい。

その上で、もっと色々知りたいとか、復習したいとか、本に書いてないことも聞きたいとか、チャットしながらわいわい創作の勉強したいとか、創作論を踏まえた現場の実情まで聞いてみたいとか、そういう欲がある人には、価値があるかなと思います(といっても、講座はもう終わったので受けられないですが。次回またこういう講座あるかな?)。


創作を初めて間もない人も講座を受けていたようで、しかもいろいろ目から鱗だったと言っていたので、もちろん創作初心者がいきなり講座を受けるのも全然アリです。お金に余裕があるとか、本で創作論を読むのは大変だとか、そういう人もいると思うので。


講座の内容は、ちゃんと創作初心者でも上級者でも、役に立つ、すぐに使える内容だったので、誰が受けても大丈夫っていうことは間違いない。ただコスパの話をすれば、初心者なら創作論の本のほうが安上がりだ、ということ。

あとは、「そんなこと知ってる! 他の本にも書いてある!」とか思う人はいるかもだけど、創作論の本質は同じって考えれば、初めからわかりきったことだよね。




最期に、料金とかコスパを含めて考えると、


「創作論の本を買って読むよりはちょっと高いけど、ここでしか得られないものがあった。長年の疑問が解決した。なので、めちゃくちゃ助かった。無駄な投資ではなかった。このくらいの金額なら、年に1、2回だったら全然アリ」


・・・というのが率直な感想。以上。



ちなみに、BookBaseという電子出版社さんは、小説家のコミュニティーを運営していたり、電子書籍を発売してたりします。

こっちのコミュニティーも面白いのでぜひ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ