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04.誘われてしまいました

 どうしましょう……あのお二人から夕食に誘われてしまいました。

 やっぱり今までの態度とか怒られるのでしょうか。最初にお会いしたときにレベルの測定などでとても失礼な態度を取ってしまいましたし……。でも怒って当然の事もありましたし……ペンとか……。

 イキョウさんが嬉しそうなのも、私を逃がさないための嘘かもしれません。あのお二人は指輪の効果がありませんから、私を簡単に騙せます。……緊張してきました。怖いです。でも一度行くと言ったのに後で断るのはちょっと……。それにシアスタちゃんにあんな顔されたら断れません……。


「いーなーローザ先輩」


 今の時間帯はギルドに人が少ないので、レイラさんがこちらに来ていつものように雑談が始まります。


「羨ましいなら代わって欲しいです……」


 つい心の声が漏れてしまい、はっとします。


「……? ローザ先輩、今何か言いましたか?」


 声は小さかったのでレイラさんの耳には入ってなかったようで安心しました。


「いえ、何でも……。そうです!! レイラさんも参加したいのなら、私から伝えてみましょうか?」


 イキョウさんとソーエンさんの力のことはスノーケア様の命令により口外禁止になっています。ということは、レイラさんがいればあのお二人は叱ることができず、もしかしたら普通のお祝い会で終わってくれるかもしれません。


「いやー、あのイキョウさんの喜び様を見たあとでそれは無粋ってもんですよぉ。私は遠慮しておきますね」


 ああ……ダメでした。よく考えれば、レイラさんを利用しようと思ってしまった自分が恥ずかしいです。


「分かりました……。ところで、何が無粋なんですか?」

「それはぁ――内緒です!!」


 質問責めをすれば聞き出すことは出来ますが、仕事に関係ないようなことを聞き出すなんて審議師として恥ずべき行為なのでやりません。


 いつまでもうじうじしていられません。覚悟を決めましょう私。

 私が怒られることよりも二人が怒ることをするの方が多かったのですから、失礼な態度を取っていたこと以外で怒られたら反撃します。

 夜まで、夜までには覚悟を決めましょう。今はまだ早いですもんね。

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