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無計画なオレ達は!! ~碌な眼に会わないじゃんかよ異世界ィ~  作者: ノーサリゲ
第五章-そんなに疲れさせないでよ異世界-
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48.霧抜け

 ―――――――――――――なんてこったい。いや、もっと<生命感知>の範囲を広げてしっかり確認しないと…………なんてこったい。


 現在オレ達は、<生命感知>によってモンスターの動向を逆算し、発生源を探っている真っ最中だった。


 霧を進むごとに段々と方向が絞れてきて、確実に発生源に近づいて来ている。


 霧の奥地、多分この領域の中心部に発生源が存在していて、尚且つ発生源は『一つor一箇所に集中している』ってことまでは分かっている。


 中心部に近づくにつれ、あたりの木々は減っていき、ひび割れた灰色の地面と岩だけが不良な視界に映るこの寂しい景色。そこでオレは足を止めて立ち止まる。


「どしたんスかパイセン?」


「止まるな、進め」


 先導していたオレの背後では足を止めたことに疑問を抱いたヤイナと、ぶっきらぼうに命令をしてくるソーエンが続けざまに声を上げた。


「いやぁ……マジでなんてこったい……。ヤベーぞ、この先、多分三キロ先くらいに大量の反応がある」


「モンスターの群れっスか?」


 群れ。多分言い様によっちゃ群れではあるのかもしれない。ただし他の言い方もあるだろう。


 円状に密集してる大量の反応、その中心には嫌な反応がある。あの魂が凝縮されているような、核持ち特有の反応だ。<生命感知>の範囲を広げてすぐに引っかかったけど、特に感知に対しての反応が無いところを見るとこちらの存在はまだバレていないはず。


 とにかく今は思考よりも報告を優先しよう。


「これぇ……いやぁ……えぇ? マジで何体居るの? もう訳わかんねぇぞ」


「なんなんスか、どしたんスか」


「うーん……。三キロ先に大量の反応あるって言ったじゃん? その反応が多すぎて何体居るのか数えられない。確実に十万は居るわ。もう群れってより軍よ軍。みっちりぎっしり詰まってる」


「ぐへー……そりゃまたダルそうっスね。あたしの魔法で殲滅するっスか?」


「止めた方が良いな。中心に核持ち居るから、もしその反応がオルセプスだった場合魔法反射されてオレ達がくたばっちまう」


「核持ちが関わっていることは確定か。どうする、このまま進むか、撤退か」


「あの数のモンスターを真正面から相手するのはチョットなぁ……。モンスターだけか核持ちだけのどっちかなら良いんだけど、両方居るとなると戦況厳しいぞ」


「じゃあ撤退っスか?」


「いや、ここまで来たならオレが<隠密>で潜行して核持ちが本当にオルセプスなのかを確認しておく。確認後に作戦を練ろう。

 まさか単独で居ると思ってたのに防衛線築いてるなんてなぁ……」


 単独だったら多少苦労しようとも何とか倒せただろう。それくらいにはオルセプスとの戦闘経験がある。でも、周りに万越えのモンスター軍が控えてるとなると話は別だ。


 ヤイナの範囲魔法じゃ反射されて終わるし、同じ魔法職のナトリを呼んだところで結果はヤイナと一緒だ。あの軍の中心にオルセプスが居る限り、広範囲魔法で一掃することは出来ない。


 だからここは情報集だけをして一旦撤退が最善の判断だろう。


「たっだらあたし達はここで待機っスね」


「それでお願い。カニ君達もここで待ってね」


「「ファック」」


 情報収集はオレだけで行く。


 この視界不良の霧の中ではオルセプスの近くまで潜行する必要があった。でもそのためにはまず周りのモンスター軍の中を抜けなければいけない。だからここは隠密能力に優れてるオレだけで行動した方が良い。


「何かあったらチャットですぐに連絡しろ」


「あーい。じゃ、行って来るわ」


「はいはーいっス。お気をつけて行ってらっしゃい、パイセン」


「「ファッ」」


「くれぐれも無理はするな」


「あいよ」


 オレは皆の声を背に単独で霧の中を潜行することとなった。


 * * *


 視界不良の中、ひび割れた灰色の地面をただひたすらに、ニンジャ走りで駆け抜ける。


 <隠密>を使っているから何者にも捕捉されることはない。だから安心して走行できる。


 相手に気取られないよう、念のため<生命感知>は切ってあるけど、大体の位置は把握してるから迷うことはない。でも、念には念を入れて大きく迂回しながら目的地を目指す。オレの方向感覚なら、たとえこの視界不良な霧の中でも迷わない。


 足元には、どこまで走ってもずっとひび割れた灰色の地面だけが続いている。人の気配などあるはずも無く、風を切る落としか耳に入らないこの空間。普通の奴なら自分が今進めているのか、それとも同じところをグルグルしてしまっているのかすら判別がつかないだろう。


 走れど走れど同じ景色。このままどこまでも、ずっと同じ地面が続く。そう思っていたんだけど……。


「……これは」


 ふとした瞬間に足元の景色が変わる。


 目的地までは大分近づいたし、地面の様相も変わったことだから慎重に行こう。そう思いオレはスピードを緩め、走るのを止めて静かに歩くことにした。


 だって、予想外のものが眼に映ってるから、慎重にならざるを得なかった。


「石畳、だよな」


 そう。オレの眼下には、この領域の中心にあるはずのない人工物が映っているから。


 くすんだ色の仄暗い灰色をした、長方形の規則正しい石畳が足元に広がっている。


 経年劣化のせいか、それとも他の要因があるのか、その石畳は所々ヒビが走っていたり隙間が出来てたり、剥がれていたり。とにかく一目でぼろぼろになっていると分かった。


 ただしこの均一さと平らさは、町の通りで見かけるような、ありふれた石畳じゃない。どちらかというと、王城や帝国城付近の外で見た、格式高い場所で使われているような感じの代物だ。


 なんでこんな場所に、しかも格式高そうな石畳が広がってるんだよ。


 霧のせいで辺りの景色が全く見えないから、この場所がどうなってるのかが全く分からない。もしかして、この霧の向こう側には建築物でもあったりするのか? でも、人の気配は、いや、生き物の気配は近くに感じられない。そもそも、この石畳の老朽化具合と誰からも放置されているような様子を見ると、ここら周辺には何者も住んでいないことは分かる。


 目と察知で得た情報だけで思考しながら、オレはゆっくりと進んでいく。


 でも何故だろう。進めば進むほど、霧が段々と濃くなっていくぞ。さっきまでは数メートル先までなら見えていたのに、今はもう一メートル先を見るのがやっとってくらいには濃い。


 霧が濃くなる。それはつまり、この先に霧の発生源があるという事になるのか?


 推定オルセプスが居る位置と霧の発生源が同じ位置にあるってことになるけど……これって偶然? それとも必然?


 どちらにしろ、この霧の中じゃ相当接近しないと、核持ちの正体がオルセプスかどうかなんて判別付かないぞ。しかも下手をこいてこんな視界不良の状況で戦いにでもなったら、オレの目は機能を失ってるから負け筋が広がる。気配察知だけでどうにかできる相手じゃないからな。


 戦闘は絶対に回避。やるべきは対象の確認と安全な撤退。


 このことだけを肝に銘じながら調査を続けよう。


 ――――と、思っていたんだけど……。


「いやぁ……えぇ?」


 オレは辺りの景色が一変して困惑する。


 そう、辺りの景色が、変わったんだ。霧で何も見えないはずの視界が変わった、しかも一遍に。霧に覆われていた視界が、今度は急に晴れた。


 いいや違うな。オレはどうやら霧を抜けたらしい。背後には霧の壁があるんだもの。まさか、段々と濃くなって永遠と続くと思っていたはずの霧が、急にここから先はなくなっている。


 円柱状に霧がくりぬかれたように無くなっているこの広大な空間。


 上を見上げれば青空さえ拝めるくらいにはとても視界はクリアで鮮やかだ。ただし、足元だけには霧が流れ続けている。まるでドライアイスが解けた結果生まれた煙が地を張っているように、輝かしい青空とは対照的に薄暗い紫色の霧が背後の霧に向かって流れ続けていた。


 そして――――――なるほどな、ようやく石畳の疑問が解決したよ。


 オレは目の前に広がる景色を見ながら一人納得した。


 オレの目に何が映っているのか、オレは今何を見ているのか。


 それは、殆どが崩れ去っている城の跡地だ。精精塀や塔、本城の基礎部分が残っていて辛うじて城ってわかる程度にはボロボロの廃城。所々に柱と壁がちらほら残っていているけど、広大な敷地のほとんどが更地になっていた。ここが城の跡地って分かるのも、辛うじて城の痕跡が残っているから。その痕跡が無かったらここは草木の無いただの石畳が広がる平面の土地としか思えないだろう。

 でもこの城はソーマノーンの王城とは配置や作りが違う。もちろんクライエン王国の王城や帝国城とも違う。


 何より違うのは、城が健在な頃は広大な面積と立派な作りだったであろう跡地中心には、この総魔の領域の中心には――――居たよ。オルセプスが。


 ただし、思っていたのとは違う。オルセプス自体はゲームで見た頃の、白銀の鎧に身を包んだ、厳かで迫力の有る姿をしている。でも、三メートル程あろう体躯とその身体に身にまとう鎧には、なにやら触手のようなものが絡み付いていて、オルセプスを拘束してた。


 太く、それでいて締め上げているような、薄桃色の強靭な触手は地面から伸びていて、オルセプスのことをガッチリと捕らえている。


 対して捕らえられているオルセプスは、その触手に身を預けるようにして力無く全身を垂れ下がらせていた。足元には装備していたはずの直剣が転がっており、あの厄介な鏡の大盾は体に凭れ掛るように、力なく握った腕が持ち手を掴んでいた。


 でもおかしいんだよ。だって、ここからオルセプスが見えるんだもん。オルセプスだけが見えるんだもん。


 さっきまで居た大量の反応は? 居るはずだった大量のモンスターは? オレの目には何も映らない。オルセプスしか反応は映らない。


 でもある。<生命感知>には確かに反応がある。そう、魂だけの反応が。


 この空間を埋め尽くすほどの大量の魂の反応が。


「……」


 ヤバイ、これは何かヤバイ。ただの魂の反応じゃない、何かが変だ。


 この魂達は何かがおかしい。まるで命令に従うようにこの場に留まり続けてる。


 多分縛られてるんだ。オルセプスの配下として、肉体や思考どころか魂まで縛られてこの場に留まらされているんだ。


 でも何のためだ? いや、答えなんて知らなくて良い。オレは事実だけを持って帰れば良い。このまま<隠密>は解かずに撤退して、一旦ヤイナ達と合流――。


「そろそろたどり着く頃であるか。そこに居るのであろう? 阿呆よ」


「――――はあああああああああああああああ?」


 オレが踵を返そうとした瞬間、不意に聞き覚えがある声が聞こえてきてオレは思わず声を出す。


 この落ち着いた様で偉そうな声は、この酷く静かな空間ではよく響く。ってか真横から聞こえてくる。


 眼を動かさずに視界の端で姿を捕らえると…………そこにはナトリが居た。


 完全にオルセプスに気を取られてた挙句、影から現れたもんだから全く気付けなかったわ。


「え? 何。なんでお前こんなトコに居るの?」


 オレは隠密を解除して、右側に並んで立っている天才に話しかける。


「貴様も知っているであろう。魔法を使えば我輩は何処にでも移動が可能だ」


「そうじゃねぇんだよなぁ……。なんでこんな状況で、しかもこんなタイミングでお前が現れるのって聞いてるわけ」


「クックック、ほんの冗談だ、許せ。

 ここまでたどり着いたのならば、そろそろ真実の一端を教える頃合いだろうと思い――」


「んなことどうでもいいの!! シアスタ達放っておいて何勝手に来てんだよ!! あいつらにもしもの事があってもお前が居れば安心だから放っておいてるのに、お前がこっちに来たらダメじゃん!! 何? お前もソーエンと一緒でオレに会いたかったの? 言ってくれればチャットでもなんでもするから言って!!」


「……やはり貴様は愉快だ。よもやそのような事を言われるとは想像もしていなかったのである。

 阿呆は何も気付かぬのか、何も疑問を持たぬのか。この光景を見て」


「いやメチャメチャ有るけど……。でもこんなことどうでも良くてオレとしてはシアスタ達の方が心配なの!! 家の子達とセイメアの方が大事なの!!」


「クックック、やはり貴様はイカれておる。ならば我輩が去るが、本当に良いのか?」


「いやさ、最近色々あったけど、ようやく分かったんだんだよ。オレには何も分からないってことがさ」


「ふむ。だから阿呆は阿呆であり、だからこそ貴様なのだ。ではさらばだ――」


「おい待てや。分からないことが分かったって言っただけで、誰も帰れとも知りたくないとも言ってないだろうがよ。折角来たなら教えろって」


「……ふははははははは!! やはり阿呆だ、貴様は阿呆だ!! 天才の我輩でも貴様の言動は読めないのである!!」


「オレもお前のことが全然読めないけどな。んでさ、この場に留まってる魂達ってなに?」


「ふははははは――!! ふー…………。恐らく貴様も気付いてはいるだろう、オルセプスによって召喚と死を繰り返された魂が、支配によって現世に縛られているのである」


「なんで? 目的は?」


「この光景を見れば簡単に理解できよう。あやつはあの拘束を解く為に力を貯えているのだよ。本体の消耗を抑え、ただ命令だけを残して」


「プログラム走らせたままスリープ状態になってるってこと? やべーじゃん、アイツメッチャ高性能じゃん」


「クックック、俗な例えだがまあ、合っているとも言えよう」


「でも貯える意味無くない? 順次魂吸えば良いじゃん。留まらせておく必要ないじゃん」


「理由がある。あの触手を見よ」


 そう言って、ナトリは片手で付いていた杖を、遠くの触手ヘと向けた。


「ツルツルした触手としか思えない……」


「あれはオルセプスを苗床に、殺さずその内に有る魂をジワジワと吸い上げながらこの霧を発生させているのである。この霧こそが――――」


 ナトリは語りの途中で言葉を止めた。珍しいな、どうしたんだ?


「どしたの?」


「…………ふぅ。貴様を相手にすると気分が上がって要らぬことすら語ろうとしてしまう。

 ……すまぬ……全てを語れないことを許せ、貴様等の歩むべき道筋は貴様等にしか歩めぬのだ。我輩はその先を歪めることしか出来ぬ。そのためならば我輩は全てを賭そう」


 ナトリは仮面を手で覆い、まるで自己を抑制するかのような態度を見せながら謝ってくる。


 こんな姿を見るのは初めてだ。そんな初めての姿をみせるほど、ナトリは何かを一生懸命堪えてるんだろう。


「別に良いよ。ナトリはナトリなりに苦労してるのな」


「……本当に済まぬな」


「んだよらしくないなぁ。この件終ったら一緒に酒でも呑んでバカ話しようぜ。そんで全部笑い飛ばすんだ。オレも、お前も、そしてソーエンも」


「……クックック……ふははははは!! そうであるな、そうである!! やはり貴様は最高だ!!傑作だ!! 最高だ、感謝している!! コハルよ――お前も笑っておるのだろうな」


「……コハ――? 誰それ?」


「クックック、良い良い、それでよい。それで良いのだ!!」


 オレの横ではなんかナトリめっちゃテンション上がってる。でも、オレはそれ以上に気になることがあった。


 コハル……。聞いたことあるような無いような……。でもナトリが静かに語るような人物なら、それはきっと素晴らしい人なんだろう。だってオレとソーエンも素晴らしい人だし。


「笑ってるところ悪いんだけどさ、さっきオルセプスが魂貯えて復活の準備してる的なニュアンスのこと言ってたよな。それってあとどれくらい掛かりそう?」


「ふむ、後一つ魂が揃えばすぐにでも復活するであろうな」


「へー、結構ギリギリなのなぁ」


 ナトリの話を聞きながらオレはオルセプスへと目を向ける。


「……そういえばこの場に残ってる魂ってここで死んだの?」


「否。オルセプスに召喚された雑魚共の魂がここへと導かれ留まるのである。魂の複製、神から産まれた存在だからこそ成せる御技なのだよ」


「いやもうお前……。神のこと知ってんだもんなぁ……逆にお前が知らない方が不自然だもんなぁ……。

 んん? それってもしかし……あっ」


 おれは思わず声を出す。


 オレの<生命感知>に新たな反応が急に出現した。


 そして一人納得できた。なるほどなぁ。


 そっかそっか、死んだ複製体の魂って、死んだところからここまでから飛んでくるんじゃなくて、瞬間移動のようにこの場に強制的に戻されるのか。


「……わーお。こりゃまた……」


 どっかでまた、モンスターが殺されたんだろう。だからこの場に魂が戻ってきたんだろう。だからさぁ…………条件揃っちゃったよ。


 そして突如、オレの<生命感知>の反応は、全てオルセプスの体内に吸い込まれるような動きし始める。


 排水溝に水が流れ込むかの様なその動きはまるで……まるで……。


「あ、コレ復活する流れじゃーん」


「であるな」


 そう。力を掻き集めるかの如く、魂を吸い込みそして。


 やっぱ復活したじゃーん。


 触手に拘束されていたオルセプスは、急に蠢いてその触手に抗うように身をよじり始めた。


 強固な拘束を振りほどくように強引に身をよじって懸命にもがいている。……じゃないんだけど!?


「……はぁあ!? 四の五の言ってられないんですけど!? ナトリはヤイナとソーエン呼んできて!!」


 やるなら今の内。そう思ったオレは、即座にスローイングナイフを投擲して――。


「任――」


 ナトリの返事も聞かずに<ナイフシフト>でオルセプスとの距離を急激につめた。

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