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進め、キッチンへ(1/2)

 オレやソーエンは料理が出来ない。


 いや、出来るには出来る。いやいや、正しくは、やろうと思えば出来ていた。


 ただこの世界に来てからは……一品に特化して他のものを作れなくなっていた。


 しかも、オレ達二人が料理に関わると何が起きるのか分からないから、今まで下手に手伝いとかをして邪魔するような事は避けてきた。


 でも――。今は違う。


 オレだって、ソーエンだって、ラリルレのごはん作りのお手伝いができるんだ!!


 然らばと、オレとソーエンはクエスト帰還後、食堂のテーブルに座って真剣な面持ちをし、お手伝いの準備を今か今かと待っていた。


「ソーエン、最終チェックだ。プロフィールの好きな食べ物の欄は」


「非公開状態だ」


「よし、最終チェック完了、オールグリーン」


 二人で万全な状態を整え、そのときが来るのを今か今かと待つ。


 毎日毎食お手伝いしようとしてる訳ではない。それぞれの帰還時間や、ライフスタイルがあるし、どうしても手伝えないときや、手伝いの必要が無いときだってある。


 というか、オレ達はなるべく作ってもらいたい、そして食べさせて欲しい。作ってもらったものを美味しいって言いたい。でも、それでも、今日くらいはちゃんとお手伝いしたいんだ!! だから今日は皆よりも早く帰ってきたんだ!!


 お手伝いの時間は……いつだ…………その答えを知るのは――――今だ。


 オレ達が待っていると、『ただいま』の声と共に皆が帰ってきた。現在、オレ達のパーティは、オレとソエーン、子供組、カフェ組の三組に分かれてクエストを受けている。そしてどうやら子供組とカフェ組は帰るタイミングが同じだったようで、まとめてどかっと帰ってきた。


 そんな皆とオレ達二人は挨拶を交わし、そして……。晩御飯を作るためにキッチンへ向かったラリルレ、ロロ、シアスタ、セイメアの後へと付いて行った。


 四人は買って来たものを調理台においてから手を洗い、ラリルレはボックスから追加の食材を取り出しロロへと渡し、他の二人はカフェの引越しで持って来た冷蔵庫から食材を取り出し、和やかに準備を始めている。


 オレ達も無言で手を洗い、次々並べられていく食材を見て今晩の夕食のメニューに思いを馳せながら、シアスタに押されてキッチンを追い出された。


 …………?


「「……?」」


 ――――?


「この仕打ちはあんまりじゃない?」


 状況が理解できないオレ達は、再度キッチンに足を踏み入れながら、追い出してきた張本人に向かって苦言を呈させてもらった。


「だってお二人が居たらちゃんと晩御飯作れないじゃないですか!! 絶対にまた不思議な術でカレーとクッキー作り出しますもん!!」


「クッキーではない。カ○メだ」


「そう判断するのは早いから。実はオレ達な……料理が作れるようになったんだよ」


「そですか」


 その答えと共に、オレ達二人はまた押されてキッチンを追い出されそうになった。


「させるかよ!!」


「耐えさせてもらう」


「ぐぬぬぬぬぬぅー!!」


 オレ達に二度は無い。だから二人して踏ん張りながら腕を組み、シアスタの押し出しに抵抗の意を全力で示した。


「助けてください皆さん!! またお二人が変なことしようとしてます!!」


「んっふっふ~……え?」


「……?」


 調理の準備をしていた二人は、シアスタの一声で不思議そうな表情をしながらこちらへと寄ってきた。ロロは二本の触手に金属串を掲げながら、ギョロッとした目をいつも通りオレ達に向けてくる。


「ちょっとシアスタ聞いて? オレ達ちゃんと料理できるようになったの。あの摩訶不思議錬金術の祝福が任意で解けるようになったの」


「えぇ……どしてですか……。でもお二人ですもんね……そういうことありそうなんで納得してしまいます……」


 シアスタは困惑しながらも、半信半疑な上で、それでも納得したような様相を呈しながらオレ達の言葉を呑んでくれた。


「あ!! そーなのシアスタちゃん!! んふふ~、二人もお料理できるようになったんだぁ」


「なるほど……おめでとうございます!!」


 そして、ラリルレの言葉を聞いたシアスタは、納得とか諸々放り出して、全信無疑でオレ達へおめでとうと言ってくれた。


 でもそこに疑問なんてないよ。だって、ラリルレの言葉ってのは、全ての証明になるからぁぁぁあああはぁん。


 オレ達二人は、シアスタの頭をぽんぽんした後に調理台の前へと立つ。料理を手伝う為に、お手伝いしちゃイングな為に。


 踏み台に乗ったラリルレとシアスタ、頭に乗ったロロ。そして地に足を付けているオレ、ソーエン、セイメア。計六人で調理の開始だ!!


 ――――因みに、最近はセイメアもキッチンを使うようになったので、それに対応してオレとソーエンやナトリで、踏み台の作りを変えました。日曜大工をまた行って、一辺の長い台ではなく要所要所に配置する形に修正しました。


 だからオレ達は並んで調理台の前に立ってます。


「今日は何作るの?」


「んふふ~、きょーはねぇ……セイメアちゃん!!」


「あ、はい……その……ポトフと、鳥胸肉のソテーと、その他小料理をそれぞれ好きに……その……私は……野菜のトマト煮込みを……」


「私とロロちゃんはね~、かわゆいヘルシー串焼きだよ!!」


「然り然り」


「ふっふっふ、私は最近覚えた得意料理のカプレーゼです。オシャレに行っちゃいます」


「そうか。料理にエンタメ性を、良い事だ」


「だったらオレ達は……カレーとカロ○か……?」


「何でですか、折角ですから他のモノ作りましょうよ!! ……あ、でも……クッキーはデザートに欲しいかもです」


「クッキーではない、○ロメだ」


 どうやら四人はそれぞれ作るものが決まっているらしい。


 だったらオレ達も手伝いながら何か考えようと思い、でも、まずはお手伝いが先決ってことで、小料理の事は頭の片隅に置いてお手伝イングを開始することにした。


 オレとソーエンは食材のカット係を任され、調理台にて役割を遂行しようとまな板と包丁に向かう。そして、食材のカットをしていると――。


「キョーさん……手際が……とても……鮮やかです……」


「当たり前よ。切る事は慣れてるからな」


 別な作業をしていたセイメアがそーっと覗き込んできて、オレの手際を褒めてくれた。膝に手を乗せながら、腰を少し屈めて興味深そうにオレの手際を観察してくる。おっきいのが腕に挟まれてぽよふよんってなってる。


「切ろうと思えばこのソーセージだって紙同然にできるぜ。ほら」


「わぁ……」


 ぺらっぺらなソーセージの切れ端を、手に乗せてみせたら……セイメアは静かにぱぁっとしながらそれを見つめてきた。だったらもっと紙ソーセージを作成してセイメアに喜んで貰おうかと思って、オレはソーセージを微細にカットしようとした――けど。


「一々切るのは手間だ……。ふむ」


 ――横のバカが何かを思いついて手を動かそうとしていたので、その手を思いっきり掴む。キャベツを手に持って、まるでオレに投げつけようとする動作を遮る為にな。


「お前今何しようとした」


「いやなに。ただ作業を効率化しようとしただけだ。お前に食材を投げれば切るだろうと思ってな」


「おバカなソーエンくんは人の事を調理器具とでも勘違いしちゃってるのかな? やってみろてめぇ!! お前ごとみじん切りにしてくれるわァ!!」


「ソーエンさん変な発想しないで下さい。お料理はお料理の範疇で調理してください」


「むぅ……」


「やーい怒られてやんのー」


 通りすがりの小さな鍋を持ったシアスタに釘を刺され、ソーエンは手に持ったキャベツをそっとまな板へと戻した。よしこれで、オレも紙セージの量産に――。


「イキョウさん普通に切ってください」


「へい……」


 シアスタから、鍋に火をかけながら釘を刺されて、オレはカットの仕方を従来の方式へと戻した。


 シアスタお前……料理下手な頃から成長したな……。もうこんな立派にコックしちゃって……。


 料理の鉄人シアスタから注意を受けた情け無いオレ達は、シュンとしながら夢中でズバババと食材を切り、ボウルへと次々山を作っていく。もうこれしかできることないよ。


「なんですかこの音……えぇ……早すぎて逆に引きます……」


「キョーちゃんソーちゃんすごーい……!!」


「出来ました……」


「終わったぞ……」


 カットが終わったオレ達は、とぼとぼしながら水道へと向かい手を洗う。ソーエン、カット終わったから手袋すりゅんだね。


 その後に他に手伝えることはないかを聞いたらラリルレから、ポトフ鍋の火加減見ててって頼まれて、今は二人で寸胴を覗き込んでいる。


 カットされた野菜たちが、味付けされたスープの中でコトコト煮込まれていた。あともう少ししたら、今度はソーセージを入れて、最後に味調えてってお願いされてるけど……。


「……最初から全部ぶち込んで煮た方が楽じゃね?」


「分ける意味はなんなのだろうな」


 オレ達は丁寧なお料理の仕方なんて知らない。『切る!! ぶち込む!!』からの『煮るor焼くor炒めるor揚げる!!』くらいしか知らない。


 細かい工程や手間隙なんてかけないし、かけ方自体知らない。味付けも、既製品の調味料やダシ、素、タレをぶち込んだり絡めたりするだけしかしなくて、一時間とか二時間とかかけて作る凝った料理なんてものは一切やらないし出来ない。


 雑な男の料理しか出来ないのがオレ達なんだ。


「ねえねえ、何で分けて煮込むの?」


 雑な男のオレ達は、隣でソテーを焼いてるラリルレに問いかける。


「その方が美味しくなるからだよ、んふふ~」


「ほぇー」


 ロロが多触手でソテーを次々返している最中、ラリルレがにこにこしながら答えてくれた。じゃあそれがもう答えだ。


「一手間加えた美味しいさ。雑な俺達には真似できんな」


「イキョウさんとソーエンさんってお料理上手なんですか? それとも下手下手さんなんですか?」


 不意に、冷蔵庫からチーズを取り出して、調理台に運ぼうとしていたシアスタから声を掛けられた。


 ちょっと自信気味に、オレ達が下手って答えたら教える気満々のような態度で。


「んー……双子の真似して答えると」


「オレ達は」「下手ではない」「けど」「上手くもない」「雑で大味な」「男の料理しか作れない」「レシピはぱっと見て二割くらい真似するだけ」「面倒な作業工程を無視してそれっぽいものが作れればそれでいい」「まあ食えりゃ良いんじゃね? 程度で料理してるから」「腕前など上がるわけが無い」「だいたいほとんど買う派」「もしくは店で食べる派だ」「因みに自分用に作った料理は」「皿に盛らず鍋から食べる派だ」「「きゃっきゃ」」


「どうして……リリムさんとリリスさんの真似を急に……しかも真似も説明の内容も雑です……。下手下手さんってことで良いんですよね?」


「マウント取りたいからって答え決め付けてこないでくださーい。最低限の事はできまーす」


「下手ではないが上手くもない。強いて言えば下手寄りの中間層程度の腕前だ」


「何て微妙なところに居るんでしょう……。私が教えてあげても良いですよ? どうですか? どうですか?」


「いや別に……自分で食う分には摩訶不思議錬金術あるし……」


「腕前を上げる理由は特にない」


「……そですか!!」


 何故だかプンスコシアスタになってお怒り気味に去ってしまわれた。


 アイツどんだけオレ達にマウント取りたいんだよ……。


「んふふ~、もぅ、もぉ!! シアスタちゃんかわゆいよぉ」


 そしてラリルレはそんなシアスタを見てにこにこしてた。


 うーん……状況がよく分からんわぁ……。


「あ、そろそろソーセージ入れないと」


「味の調節は……俺達よりもラリルレに頼む方が良いだろう。引き受けておいてすまんが、頼む」


「んふふ~、良いよぉ」


 オレとソーエンは自分達の役割を全うし、あとは弱火で鍋を温めるだけとなった。


 ポトフ係終わり!! そして手持ち無沙汰!!


 ということを料理長ラリルレに話したら、オレ達の一品料理に着手して良いって言われたから、二人して何を作るか悩んでいた――――セイメアの料理風景を見ながらな。


 水を張ったボウルに茹でたトマトを入れ、ホカホカな湯気立つトマトの皮をあちあちしながら剥いてる。そんなセイメアの手つきを、オレとソーエンは両脇から覗き込んで、何を作るか話し合っていた。


「トマト煮、カプレーゼ、ヘルシー串焼き。全部にトマト入ってる。今日はトマトデーなのか?」


「ふむ、ならば俺達もトマトを使って何か作ってみるか」


「あの……どうして私、そんなに……見られて……」


「トマト料理なぁ……。ねえセイメア、なんで今日はトマトデーなの?」


「え、あっ……。皆でお夕飯の、買い物を……していたら、トマトが安かったので……あと、あと、それを見て、皆、トマト沢山食べたいなぁ、と、なりまして……」


「あーちょっと分かるー、トマトって何かめっちゃ食べたくなるときあるよな。野菜の中で一番そういうときある」


「ふむ、ならば俺達もそれに準じるとしよう。トマト料理に決定だ」


「えっと、あの……何時まで私……見られて……」


「微妙なお二人ともセイメアさんの邪魔しないで下さい!! 微妙なお二人と違ってセイメアさんはソテーに掛けても良しそのまま食べても良しの絶品トマト煮を作るんです!! 微妙なお二人はお邪魔虫なので離れてください!!」


 プンスコを続けながらチーズとトマトを切ってるシアスタから、微妙微妙と連呼され、おまけにめっちゃ酷いこと言われた。


 だからオレ達はシアスタの両脇に立って、アイツがどれ程お上手なのかを見てやることにしたぞ。


「えっ、なんで私がターゲットに……」


「鉄人の腕前を見させてもらおうと思ってな?」


「え? ……むふー、仕方ありませんね!! 凄かったら褒めてくれても良いですよ?」


 シアスタは包丁を置いた後に自慢げにしながら、何かを期待するように胸を張ってそう言ってきた。オレ達は何を期待されてるんだろう……。


「むっふっふ、見ててください。まずは料理の基本、ネコの手です!!」


「ネコ!?」


「シアスタのせいでソーエンのテンション爆上がりだよ。無視して続けてくれ」


「むっふっふ、ソーエンさん、いくら私が可憐で美しいからってそんなに熱い視線を送らないでください。今見るべきは私の姿ではなく腕前なんですから」


 得意げシアスタはそう言うと、以前のド下手具合とは比べ物にならないくらいの正しい包丁捌きで、オレ達に見せ付けるようにトマトのカットを始めた。


「すげぇなシアスタ、ちゃんと切れてんじゃん」


「具材を潰さず水水しいまま薄切りできている。成長したな、シアスタ」


「むふー……は、危ないので控えます。包丁を持っている間は切る以外の事をしてはいけませんから」


「いや偉い。凄い、立派」


「ちゃんと料理人をしているな」


 オレ達の言葉を受けたシアスタは、包丁をそっとまな板に置いたあと――。


「むふー!!!!」


 たいそうご満悦そうに、盛大に胸を張って自慢げな顔をしていた。


「そうですよねそうですよね!! 昔に比べて上手になりましたよね!! 下手スタから上手スタになってますよね!!」


「なってる。すげー成長してる」


「見違えるほど上手スタだ」


「むふー!!!!!!!!」


 シアスタは輝くくらいに自慢を全面に出して、これでもかってくらいに嬉しそうにしていた。


 そんなシアスタを、ラリルレとセイメアは微笑みながら見ている。良かったねシアスタ、良く分からんけどなんか良かったね。


 そして何故か上機嫌スタから、並んで一緒に料理しようとお誘いを受けたので、オレ達は三人並んで仲良く料理をする事となった。


「……なってねぇよ。オレ達まだ何作るか決めてねぇもん」


「どしたんですか急に。私と一緒にカプレーゼ作っても良いですよ?」


「そっちは良いかなぁ」


「俺達はシアスタが作ってくれたものを食いたい」


「むふー…はダメなので、一旦包丁を置いて……。むふー!!」


「むふー好きねぇ。んで、どーしよっかなぁ……」


「むっふっふ、何を作るか悩んだときはコンセプトを決めると良いですよ。私の今日のコンセプトは『オトナな一品を皆さんに』です」


「むふ、なるほど。ならば俺達も決めるとするか」


「『男の料理をぶちかませ』とかどうよ」


「料理にふちかますを使うのは不穏でしかないので止めてください。それに男の料理ってなんですか?」


「男の料理、それは――分量とか具材の切り方とか細かいことには囚われず、それなりに食えるようなものを短時間で生み出す雑な料理――」


「雑と言っても、俺達には確かな自論がある。それは『大抵のものは肉、チーズ、ニンニクをふんだんに使用すれば、大味ながらも確実な美味いを齎すことができる』というものだ」


「明日もギルドに行くのでにんにくの大量使用は絶対にしないでください」


 自論を展開したソーエンに向かって、シアスタはスンとしながら、確かな意思を強く突きつけてきた。


「……了解した」


 そしてソーエンの返事を受け、シアスタは普通スタに戻った。


「男の料理……説明を聞くと豪快って感じがします」


「そうとも言えるかも。……にしても……どーしましょ。冷やしトマトとかどう?」


「シアスタが作っているカプレーゼと少し被る」


「ミネストローネとか?」


「一から作る方法など知らん。それに、ポトフやトマト煮と被る」


「トマトとチーズ一緒に焼くのはどうよ」


「お前はバカか。それこそシアスタと少し被るどころか亜種的な一品になるだろう。……生トマトにカ○メでも挿すか」


「うーん……バカ」


 瞬間、オレとソーエンは即座に――。


「危ないので喧嘩しないでください」


 ――お互いに振り上げた拳を握手に変えて、仲良く調理台に向き直した。シアスタに怪我させるわけには行かないもんな。


 あれやこれやと話し合い、けれども何も案はでない。そもそも料理のレパートリーが少ないオレ達は、料理に関しての妙案を生み出すなんて出来るはずが無いんだ。


 それでもオレ達は――考える。


 ――。


「あ、シアスタ。一皿だけオレ達に作らせて」


「いいですけど……。……えぇ……」


 ――。

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