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オレをアリスと呼ばないで  作者: 淫ヴェルズ
第一章 勇者の行方
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第4話 接触


 ――――――――――なんだ。女の声が聞こえる。


 微睡の中で恋都は何者かの気配から目を覚ます。


 どうやら俺は眠っていたようだ。それにしてもいったいいつから・・・早く起きないと。なんか目の前に血塗れの男の顔があるしいつまでもこんな夢を見ている場合ではない。ああクソ、なんか体も痛いは寒いはで最悪だ。いいかげん起きないとクソ人形に叩き起こされる。今日は飼い犬の診査結果が出るっていうのに。


 ・・・・・おかしいな、いくら待っても夢から覚めないんだが。そういえば、なんだっけ俺誰かに会っていたような。それで、それで――――


 ズキズキと頭が痛みだす。


 断片的に流れ込むビジョン。赤く染まった世界。辺り一面を覆う爆炎。そして・・・


(あ、これ夢じゃない)


 現実を現実とし認識した瞬間、強烈な痛みとともに意識が完全に覚醒する。


 だがそれは地獄の始まりを意味していた。


「オqピョぁッッッッツ !!!!!!!」


 聖殿の奥底で絶叫が響き渡る。





「わッ」


 フォトクリスは突然のことに驚き腕の中から勇者様を取りこぼしてしまう。勇者様は床の上で羽をもがれた虫のようにもがき、その身をプルプルと痙攣させている。爪がはがれるのもいとわず地面をひっかきまわす。


(か、体が燃えるように熱い。頭が割れるようにイタイッ)


 あまりの激痛にバタバタと体が暴れ出す。だが思うように動かない。声を出すのも息をするのもつらい。気分が悪すぎる。いったいナにが起こってるんだ。


「ギュガgカッ――ハッァ」


 フォトクリスは苦しむ勇者様に声をかけたり手で揺するなどするがこちらにまったく反応しない。本来なら死んでいてもおかしくない傷を負っているのだ。痛覚に過大な負荷がかかっているはず。決して死ぬ事もできない生と死の二重螺旋。生死の境界線上で彼は意識を漂わせるそれも永遠に。


(ダメだ。こんな状態じゃ意思の疎通もできやしない)


 焦る気持ちをどうにか抑える。どうするかと対応策を考えながら床に転がり死んだふりをしているバカの腹に蹴りを入れる。


「ぐぇ」


 ボールのように浮く体。不意打ち気味に腹を蹴られ嘔吐するヴァーセイ。戦闘の最中、何気に安全圏まで逃げていたのを私は見逃しはしていない。先ほどの戦闘でとばっちりを受け死んでしまうかな、と思っていたがなかなかしぶといものだ。生き汚さだけは一流だと言ってもいい。末席とは言え序列持ちなだけある。


「ゴホッカハッ、な、なにずるの」


「オラッ!黙れぇ裏切り者が!教官とあんなに仲がいいやつが味方なものかよ!」


「ご、誤解だよお、だからお腹けらないでえ」


「裏切って毒を盛ったくせに、よくそういうこと言えるな恥知らずが」


「・・・・・」


 あの時、元教官の様子が明らかにおかしかった。不意打ちで勇者様越しに放った銃弾は完全に認識されていた。結局どんな魔術を使っていたのか見当もつかないが当たるはずがない攻撃が当たったのは術式を維持できないほどに毒で弱っていたからだ。いったいいつ仕込んだのかわからないが毒が回るタイミングがあまりにも完璧すぎる。それがなければあの時、勇者様ごと切り捨てられていたのが私だ。

 今まで見下してきた劣等生に助けられたという事実が私をイライラさせる。こいつは本当に味方だと考えていいのか・・・裏切り者はまた裏切る。


 ・・・・・・だがキスをした時点で毒を仕込んだとすればある可能性も思い浮かぶ。あの時点で勇者様は心臓を刺され死んでいいたし、なにより召喚者の私ですら死んだと思った。あの時点でヴァーセイには勇者様のいない私を助けるメリットが無いはず。まさか本当に私を助けるためだけのために毒を盛ったのか?それで昔からせこせこと媚びを売り仲よくしていた教官を殺せるものなのか?火属性か?私の才能か?元教官を切ってまで私に肩入れする理由はなんだ?いったい私を構成するどの部分にメリットを感じたのだろうか。


 ・・・まあ、それならそれでいい。そういった関係のほうがよっぽど信用できる。



「裏切者じゃないことを証明したかったら今ここで死ぬかか手を貸せ」


 うずくまるヴァーセイの胸倉をつかみ床の上から上体を引き起こす。されるがままのヴァーセイ。引き伸ばされた襟首から覗く鎖骨が色気を醸し出す。そのまま手を突っ込み服の中をまさぐり毒の入った瓶を回収する。変な声だすな、気色が悪い。


挿絵(By みてみん)


「私と勇者を繋ぐラインパスを利用して強引に意識を表層まで引き上げる。そのあとラインパスを私の【錬成】で再編し、おまえの【拡散】で痛覚を霧散させて意識を覚醒させ安定・定着させる。貴様はあくまでサポートだ。流石にこれぐらいの事はできるだろ?」


「いやぁどうだろ講義にあんまりでなかったしなー」


「――――――できなきゃ殺すが」


「がんばります!!」


 とぼけた態度をしているがこいつも序列持ちの一角。落ちこぼれではあるがそれはあくまで序列という枠内での話である。一般人基準でいえばこいつは天才の部類だ。でなければこうしてここに集められるはずもない。ただ私という天っ才と比較したらゴミカスレベルという話であるだけで・・・


「――――――さあ、やるぞ」




「・・・・・ッハ!な、なんだ夢か!」


 ぬめっとした嫌な汗を流し恋都は覚醒する。


どうやら長い、長い悪夢を見ていたようだ。額を汗が垂れ落ちる。あんな苦痛にまみれた夢が現実であってたまるか。ぼやけた視界が少しずつクリアになっていく。

 するとどうだ目の前に知らない女の子の顔が二つ。変わった服を着たくせ毛の金髪少女に毛先がやや黒い青白いロングの少女。どちらも歳は12・13ぐらいか。


 そんな二人が心配そうな面持ちでこちらを見ている。え、ほんとに誰。誰!?


挿絵(By みてみん)


「う゛ぇええええー疲れたよー。こんなに頑張っている僕をいたわってよなでなでしておくれよおー」


「ほとんどなにもやってないだろッ!このゴミ野郎!!」


 え、いったい誰なんだ。こわい。そもそもここはどこなんだ。周囲は燃えカスのような黒いなにかが散乱しており、ここはどこかの一室なのだろうか壁や床には焼き焦げた跡まである。


(ん?アレはもしや死体か?)


 真っ黒に炭化した肌、縮まった関節。どこからどうみても焼死体だ!まさかここにある塵の全てがそうだというのか。何より異常なのはそんな中で談笑する年いく端もない子供たちか。

 俺は次々と湧き上がる疑問に整理がつかず混乱する。いまだ倒れ伏した俺を見かねたのか金髪の少女は左手を差し伸べてくる。そういえばまだ倒れたままだったな。その手を握り返そうと手を伸ばすが空を切る。


「え?」


あ、あれ。俺の左手が・・・ない。感覚的に言えばまだ、確かにここにあるはずなのに。掴んだという感覚はあった。だというのにあるのは包帯にまかれた手首だけ。血で赤くなった包帯が全て物語っている。


 認識が体に追いついていない。


「う、うでおおおおおッ」


 体をジタバタと動かすも思うように動かない。それどころか体のあらゆる部分から激痛が響き渡る。頭が割れそうだ。息をするのもつらい。あ、やばいなんか出そう。


「ヴぉうえッ」


「うひゃ」


 吐き出した血の塊が床を跳ねる。咳が止まらない。


 荒げる息を抑え、なんとか精神を落ち着かせようと呼吸を整え意識を痛みから逸らす。遺伝子操作を施されたされた俺には脳内麻薬を意図的に分泌するぐらい訳はないがそれでも限度はある。全身にまかれた包帯。まだ正確に把握してはいないが俺が受けた傷は明らかにキャパシティを超えている。


 この怪我は間違いなくあの時の・・・


 まさかトップスであるこの俺が自爆テロに巻き込まれことになるとは、もはや対岸の火事だと笑っていられない。下手人の正体はわかっている。一瞬とはいえあの姿、あれは間違いなくアウターだ。すぐにでもこの事実を中枢の人間に伝えやつらがどうやってあそこまで入り込んだのか調べ上げさせ再犯防止に努めさせる必要がある。今回俺だけでなく大勢のトップスが被害にあっている。アウターに対する風当たりがこれからさらに強くなるだろうがこうなってはもはやどうしようもない。


 唯一まともに動く右腕を眺める。


 ・・・・それにしても俺頑丈過ぎない?報告じゃ例の高性能爆弾は跡形もなく消し炭にするって話であったが普通に原型保っているし、やっぱ遺伝子操作された奴は一味違うな。自然の摂理を無視してるな。気味が悪いね。絶望とは・・・このことか。


 考えている内に精神が安定してくる。これでなんとか会話ができそうだ。


「どうやら落ち着いたようですね、勇者様。これでようやく話が進められます」


「勇者様って・・まさか俺の事を言っているのか?そもそも誰なんだ、君たちは」


「こちらとしても詳しい説明をしたいところではありますが少々立て込んでおりまして。手短に話しますがこのままここにいると私たち全員殺されます」


「え、なにそれ」


「え!僕もッ?」


「・・・いやなんでおまえまで驚いてんだよ。勇者抹殺の事実を知ったおまえが無事でいられるわけがないだろ常識的に考えろよ」


 うわあああああああ。叫ぶヴァーセイと対比的に勇者は事実を冷静に受け止めているようだった。


 いやそれとも単に事情が飲み込めていないだけなのか。例の大戦時に根こそぎ殲滅させられたとされる不死者のはずだがなんというか・・普通だ。

 この世界の一般常識として不死者は悪逆非道で底無しの残虐性を持つ忌むべき存在と教えてこられたが普通の人間と変わりがないような反応を見せる。不死者はどの国でも悪の象徴として扱われているし、聖王国の国教とされるアンティキア正教の教えの一節にも不死者はこの世の悪徳そのものとわざわざ明記されているほどだ。それもあってかどうしても苦手意識というものが体から抜けないが、よくよく考えればおかしな点もある。


 なぜ傷が治らない?エイヴォル元教官や私から受けた剣と銃弾による傷はいつの間にか治っている。だが火傷はどうだ。欠けた手足もそうだ。再生の兆候すらない。まるでこの惨状こそが素の状態であるかのようだ・・・


 儀式前に司祭たちに教えられた勇者の情報を思い返す。異界から召喚された勇者には常識外れの【異能】が授けられるらしい。異界から呼ばれる際、勇者は未開領域に存在する境界線上に広がる壁を通ってやってくる。実際に壁があるというわけではない。

 ただ、なにか強大で絶対的なナニかが漠然と立ちはだかっているという感覚の上でそう言っているだけである。精神を飛ばすだけで視界は無く感覚頼りの領域だ。そう評するしかない。


 その世界の壁の先から勇者はその身を一度バラバラに分解して通過。そのあと再構成してこちらに召喚される。これはあくまで仮説だがもしや私の勇者様は不死身もしくはそれに類する異能を手に入れ後天的に不死者となってしまったのではないのか?

 それなら説明がつくしなにより自分を納得させられる。不死者ではあるが勇者でもあるだなんてちょっとカッコ良すぎじゃないか?


 お陰で忌避感なく普通に接することができる。モノは考えようだ。流石は我がパートナーだ!


 【異能】ももう少し気をきかせてくれてもよかっただろうに。勇者様とたくさんお話し出来ないのが残念でしょうがない。悲しい。


 ひとまず勇者様はここに置いて脱出の準備を進める。ずっとここにいるわけにはいかない。こんな状態の勇者では何をするにしても私が必要だ。助けれるのは私しかいない。


「ちょ、どこにいくの?」


「見りゃわかんだろ逃げるんだよ。オラッさっさと手伝え」


「なんでそんなに急いでいるのさー」


「いろいろと音を立てすぎた。銃なんて本当は使いたくなかったが選抜騎士相手に手加減はできない」


「ふーん、それにしてもそういう態度もできるだね。意外だなー勇者様が羨ましいなぁ」


「うるさーい」


 正直こいつの手を借りたくはないが自分の体より大きな勇者を運ぶには私一人では厳しい。今はとにかく時間惜しい。怪しいところはあるがまだなんともいえないし今は保留にするしかない。それにこいつは・・・


「おまえはよく授業をサボって外界に出てたよな実は私もよく行ってたんだよ」


「え、そうなんだ!やっぱりただの優等生ってわけじゃないんだね。この不良ー。それだったら僕を誘ってくれれば色々と融通利かせてあげれたのに」


「馬鹿、嘘に決まってんだろ」


「もおおこの優等生ちゃんわああああ」


 鎌をかけたらあっさりと引っかかる。やっぱり馬鹿なんじゃ?ついでにこいつがどんな奴か勇者にも紹介しておこう。悪い虫が寄り付かないようにしないとな。


「私ですら外に出れたことがないってのに・・・随分とまあ仲がよろしいことで。そうは思いませんか勇者様」


「あ゛ーどゆこと?」


 勇者は気だるげに返事をする。


「外にある王都に行くには厳重な警備態勢が敷かれているこの聖殿の出入り口と王都と聖殿をつなぐ長い参道をどうにかしなくてはいけないんですよ。そんな所をこいつは何度も行き来している訳でして。いったいどれだけの警備隊員と寝たんだか」


「・・・なるほどそういう・・・それは心強いな。まあよろしく」


「うああああああああなんで勇者様の前で言うのおおおお知られたくなかったあああ」


 あれ?なんか思っていたより反応が薄いな。普通婬売と聞いたら蔑まれても仕方がないはずだが。それほどまでに余裕がないのかな?まさか文化の違いか?


 ・・・・取りあえず警備網はこいつがなんとかしてくれそうだが全て頼り切りという訳にもいかないのでこちらも策を投じる。


「それにしてもすごいですね勇者様。そんなボロボロになっているのに全然平気そうですね」


「これぐらい、大したこどないよ」


「傷だらけの肉体ってかっこいいですよね、好き!」


「これを見てもまだ、そんなこと言えるかな?」


 恋都はチラリと顔の半分を覆う包帯をめくり見せつける。実際どうなっているか自分自身も気になっており不安と希望の混じる感情を抑え相手の反応を持して待つ。


「う゛へええー顔の半分がグロシチューになってるよお」


「うそぉ」


「で、でも勇者様には変わりがないから・・それによく見たらなかなか綺麗な顔をしていますし顔半分隠せばいけますよ!全然!」


 ・・そっかー、俺の体はそんな感じなのか。どうりでさきほどから左目が反応しない訳だ。左目が見えない時点で薄々感じてはいたがやはり潰れていたのか・・ 


 ヴァーセイがフォローしてくれてはいるが正直ショックである。左目もそうだが自分のルックスには自信があった分、落ち込みも激しい。今の姿を鏡で見る勇気が湧かない。ある時から日に三度は姿見を見ていたというのに。今の会話でだいぶ精神がやられてしまったようだ。おかげでまた体の傷が疼きだす。同時に痛みに呼応するかのように怒りが湧いてくる。こんな理不尽な目にあったんだ。怒りの一つや二つ湧いてもこよう。いかんな・・・情緒がかなり不安定的なようだ。イライラがひたすら募り狂う。意味もなくキレそう。

 

「大丈夫ですよ勇者様なんとかなりますって、僕がついていますから」


 にっこりと笑みを浮かべながらそっと掌に指を絡ませてくる。


 それやめろおおお優しくするな依存しちゃうだろおおお!こんな歩くこともできないような状態の俺にその言葉は劇薬でしかない。何かに縋るのは簡単ではあるが一度その味を覚えてしまえば二度と後戻りが出来ないような気がした。


 ・・・俺は、こんなにも弱かったのか?


 正直こうやって会話をするのもつらい。だがプライドが邪魔して相手に情けない姿を見せる訳にもいかない。子供相手に泣きつくなんて恥ずかしい真似ができない。


 俺にはもはやプライドしか残っていないのだ。それすらも失ってしまえば俺は――――――――


「まぁたそうやって人の心に入り込む。そんなんだから嫌われる」


「えーいいじゃん減るもんじゃ、ッてうわあ何やってんのッ!?」


 部屋中に彩られる赤い炎。勢いを増す暴力的なエネルギーはとどまることを知らない。パチパチと炎が爆ぜる度に火の粉が舞う。つまりは放火だ。


 火をつけた当の本人は楽しそうにくるくると回る。急激に部屋の明かりが増し陽炎が揺らめき伸びた影が妖しく踊る。


「あはははははは全部燃やすんだよ、そう全部!私たちの痕跡もこの場所も関係者も!全部灰になれば誰も私たちを追ってこれない。忌まわしい過去と共に消えて無くなれ!!」


(クリスちゃん・・・)


 よっぽどここが嫌いなのか炎の勢いがどんどん増す。こんなにも簡単に火をおこすことができるなんて、なかなかお目にかかれない光景だ。赤い炎はどうしてこんなにも美しいのか。幻想的な光景にヴァーセイは危うく放心しかける。


「・・・放火なんて、やっぱり【火属性】ってすごい」


「え、放火がすごい?え、え」


「【火属性】持ちってこの世界じゃすごく珍しいんだよ。神の祝福なしで炎を操る事ができるこの世界の理に反する数少ない存在。それがクリスちゃんだよ」


 どういうことだ。火ぐらい誰にでも付けれるだろう。この世界の人間はそんなことも出来ないのか。それよりも神の祝福?属性?まるで意味が分からんぞ。そもそもここはいったいどこなんだよ!?聞きたいことは山ほどあるが今は大人しくしておこう。まずは言われた通り脱出が先か。


「―――――さあここから出ましょうか」


「ちょっと待ってくれ。いろいろ聞きたい事があるけど、せめて名前ぐらい聞かせてくれないか」


「そういえば自己紹介がまだでしたね。私の名前はフォトクリス。これからよろしくお願いします」


「あと僕の名前はヴァーセイだよ!よろしくね!」


 これが俺にとっての異世界における初めての邂逅だった。


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