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異世界で彫師になる  作者: ユタユタ
龍人
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へとへと

へとへと



俺のアレはそれはもう早打ちで。

一擦りする前にはもうすっかり発射ですよ。大体半擦りすれば発射できますかね?

だから、最近流行りのエコって奴ですか?

通常百や二百擦る所たったの半擦り。

だからもう!早い早い!


ヤバイ。涙が出そう。


そして追い詰められた俺は、何とかあの手この手でセロンだけ満足させてお仕舞いにした。

だって、入れた瞬間に出ちゃうなんて。ご主人様としての威厳ゼロじゃない?

その後は切なくもトイレでソロプレイヤーとなり。一人果てた。

やっぱり小さい頃から回りに女が居なかったのが悪いと思うんだよね。

母親も姉も妹も居ないからさ。いざ、女性と手を繋いだだけで俺の股間は元気になっちゃうんだよね。

そうそう、オレのせいじゃない。環境のせいなの。まったく、困ったもんだ。

まあ、少しづつなれていくでしょ。

嫁が三人と可愛いセロンちゃんも要るんだからさ。

さてさて、今日も忙しい。

今は鍛冶屋に来てセロンが冒険者用の装備に着替えていた。

店主に色々教えてもらいながら装着する。


「どうだ?」


セロンが上目使いで俺を見てくる。


「良いよ。セクシィ!」


足はブーツで膝上まで覆い太股は露出している。

腰からは短いスカート。

コルセットは腰を覆い、胸を押し上げている。

胸にはパットを入れてもらった。

大きな胸がさらに大きく見える。

首には急遽注文したチョーカー。


「これは、、これでいいのか?」


バルザックがバカな質問をしてくる。


「バカか?セロンは戦わないから良いんだよ!」

「え?戦わないのか?」

「そんな危険な真似を俺がさせると思ったのか?セロンは俺の応援してくれればいいの!」

「そ、そうか」


バルザックは納得したようだ。

セロンが艶かしい顔で俺を見てくるので。もう一度舐めるように観察する。

たまらんぜ!胸は大きく開いており谷間がしっかり観察できる。腰のラインも最高だ!

セロンの口から熱い吐息が漏れ。頬が赤くなってきた所でやめた。

こんな所でおっ始めたら店主に殺されちゃう。

それから俺も新しい装備に着替えて。奴隷商の所へ向かった。

奴隷商の店主はセロンをチラチラみてくるので殺意マックスで睨んでおいた。

うーん。歩いててもセロンをチラチラ見てくる奴が多いんだよね。

この装備はプレイ用にしようかな?何のために買ったんだよ!って?もちろん観賞用ですよ。

奴隷の手続きを終えて待ち合わせの場所へ急ぐ。

帰りも一応護衛をしながら移動すれば無駄が無いからね。

バルザックの後を付いていくと王都へ来たときの御者のおっちゃんだった。

どうやら村から王都、王都から村の移動の護衛は四人から五人が普通で、護衛が二人ってのはなかなか無いらしい。

特に荷物が多いときの護衛は大変で、まず逃げ切れないためほぼ戦闘になる。

そんな訳で普通は五人なんだけど俺達は二人。バルザックいわく、『俺とお前がいれば何の問題も無い』のだそうだ。

ちょっと安く請け負っているみたいだけど、二人で分ければ五人で分け前を分けるより全然良いしね。御者のおっちゃも俺らの事を気に入ってくれたみたいだし。

ちなみに、『空間魔法で持って行けば良いじゃん!』って言ったら『普通はお前ほど入らない。もし、たくさんの商品を入れたら魔力をずっと消費し続ける』んだそうだ。

現実的じゃあないみたい。


「じゃあ!行こうか!」


いざ嫁達の元へ!





「カロイラって村でドラゴンが出たらしいぜ」


年寄が二人で酒を交わしている。


「へぇ、久しぶりりじゃあねぇか?」

「そうだな。隣の国でドラゴンを狩ってから、だから二年ぶりだ」


二人の会話に耳を傾けながら自分の杯をあおる。


「じゃあ、そのカロイラって村は大騒ぎだ」

「そうだな」


この世で一番強い魔物と言えばなんと言ってもドラゴンだ。

その強さは国一つに勝る。


「しかも、今回のそのドラゴンなんだが。やたら食いっぷりが良いらしい」

「じゃあ!アレか?妊娠してんのか?」

「本当はどうか誰にも分からんがな」


ドラゴンももちろん生き物だ繁殖をする。

その交配や産卵はいまだによく分かってはいないが、何百年かに一度卵を産むと言われていた。


「余計な手を出す奴がいなけりゃあいいが」


年寄二人は心配なようだ。

二年前に隣国の国王がドラゴンに手を出して魔物の大発生が各地で起きた。年寄二人はドラゴンに手を出す奴が出て来るんじゃ無いかと心配なのだろう。

確かにその心配は最もと言える。

隣国の国王が問題なのだ。

隣国の国王はドラゴンを殺し、レベルを99まで上げた。

そして、一番心配なのがドラゴンの法印だろう。

その国王はドラゴンの法印を、その体にドラゴンを殺してからのこの二年で絶対に彫っている。

この世で一番強い召喚獣といえばもちろんドラゴンだ。今までに手に入れた人間はほんの一握りしか居ないがその力は戦争で大きな力を発揮してきた。

この国としてはそれに対抗するだけの力が欲しい。

欲しいだろう、ドラゴンの力が。

もちろん、それは俺もだが。

そして、気になる事を言っていた。

ドラゴンの子供か。

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