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La_cry_ma
涙で澄んだ瞳なら 見える
その雫が映す 星の光
一人が寂しいのは
君が愛を知っているから
雑踏が煩わしいのは
そこにいない誰かを探してしまうから
泣きたいなら 泣いていいんだ
それが 渇いた心を潤す
命の泉の ありのままだから
泉は枯れても 心の海に流れた涙は
いつかまた 恵みの雨を降らせる
そうしたら
いつかまた 泉を潤すよ
涙が枯れることなんてない
だから 君は
好きなだけ 泣いていいんだ
何もわからないまま流した その涙が
悲しみを海へ運ぶ
海に沈んだ悲しみは 星のように淡く光る
その耀きが
君の人生の 彩りになるんだ
傷だらけの心で うずくまる君が
いつかまた 歩き出せますように
いつかまた 涙を取り戻せますように
そうしたら いつかまた
あの唄を謡ってよ
甘く心で叫び泣く 君だけの声で