表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
側妃さまは憂鬱  作者: 充儀
殿下は来てくださいますか?
19/28

物欲と私。

皇帝陛下は底知れぬ物欲を持っていた。

淑妃に似た女に関しては特に激しく反応した。

それを明修は知らない。

明修は言った。

「陛下、廃妃にされた嫁など忘れてください」

「忘れたくても…」

皇帝陛下はぐっと言葉を我慢した。

「私めはお勤めがございます…失礼します」

明修は皇帝陛下に手を合わせると自身の庵に帰っていった。

三王はどう言葉をかけて良いのか分からず、ただ拳を握ったまま黙っていた。

持参金目当てで側妃にしたはずの女が今では懐かしく、遠い。

三王は実に都合が良い男だった。

そのあと皇帝陛下と三王は蘭怡の安産祈願をして帰っていった。

皇宮に戻った皇帝陛下は書斎に篭ってしまった。

心配した林昭儀は楊仁を呼びつけた。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ