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アリスの授業。~神聖魔法1

予告より遅れました、すみません。


 俺が引き受けると宣言してから1時間後。

 俺はアリスの授業を受けようとしていた。その前に何があったか、振り替えってみよう。


1時間前。

「うむ、いい返事じゃ。では、これからの予定を説明するとしようかのう。ギーラ、お前の番じゃ、これからの予定について説明してくれ」

「OKOK。じゃあここからは超~頭がいい僕が説明するよ。まずこの後、僕、クロウ、アリス監修の授業を何回か受けて貰うよ。それでその授業を終えたら最終テストをして、合格したら転生して貰う。ってのがおおまかな流れ。それで、授業の予定だけど……ほい、これ見てね。」

ギーラはそう言うと手を前に出す。すると手の上に一枚の紙が現れる。そしてそこにこれからの授業予定が示されていた。


 ー授業予定ー

0~3(時):神聖魔法。監修アリス

3~6(時):剣術。~監修ギーラ

6~9(時):世界の基礎。~監修クロウ

9~12(時):神聖魔法。~監修アリス

12~15(時):銃術。~監修ギーラ

15~18(時):世界の基礎。~監修クロウ

18~21(時):神聖魔法。~監修アリス

21~24(時):対術。~監修ギーラ

0~3(時):世界の基礎。~監修クロウ

3~?(時):対人&神聖魔法のテスト。



「と、こんな予定だけどOK?あ、時間は君の世界のと同じにしておいたよ。あと、時間の確認がしたい時は心の中で時間って念じれば出るから。でも今はまだ授業始まってないから動いてないよ。時間って言っても僕が勝手に考えただけだからね。さてと、僕からの説明はこれで終わり。大変な予定だけど頑張ってねー」

そう言ってギーラは説明を終えた。

「うむ、説明ありがとう。ではさっそく授業に入ってもらうか、時間はあまり残されてないしのう。」

クロウがそう言って手一回を叩く。

パン。フォワーン。

すると急に周りの景色が変わり、森のような風景になる。さらに変わった事はこれだけではなかった。クロウとギーラが居なくなっていた。

「?」

俺は急に起こった事に驚き首をかしげる。すると、唯一居なくならなかったアリスが、説明する。

「ここはグリーンフォレストと呼ばれる、【firstworld】に実際に存在する森を再現した空間だ。私の授業は全てここで行う予定だ。それと、ギーラとクロウが消えたのは他の仕事をするために一度自分たちの仕事場に帰ったためだ。だから気にしなくていい。」

俺は

「分かった。」

と、返事をする。

「では、改めて……神聖魔法の授業を始めよう。」

「あぁよろしく頼む。」

俺はアリスに礼をした。


 そして今にいたる。俺は魔法と言う俺の知らない物を知りたくて顔には出さないが楽しみにしていた。

 そして、アリスが講義を始めた。

「まず、神聖魔法についてやる前に軽く魔法について触れておこう。

 魔法とは、一言で言ってしまうと、魔力(マナ)を使い、様々な現象や、物を創造する事だ。これは、全ての魔法に当てはまる事だ。ここまでいいか?」

ここで一旦止めて俺に確認をとってくる。俺は

「ああokだ。」

と、返事をし、自分が理解している事を伝える。

アリスは俺のその返事を聞いて、続ける。

「つまり、私が君に教える神聖魔法もこれに当てはまる。なので神聖魔法では魔力(マナ)が必要になる。魔力(マナ)は通常誰でも生まれたから持っている。この魔力(マナ)のスペックによって使える魔法が変わってくる。ここまで言えば君なら次何をするか分かるだろう?」

魔力(マナ)のスペックを調べるんだろう?」

俺は、魔法に対する興奮を抑えてクールに答える。

「正解だ。じゃあ、君の魔力(マナ)を調べよう。調べ方は簡単。頭の中で、ステータス 魔力(マナ)と、念じればいいだけだ。やってみてくれ。」

アリスはそう言って俺に念じるよう、うながす。

 俺は頷き、興奮を抑えながら念じる。

 すると……


嵐石英地

魔力 10000/10000


「……10000だな。これは多い方なのか?」

俺は自分の魔力(マナ)を言ってついでに質問をした。

 アリスはそれを聞いて。まるで、学者が面白い物を見つけた時のような顔をして答える。

「ほう……流石、天界に来るだけの事はあるな。成人の平均値に比べてかなり上だ。その数値なら神聖魔法も扱えるだろう。では、次の段階(ステップ)に行こう。」

そう言ってアリスは後ろを向き手を前に出す。すると、アリスから10m程離れた所に100cm程のカカシが現れる。アリスは俺の方へ向きなおると話の続きを話始める。

「さて無事、魔力(マナ)を確認出来たわけだ、次は試しに一回やってみよう。では、神聖魔法の使い方を教えよう、まずは……」

アリスはそこで一旦話すのをやめ俺に近づき俺の肩に手を置く。その瞬間、アリスの手が光る同時に身体中を熱い何かがめぐるのを感じる。

「……!」

数秒後。アリスは俺の肩から手を離す、するとすぐに先程の感覚は消える。

「……今、何をしたんだ?」

俺が訪ねると、アリスはすぐに答える。

「君の身体を正確には魂を神聖魔法が使えるようにした。つまり君はこれで神聖魔法を扱う事はとりあえずできる。では改めて使い方だ。まず、身体の中で違和感を感じる所があるだろう。そこに意識を集中させてくれ。」

俺は言われた通りにさっきから違和感を感じている所に意識を集中させる。すると、その感覚が身体中に広がり消える。

「……できたが、すぐに感覚が消えてしまったが……これは成功なのか?」

それに対してアリスは頷きながら説明する。

「あぁ、それは成功だ。すぐ感覚が消えたのは身体に魔力(マナ)が馴染んだからであり、実際には消えたわけではない。魔力(マナ)を感じたいと念じれば感じる事はできる。では次だ。次は魔力(マナ)を感じながらあのカカシを見てこう唱えてくれ。

我 神の力を扱えし者 神獣フェンリルよ 我に汝の力を預けたまえ フリーズインパクト。と、さぁやってみてくれ」

俺はアリスに言われた通り魔力(マナ)感じて、カカシを見てアリスと同じように唱える。

「我 神の力を扱えし者 神獣フェンリルよ 我に汝の力を預けたまえ フリーズインパクト」


次回はいつになるかまだわかりません。まぁ10/8までには投稿します。


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