表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

沢木先生お題シリーズ

ときめきメモリマス8(四百文字お題小説)

作者: りったんばっこん

お借りしたお題は「試用期間」です。

 御形ごぎょうなずな、高校二年。


 幼馴染の布貝ふがい那実雄なみおの事が好きなのに意地を張っている。


 そんな薺を見かねた親友の蘿蔔すずしろ綾香あやかが二人の仲を取り持とうと動いた。


 薺と那実雄はデパ地下で二人きりになった。


 那実雄がいきなり謝罪したので、薺はドキッとしたが、


「あ、あんたに謝られる事なんかないわよ」


 また心にもない事を言ってしまう。


(何言ってるんだ、私?)


 途端に顔が熱くなるのがわかった。


「あんた、綾香の事が好きなんでしょ? だからここにいたんでしょ?」


 更に暴走してしまう自分を止められない薺。


「え、あ、ええとその……」


 那実雄は言葉が出ない。


「じゃあね!」


 薺は顔が赤くなっているのを知られたくなくて、その場から逃げ出した。


 すると物陰から見ていた綾香が引き止め、


「小中って試用期間があったのに、まだそんな事を言っているの? 私が布貝君を盗っちゃうよ」


 その言葉に薺は衝撃を受けた。

まだ続きます。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ