生徒会とヒロインの初接触①(ライト視点)
明日は私の先輩の卒業式です、土曜日だけど学校に行ってきます
8話目です
今回はライト視点です。
今日最後の授業が終わり、俺は至急来るように言われている生徒会に向かった、入った瞬間になぜか生徒会室の空気がいつもと違うことに気がついた、そこにはもう俺以外がすでに揃っていた
「え~と、なにか、あった?」
俺の言葉に会長がこちらを向く
「ああ、ライト、悪い知らせだ」
そう言って会長はひとつの封筒を俺に差し出してくる、俺は無言でその封筒を開け中身を見てみる、中には数枚の写真が入っている
「…!?、これって!!」
「そう、絶対にありえない写真だ」
そこに映っているのは生徒会で仕事をしている写真だ、・・・撮られた覚えのまったくない
「持っていたのは女性徒で、これは買ったといっている」
「買ったって、いったい誰から?」
会長は悩ましげに眉を寄せて苦悶の表情をしている
「それが分からないらしい、不定期に写真を売る場を設けるらしい、そこで人気の男子・女子の写真を売っているらしい、もちろん非公開でね」
…それが本当ならすぐに止めてもらわないとその生徒にいつか被害が言ってしまうかもしれない
正直に言うとそこはあまり心配はしてないけど、自分も一応被害にあっているので真面目に取り組みたいと思ってはいる。
「着替えなど、完全にNGな写真を売っていないところを見ると一応良心は有るとは思いたいが、それでも、流石に・・・ね」
会長の表情はどんどん黒さを増していく、これは絶対に犯人を見つけるまで空気が悪そうだ
「それにどうやってこの生徒会室の中を撮影したのか、そこを聞かなければいけないですしね」
今度は副会長が絶対零度の無表情で言っている、犯人は命がいらないのだろうか?
「まあ、今日来るかは分からないが、皆視線に注意しておいてくれ」
俺は会長の言葉に頷いて答える。
今回は少し短めになってしまいました。
明日はもう少し長くしたいと思います
誤字・脱字がありましたら申し訳ありません。