表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
10/12

心術、型、戦略

 その後。

 何人かの賭争を見て、シロナは思った。

 皆が皆、一対一で戦う賭争者。しかし一目で一騎当千の猛者とわかる。

 街の賭争者とは比べ物にならないほどに、圧倒的に強い。強力な心術で敵をねじ伏せている。

 効果範囲が、発動の速さが、術の精度が、今までの敵とは圧倒的に違う。

 徹底的に己の技術を磨き上げている賭争者ばかり。

 その上で、戦略を練り、自分の土俵に引きずり込んで戦うエキスパートばかり。

 分類するとなるなら基本的には攻守のつり合いの取れた近接タイプの賭争者が多い。

 傾向を分析して、勝つ術を考える必要がある。

 シロナは周囲を注意深く見渡す――

 今のところ見たことのある相手は今のところ一人もいない。

 ――一筋縄ではいかないようだ。


 闘技場の案内人の話によると、最初の賭争は相手の素性を知らぬもの同士。

 この闘技場で初めて戦う者同士の戦いと決まっているとのこと。

 そして、賭けるものはお互いの全て。

 未知数の新人が全てを賭けて戦うからこそ面白いと、案内人は語った。

 その戦いに勝利すると、晴れて正式に王の客人となる。

 それで初めて王が座るのと同じ座席、一番下の観客席へと入ることが出来るようになる。

 シロナは瞳に力を灯して決意する。

 王の印章を奪う為には、魔法使いの少女に願いを叶えて貰うには、私の望みを叶える為には――この戦い、絶対に勝たねばならない。いや、絶対に勝つ。



 ――――

 夜。

 シロナは自室にて、今日見聞きしたことを思い返していた。

 私達はこれから、未知の相手と戦わなければならない。確かに相手の戦術を見極めてからの戦闘では勝手が違うだろう。一方がもう一方の戦術を知り、もう一方は知らないという不公平をなくすための行為らしいが、難儀な話だ。事前の情報収集も賭争者の技量であるはずなのに。

 ――だが、こちらにはクロードがいる。

 彼がいる以上、心術使いに負ける気がしないのもまた事実。

 いざとなったら、彼に敵を押さえこんで貰えばいいのだ。

 それでほとんど全ての敵は完封できる。

 クロードの纏う黒い球からはみ出した敵を私が狙い撃ちにすればいい。

 しかし、それもある種、賭け。

 敵の賭争者の力が――腕力が、クロードよりも弱ければの話。

 先ほど見た、長身の男のような敵と当たった場合、クロードでは敵を組み伏せることは出来ない。

 やはり、クロードに対して攻撃が効かないことに動揺して、心術の精度を下げて貰うしかない。

 心術は心の力。

 相手に戸惑いが生まれれば、大きくその力を失う。

 シロナは今まで、その効果を有効に利用して戦ってきた。

 ――何にせよ、勝つしかない。

 次の戦いが最初にして最大の難関。この戦いに勝利しないことには、王に近づく事すらも出来ない。

 シロナは小さくため息をついた。

 街の闘技場のように上手くはいかないものね。


 勝つためには敵となる賭争者たちの傾向を分析し研究することが肝要。

 未知の敵と戦うにあたって、シロナは基本に立ち返り、現在の段階で一般的に知られている心術の基本的な性質を、一つ一つ意識しながら思い出すことにした。

 先ず、大きな前提として心術は心に作用する術である。

 これは多くの心術を観察した結果から判明した、前提として採用していい程の純然たる事実。現状において、例外はない。

 心術の力はとても大きい。

 無防備な人間が、害意のある強力な心術を受ければ、それだけで廃人になる可能性すらある。

 心術使いは、攻撃を意識していれば、敵の心術に対して若干の耐性があるが、力の籠った心術を受ければ、それだけで昏倒することもある。

 そして、発動している心術が破壊されれば、術者に相応のダメージが返る。

 籠められた想いが強ければ強いほど、頑丈な破壊されにくい術となる。

 しかし、破壊されたときの反動もまた大きい。

 心術を術者の意思で解除した場合には、その反動はない。

 けれど、心術は解除するには、籠められた想いに比例して時間がかかる。


 これらが心術の性質。

 ――心術使いの間で、常識として広まっている経験則。


 そして、次に思い返すのは、心術使いの間に存在する戦法の共通点。

 一般的な心術使いは自らの術を小出しにしない。

 全身全霊の一撃を持って叩き伏せるほうが未知の敵と戦う上で効果的。

 心の力の総量が勝っているほうが勝つという、いたってシンプルな戦いに持ちこむ。

 それが、多くの賭争者の選択する戦術。

 それゆえに、心術使いは術の解除を行わない。

 強い想いの籠められた術を解除するときに生じる隙が大きすぎるからだ。


 先ずこれらが、全ての心術に共通する理解。

 その上でシロナは存在し得る心術の傾向を、近距離型と遠距離型に分類していた。

 攻撃距離と攻撃範囲が狭く、威力も低いが小回りの効く近距離型。

 攻撃距離と攻撃範囲は広く、威力も高いが発動までに時間のかかる遠距離型。

 近距離型の心術は先ほどの隻眼の娘や長身の男、さらにシロナと同じように自らの手に武器を具現化し、至近距離でその威力を発揮するもの。

 遠距離型は、過去に見た、宝石を飛ばす豪奢な女。

 宝石に力を注ぎ攻撃する型であるが、攻撃の発動までに無防備で、長い時間を必要とする。

 そして、重大なのは心術は操る触媒が存在することで威力を増すという事実。

 過去に見た、黒髪の女は自らの髪を、豪奢な女は宝石を、隻眼の娘は髪留めを触媒とすることで、より強大な力を得ていた。

 心術で生まれたものは術者の身体から切り離せない。

 だがもし、触媒があったなら、触媒に力を伝えた後にそれを飛ばす事も出来る。

 豪奢な女の宝石がそれだ。

 触媒の有無は特に遠距離型の術の精度に大きく影響する。

 良い触媒が存在すれば、術の発動までの時間を短くすることができる。

 遠距離型の心術使いの場合は、多くの者が何かしらの触媒を用いている。

 あの宝石を飛ばす女の場合は、飛ばしているものが、媒介である宝石自身であるために、宝石本体が物理的な威力も持つ。

 あの時の女は、宝石に物理的な破壊力ではなく、何か別の力を付加していたためか、宝石に当たっても、クロードはダメージを受けていなかった。

 その付加された力がなんであったかは、クロードに打ち消された今となっては、わからない。



 ――――


 ここでひとまず、この分類を用いて街の闘技場の歴史を紐といてみよう。


 遥か昔。

 街の闘技場は、多くの無頼漢で埋め尽くされていた。

 ただただ、拳を振るって野蛮に戦うのみの男たち。

 それが心術が生まれる前の時代。

 その拳による暴力を、突如として現れた心術使いたちが駆逐した。

 その者たちはみな、近距離型の心術使い。その心術使いには拳では、とても敵わない。

 殴りかかろうとする前に心術を受けて倒れてしまう。

 流れが変わった。

 次に、近距離型心術使いが溢れる闘技場。中で行われるのは全力の心術同士のぶつけ合い。心の力の正面からの削り合い。

 その者たちに勝つために、より高い威力の術を放てる遠距離型心術使いが生まれた。

 けれど、地下闘技場では武器の使用は禁止。

 結果として触媒を必要としなくても技術を生かせる、近距離型心術使いの数の方が多いままだった。

 それは二対二の方でも長く同じだった。

 しかし、あるとき、多くの賭争者の組みの二人ともが近距離型の心術使いであることを利用して、一人が近距離型、もう一人が遠距離型で挑んだ組みが居た。

 そして、その組みは火力の差で勝利。

 遠距離型の心術使いが術を発動するまでの時間を近距離型の仲間が補う戦術。遠距離型の術が発動すれば、技の威力で多くの場合に押し勝てる。

 有効な戦術として、二対二の闘技場では、一人は近距離型、もう一人は遠距離型、という戦術が多く採られるようになった。

 この組み合わせがバランスとしては最も優れているだろう。

 しかし、このバランスの隙をついて、二人とも遠距離型で賭争に参加し、勝利を収めた組みが現れた。

 近距離型は遠距離型に不利だという事実を読み切っての勝利。

 しかしこの、二人ともが遠距離型という戦法は主流には至らなかった。

 あまりにもリスクが大きすぎる。

 近距離型、遠距離型 対 遠距離型二人。

 この戦いの場合、近距離型の味方の遠距離型が捨て身で近距離型の為に道を作り、敵の遠距離型二人の攻撃を受けきれば、多少不利ではあるものの、近距離型と遠距離型の組みの勝利もありえる。

 それに、心術を発動するまでの時間を稼いでくれる人間がいるのといないのでは安心感が大きく違う。

 精神の安定は術の発動時間にも大きく関係する。

 ――さらに言うならば、心術使いたちは恐れていたのだ。

 狭く囲われた闘技場。

 その限定された空間の中でなら、体術で戦うものならば、遠距離型の心術使いに勝ちうるかもしれない。

 発動までに時間のかかる心術。

 その隙をつき、一瞬にして間合いを詰めて物理的に攻撃されたなら――屈強な肉体を持たない、心術使いでは敵わないだろう。

 普通の心術使いではその戦法は使えない。

 いや、どんな人間でも、きっとギリギリで実行は不可能。

 けれど、ともすると不可能を可能にする程の速さを持つ、圧倒的な体術使いが存在するかもしれない。

 そうなったなら、闘技場で、また血を流す殴り合いが始まってしまう。

 体術使いに復権を許すことを恐れて、街の闘技場では近距離型と遠距離型の組みが主流だった。


 街の闘技場へ、シロナとクロードが挑んだときの段階が、ここだった。

 近距離の術も遠距離の術も等しく効かないクロード。

 しかも、ただ効かないどころか、クロードの持つ黒い空間は心術をかき消す。

 強制的に消滅させる。

 クロードに対して心術で攻撃したものはみな、その心術を破壊された衝撃を心に受けて倒れていった。

 クロードの特性は、その特別な状況下では明らかに最強だった。

 それを利用して勝利を引き寄せるシロナ。

 ロベリア第三闘技場でシロナたちが負け無しなのも当然だった。

 しかし、クロードには明確で決定的な弱点がある。

 それは相手の体術に圧倒的に弱いということ。心術を使わない攻撃に対して、彼は無防備。それこそ単純に、敵に殴りかかられるだけでも厳しい。

 シロナはそのことを恐れていた。

 もし、身体を鍛えた心術使いがいたとすれば、それだけでアウト。シロナが単体性能で勝らない限り、二人に勝ち目はない。

 それに、これらの理解は全て経験則。

 法則には例外がつきもの。

 現在は、まだ心術が生まれてから未だに片手で数えられる年月しか経っていない黎明期。

 心術の正体も心術による現象も、その特性も未だに理解が進んではいない。

 クロードの特性も、心術に対する理解も、シロナの独自解釈によるものに過ぎない。

 以降に、どんな例外が現れるかもわからない。

 始めて見たからわからないなどという、事態は許されない。

 想定外は排さなければならない。

 クロードの力は、正にその黎明期であるが故の不安を煽る力となっていた。

 誰も見たことのない未知の力に恐怖するのは至極当然。

 現状では勝負の結果は全て戦闘の前に、相性によって決まる。

 シロナとクロードの組みは、そんな脆さを持っていた。


 しかし、シロナは引くつもりはない。

 それもそのはず。

 もし、普通の心術使いが相手なら、負ける可能性は限りなく低いのだから。

 この王城の闘技場も、街の闘技場と賭争者の型は大きくは違わない。

 見る限りでは、心術に頼った術者ばかり。

 ――公算は大きい。

 一度も勝っていない新人は、王と同じ舞台には立てない。

 王の傍へと近寄ることも出来ない。王から印章を掠め盗ることも出来ない。

 だったら、勝って王の傍に行くだけだ。



 翌日。

 シロナとクロードは王の闘技場へと申し込みを済ませた。

 二人で一人の扱いは受けられるようだ。

 むしろそもそもが、二人で一人として城に呼ばれたようだった。

 二人は城兵から近日中に対戦が組まれるので、城の中で待機しているように、と伝えられた。

 王城。二人に与えられた豪奢な客室。

「ねぇ、クロード」

「ああ」

「いつの間にか、あなたを覆う黒い塊の色が、濃くなってない?」

 少し前から感じていた疑問。シロナは思いきってクロードに聞いてみることにした。

「そうか。俺には分からないな」クロードは淡々と答えた。

 事実、クロードは気づいていない。

 中にいるものには、その闇が徐々に濃くなろうとも気づかない。

 ――人は自らの髪が、日に日に長く伸びていくことを意識しないのと同じように。彼は自らの闇の認識出来ない。

「そうよ。だって、こんなに黒いもの!」

 シロナはクロードの正面に立ち、手をその黒い塊の奥へとかざしてみる。

 窓から太陽の光が射している、明るい部屋であるにも係わらず、かざしたその手が暗く見えるほどにクロードの闇は深くなっていた。


「……それが、問題あるのか?」

 クロードはまるで何事もないかのように淡々と聞いた。

「問題って……」

 シロナは少し考える。……言われてみると確かに問題はない。

 今も、クロードは対心術において無敵のまま。確かに、私にとってはクロードの闇が濃くなろうとも何の実害も無い。彼が心術に対して無敵であるかぎりは……私は自分の願いを叶えることが出来る。

 シロナは確かめるように、大して力を籠めずに大剣を創りだし、クロードへと振り下ろした。やっぱり、大剣は黒い塊に触れると共に消滅する。

 弱い心術が、かき消されたことにより、軽くぞっとする感覚がシロナを襲う。

 確かに問題ない。

 クロードを覆う黒い塊はクロードの全身を包んでいる。

 その黒い球から、クロードの身体が外に出ることはない。

 シロナはクロードの腕を掴んで引っ張った。

 クロードが思いきり身体を伸ばすと、その塊の半径が大きくなる。

 つまり、両手を思いきり上に伸ばすと、その分だけ身体を覆う為に必要な半径が大きくなるので必然黒い球が大きくなり、足の先から手の指先を直径とする球が出来る。

 この状態のとき、もっとも球の体積が多くなる。

 これを上手く使わない手はない。


 シロナの思考はいつの間にか次の対戦へと向けられていた。

 最も良い奇襲戦法はなんだろうか。

 心術の全く効かないクロードの存在だけでも十二分に衝撃的ではあるだろうが、慎重な敵を相手にそれだけでは不足だろう。

 相手に最強の心術を出させて、クロードの能力でそれを霧散させる。

 最強の心術をかき消して、その反動によって敵を倒す。

 現状それが最も危険が少なく、効率のよい勝ち手段だろう。

 力の籠った心術を破壊されると、術者の心にもより大きな痛手が残る。


 他にも勝つ手段は考えられないかと、シロナは自分の能力を再確認してみた。

 大剣の心術。最大半径は11m前後。巨大化、縮小化が可能。しかし、大剣の一部分だけの大きさを変えることは出来ない。

 柄の部分が大きくなりすぎると持ち辛いので、普段は扱いやすい大きさで維持している。

 その大きさは柄の太さから約5m。人体を斬りつけると、斬られた相手は倒れる。

 当たった手ごたえこそあるが、切った相手に傷はつかない。

 苦悶の表情を浮かべて倒れる。

 掠ったときには、相手は表情を歪める。

 他の者の心術に攻撃されたときと同じように、もし触れたなら、ぞくりとした寒気と共に、世界の不吉に触れて倒れるのだろう。

 何も考えなければ、全ての物質を透過する剣となるが、意識さえすれば、地面に突き刺すことも出来る。

 体から離れると消えてしまう。

 重さは感じない。故に本物の剣ではありえないほどの速さで振ることが可能。

 しかし、剣を手に持って戦うがために、攻撃のために腕を振る必要がある。

 なので敵が、前に見た隻眼の娘のような心術使いであり、持久戦を挑まれた場合は攻撃を続けてはならない。

 体力的に不利になってしまう。

 あの戦いを見ていなければ、そんな自分の弱点には到底気付けなかった。

 持久戦を挑まれないようにする為の作戦が必要。

 そして、持久戦を挑まれた時の心構えが必要。


 最善の策は何か?

 敵に、クロードを無視されて、延々と私へと攻撃を受け続けられるのが一番厳しい。

 なら、やはり、クロードに全面に出て貰う。

 そして、相手がひるんだところを大剣で攻撃。

 もし相手がひるまなくても、大剣で攻撃。

 そのまま勝ちを狙う。

 単純だが一番確実性の高い作戦。

 相手が近距離型だろうが、遠距離型だろうが同じ方法で対処できるのが強み。

 相手を見切る時間が不要というのは、お互いに初対面での戦いではかなり有利に働くだろう。

 こちらから動くということは、隙を生み相手に迎撃されるという危険を孕む。

 しかし、クロードには心術は効かない。

 危険を最大限に減らしてくれるスキルがある。

 ――大丈夫。

 きっと勝てる。

 いや、絶対に勝てる。

 シロナは何度も自分に言い聞かせた。


 二人の対戦が決まったのはその翌日。

 さらにその次の日に対戦ということだった。

 街の闘技場とは違う、随分とのんびりな戦いの日程が決まるペース。

 それだけ敵賭争者が少ないのか、それとも多すぎるのか。

 城の地下闘技場での様子を見る限り、それはおそらく後者だった。

 城の地下では連日連夜、賭争が行われていた。

 ここでは、全てを賭けて戦う必要はない。ただ、戦うだけで大金を得られる。

 そのために、何も賭けずに何度も戦う人間が存在する。

 なので、戦える人間は多いはずだ。


 決戦前日。

 シロナは翌日までゆっくりと休息し、戦略を練ることにした。

 クロードは何の心配もないといった悠然とした様子で、ずっと窓辺の安楽椅子に腰かけ外を見ている。

 シロナは無言で思案に耽る。

 そう明日こそが、運命の分岐点。

 明日を乗り越えさえすれば目的に大きく近づける――

 どうでしたか?


 設定の出し方がとても難しいです……

 うまく書けてるのかなぁ……


 ご意見、ご感想、疑問点、矛盾点などがあったなら、コメントを下さい。


 お待ちしています。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ