棚卸しに前期秋の行楽商戦が終わると、やはり人事異動発令なのだがWOW
仕事に魔法とスキルを多用した元の世界での充実した日々、激しく楽しい激務なお盆商戦を乗り切ったのが、さて、異世界を流転する主人公異世界流転者はこのあとどうなるのかなのだが
スキルと魔法の異世界パワー全開の押せ押せで、お盆商戦は笑顔で幕を下ろしたのだが、アルバイトの「雪」がいなくなるのをマネージャーがとても残念がり、奥様に出て行かれたのはご愛嬌であろう(笑)
さて、お盆商戦の後は、売場を少しずつ元の形に戻しながらの季節商品の売り切り、ギフトコーナーもググッと縮小しながら、箱売り纏め売りコーナーに移行しつつ、夏休み&残暑コーナーに切り替えていくと、年に2度の棚卸し、棚卸しが終わると前期秋の行楽商戦とチョコレートを中心に新商品フェア&鍋物提案の時期で鍋物では9月は「おでん」が動き始める。もしもに備えてマネージャーに引き継ぎもせねばならない季節でもある。
いつぞやの飲料会社さんの先導で秋の行楽シーズン向けの新提案商品が並び、本当の提案者である私には、感謝の言葉と多額の袖の下が準備され、飲料会社の方は二階級越えで支店長に就任したとの報告を受けたのだが・・・お金をいただいても使う休みが少ない我が会社、まあ久々の店休日に「雪」を登山と温泉にでも連れて行こうかな? 連休は取れないから泊まれ無いけど・・・なんて事を考えていると、人化して夕方のお買い物に来た「雪」が嬉しそうに寄ってきて「主、登山と温泉、連れて行ってほしいのじゃ」とはしゃいでいるのをお休みなのに何故かいるマネージャーと、業者さんが「変わってるけど可愛い妹さんだネ」と・・・悪い虫がつかないか心配になるのだが。
ようやく来た店休日、少し雲は残ったが心地よい風が吹く高原から登り始め、池塘や湿原を通り、延々と樹海を抜け、9月半ばなのに雪が少し残っている開けた所で休憩をしながら一眼で春夏秋の花が見られたことに2人で感動しつつ、ハクサンシャジンとミヤマシャジンが並んで咲く姿を見ながら嶺なりに登頂した。「雪」は「そらを飛んでいる時より歩いて登る方が山は綺麗なのじゃ」とはしゃぎ、周囲に笑われていたのだが、後から聞いたら登山の日が待ちきれず鳥のフィギュアに融合し、飛んで来たらしいのだった。まったくもって「雪」らしいことだ。2人であちこち眺めながら別ルートに下山し、素晴らしい眺望の露天風呂に浸かり、鹿肉をご馳走になり、帰りは山の反対側の駐車場まで鳥のフィギュアに融合した「雪」を魔力で大きくして乗せてもらい、途中の稜線で記念撮影をして夕暮れの時に愛車に戻ってきた。きたのだが「雪」は「帰りたく無いのじゃ」とだだをこねたので、「私が、どんな異世界に行こうと雪は一諸なんだから、またこの世界に来れたら一諸にこよう。」と言うと「わかったのじゃ。主、にはいっぱい番がおるが、異世界に渡れるのは我だけ、だから主はあちこちの異世界でいっぱい番といっぱい子を残してよいのじゃぞ」と異世界倫理観丸出しの理論なのだが
その翌日、予定通り内示が出た。その日のうちに送迎会が簡素に開かれた。この会社としては長い2年間を過ごした出向先から直営店舗への人事異動で女性管理者の教育がメイン業務となるようだったのだが・・・即日、異動先の近所にアパートが決まり収納で荷物を運び込み、改めて新任の挨拶をした帰りに社員証を機械にかざしたハズなのだが、右手の社員証は見覚えのある「ま〜るい」カードに、機械は妖しい壺に変わっており「ぷお〜ん」と・・・聞き覚えのある音がしたのだが
主人公の一明は大好きなお仕事、大好きな商売を満喫しながらも「雪」と2人の余暇も過ごしてきただが、次なる店舗に次なるミッションを与えてられたのだが、入社2年の21歳で倍の歳の女性管理者候補に管理者業務を指導って?更に、新任の挨拶の帰りに「ぷお〜ん」との音がしたのだが




