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クソボケ激メロ術師の現代伝奇バトルでハーレム構築スローライフ希求譚  作者: 所羅門ヒトリモン


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第11話「鳶瀬山八千代は童女のような肉食派である」



 まったく良くない。

 なので、A.N.O.M.A.L.Y.を爆速で片付けてきた秋水は、再び鳶瀬山神社に戻っていた。

 時刻はまだ午前の九時。


「えっと……お花見デートする?」

「ダメよ。順番的に次は私でしょう?」

「でも、よくよく考えたらA.N.O.M.A.L.Y.退治ってデートじゃない!」

「自分の選択を後悔するコトね!」

「そんなっ、秋水くん!」


 千景が「デートしよっ? ねっ、デートしよっ?」と秋水の袖に可愛らしく縋り付く。

 別れ際、あんなに思い切った発言をしてドキドキし合ったばかりだというのに、なんという貪欲さだろうか?

 秋水は普通にグラっと来ながらも、真面目に首を横に振った。


「千景先輩。それを許したら、俺が今一番デートするべきなのは千歳先輩です」

「むっ」


 千歳の名前を出すと、千景は頬を「むっ」と膨れさせながら袖から手を離した。

 鳶瀬山家のなかで、やはり千歳は特別な立場にあるらしい。

 残念そうにしながらも、千景は大人しく身を引いた。


「分かった。でも、次は絶対ゆっくりしたデートをしようね?」

「ええ、もちろんです」

「はいはいっ、そこまでっ! 時間終了っ」

「あっ、ちょっと八千代っ」


 そこにズバッと身を乗り出してきたのは、先ほどから秋水を出迎えていた八千代だ。

 呼び鈴を鳴らして社務所の玄関に出てきたのが八千代で、そんな八千代の黄色い声を聞いてダダっと外に出てきたのが千景。


 千景は巫女装束から着替えている途中だったのか、少々あられもない格好をしている。


 具体的に言うと、上衣の袷が緩んで胸の谷間や片側の肩が露わになっていた。


「チカ姉はさっさと着替えて来なさいな。それとも、そうやっておっぱい出して誘惑する作戦なの?」

「!?」


 ボンっ! と。

 気づいていなかったのか、千景が慌てて「きゃあ!!」と社務所へ引っ込んでいく。


 それを見送った秋水は、内心で「もう完全に女だよアレは……」とキモオジ化していた。


 キモオジ化し、希死念慮に駆られていた。


 それはともあれ。


 私服姿の八千代が、秋水と二人きりになった途端、うっとりとにじり寄ってくる。

 千歳と千景と違い、八千代と八千花は髪を結い上げているのが特徴的だ。

 目元の印象がキリッとしていて、柔和というよりかはクールな感じのする顔立ちなのも、趣が違う。


 前者を仮に双子の舞姫とするなら。

 後者は双子の武者姫といった喩えが適切かもしれない。


 剣道や薙刀、弓道が似合いそうな美人だった。


 だが、飾り気がないワケじゃない。

 八千代は螺鈿細工の色鮮やかな(かんざし)を差している。

 八千花もたしか、高級そうな髪飾りをつけていたはずだ。


「今日は学校、休まれたんですか?」

「ええ」


 にじり、にじり。

 袖なしオフショルダーの白いワンピース。

 身体の線をハッキリ目立たせる装いは、果たして常日頃からの普段通りなのか否か。


 麦わら帽子と向日葵を組み合わせたら、完璧に〝一夏の思い出系お姉さん〟だった。


 俺こういうの好き。

 秋水は拗らせクソ野郎なので、すぐに魅了された。

 ただ、八千代の場合は目元が涼しげなので、なんというか〝避暑地で羽根休め中の女騎士〟みたいな雰囲気もある。


 完全に外見だけの話にはなるが、普段は無骨一辺倒で遊びのあの字も知らなそうな生真面目女騎士が、実は貴族のご令嬢でプライベートでは思いがけない可愛らしい服装に身を包んでいるとか……


 なんか、そんな感じのエモさが滲んでいるのだ。


 武門の子女、と表現すればイメージが伝わりやすいか。


 異性の私服姿を目の当たりにして、一瞬でこれだけのキモ思考を巡らせる秋水は終わっている。


 しかし、この場で終わっているのは、何も秋水だけではないらしい。


「秋水くんて、やっぱりエロいわね……」

「──は?」

「まるで、女性ウケを狙った少年誌のイケメンキャラクターみたい……」


 ふたりは同類かもしれなかった。

 コホン、と八千代が咳払いを挟む。


「それはさておき。チト姉のデートがA.N.O.M.A.L.Y.に邪魔されたって聞いた時から、こうなるコトは読めていたわ」

「……こうなるコト?」

「秋水くんとデートをしても、それは高確率で中途半端な状態になる。筆頭ですもの」


 だからね?

 八千代は妖しい笑みを浮かべながら、秋水の片手を握って両手でそれを包む。

 細く小さな手指が、まるでマッサージでもするかのように蠢いた。


「えっと、八千代さんはつまり、俺が千景先輩とデートをして、それが途中でA.N.O.M.A.L.Y.に邪魔されて、こうしてまた俺が戻ってくるところまで、あらかじめ推測していた? だから、学校を休んでいたんですか?」

「せ・い・か・い。だって秋水くんなら、A.N.O.M.A.L.Y.なんてすぐにやっつけちゃうでしょう?」


 八千代の声は何故かウィスパーだった。

 服装は清楚なのに、妙な色気がダダ漏れている。

 そのせいで、名前の後ろに先輩とつけるのを秋水は戸惑った。


 相手は千歳や千景と同い年の少女のはずなのに、もっと成熟したアダルティな異性のように感じてしまったからだ。


 いや、違う。


 八千代がまとう圧倒的なまでのお姉さんオーラに、秋水の心のほうが相対的に幼くなっているのかもしれない。


「私はチカ姉より不真面目なの。デートをするなら、まだるっこしいコトは無しにしましょ?」


 ボク? とは言われていないが、秋水は勝手にそう呼ばれた気がした。

 妹持ちの長男は、歳上のお姉さんにどうしても憧れを持ってしまう悲しい生き物なのだ。







 そんなワケで、ドキドキのデートである。

 八千代は「私とのデートでは、A.N.O.M.A.L.Y.のことは忘れてもらうわ」とガチで恋愛だけに全集中スタイルのようだ。


 ふたりはいま、山麓にある向日葵畑に来ている。


「……あの、八千代さん」

「なに?」

「ここ、異界ですよね」

「……違うわ」

「いや、結界も張られてるし絶対に異界なんですが」


 向日葵の咲く時期は、一般的に七月から八月。

 太陽が燦々と照り付ける茹だるような夏場。

 空には澄み渡るような青と、足元には炎天の証である蜃気楼が地面から立ち上る。


 向日葵畑に入った瞬間、ふたりはそういう景色に包み込まれた。


 常夏の向日葵畑。


 入り口にあった立て看板には、鳶瀬山神社封印管理区画と記されている。

 どうやら千祠の森と同じく、ここもまた退魔巫女一家の監視領域らしい。

 じっと見つめ続けていると、八千代が拗ねるように口を尖らせ白状した。


「そうね。たしかに異界だわ。でも、ここは本当にただの向日葵畑なだけなの」

「人間への加害性は?」

「無いわ。出入りも自由だし、私たちが封印してるからA.N.O.M.A.L.Y.の発生率にも影響しない」

「……じゃあ、本当に?」

「そ。本当に、ここはただの向日葵畑」


 遠いいつかの夏の時間。

 青空と一緒に固定された永遠のサンフラワー。

 肌を焦がすような暑さが、喉を乾かす。


「『向日葵の君』って呼ばれてる娘がいてね? 小さい頃は一緒によく遊んだの」

「向日葵畑の精、って理解で合ってますか?」

「ええ。きっと、たぶんそうなんでしょうね」


 歳を取ってからは、会えていない。

 恐らく、子どもの時だけ会える妖精のような存在。


「いまでは本当に彼女がいたのか、自信も無いわ。だけど、楽しかったコトだけは覚えているから、いまでもここはお気に入りの場所」


 自分よりも背が高い。

 黄色い花の香りをそっと集めるように両手を仰いで、八千代は白いワンピースを翻す。

 くるっと回って、秋水に振り返り。


「どう? 秋水くんも、気に入ってくれる?」


 赤みの差した頬のまま、一瞬だけ童女のように華やいだ。

 秋水にはそれが、ひどく不意を打つ魅力に映った。


 田舎の夏。


 自分と彼女以外には誰もいない蝉時雨。

 向日葵畑でふわりと揺れる白いワンピースは、キラキラと眩しくその内側の少女を輝かせる。

 こんなふうな少年時代を過ごしたかったと、秋水は男心に訴えかけられた。


「はい。好きです」

「……そう。だったら、嬉しいっ! ねっ、こっちに来て?」

「っ、と」


 八千代が手を引っ張る。

 向日葵畑はどんどん周囲に分厚くなる。

 そうして進んでいくと、ふたりはやがてポッカリと空いた草の広場に出た。


 およそ十メートル四方の、円形状の草むら。


「なんだか、秘密基地みたいでしょう?」

「秘密基地、ですか?」

「小さな子どもにとっては、絶好の隠れ家だとは思わない?」


 向日葵の壁に遮られ、草むらにいる人間は外からだと確認できない。

 八千代は再び、小さな声で囁いた。「ねぇ、ふたりっきりだわ」


「私ね? 夢があったの」

「……夢?」

「恋人ができたら、子どもの頃の話をして、大人の記憶で過去を上書きするって夢」


 爽やかな緑に腰を下ろし、白いワンピースが「座って?」と隣へ誘う。

 秋水は抗い難い誘惑を感じて、言われた通りにした。

 剥き出しの肩が、太陽の光を浴びて艶やかに濡れる。

 地面に近づいた分、自然の香りがより強くなった。


「見て? こうして見上げると、向日葵ってちょっと不気味でしょう?」


 向日葵の裏側は、黄色い表側と違って緑の陰影が濃い。

 トゲトゲした輪郭もあるし、太陽が翳れば黒く不気味な背ぇ高のっぽに見えなくもなかった。

 その足元は、なおさらに薄暗くて。


「秋水くんは、怖いものってある?」

「怖いものですか?」

「私は、蛇が苦手」

「……」

「正確には、爬虫類全般が苦手」

「それは、【呪い】があったから?」

「ええ」


 でも、決定的だったのはカナヘビよ。

 八千代は「ちっちゃいトカゲ。知ってる?」と苦笑する。

 秋水は頷き、「もちろん、知っています」と返す。


「日本だと全国各地に棲息しているらしいですね」


 茶色いカラダで長い尻尾を持つ小さなトカゲ。

 よくニホントカゲと混同される。

 青いグラデーションの尻尾を持つのは、カナヘビじゃなくてニホントカゲだ。

 綺麗な生き物なので、秋水は子どもの頃、捕まえて飼育しようとした記憶がある。

 あいにく、カナヘビしか見つからなくて諦めたのだが。


 八千代はそのカナヘビが苦手らしい。


「こうしてここで寝っ転がって、昔、遊び疲れて眠ってしまったコトがあるの」

「暑くなかったんですか?」

「子どもの頃よ? 熱中症も知らない頃だもの」


 幼い日の八千代は向日葵畑の秘密基地で、スヤスヤとお昼寝してしまった。


「でも、ご指摘の通りこの暑さですから」

「あまりグッスリとは眠れなかった?」

「ええ。しかも、寝起きは最悪」


 想像してみて? と八千代は指を指して向日葵の裏側を示す。


「あそこやあのあたりから、何か小さくてニョロニョロしたモノが、素早い動きで這い降りてくるの」

「……」

「私、当時はカナヘビなんて知らなかったから、蛇だと思ってしまったのよね」

「ああ、それは」

「分かってくれるかしら?」


 お気に入りの遊び場所。

 安全で、昼寝をしてしまうくらい心を許していた場所。

 なのに。

 小さな子どもにとっては、どれだけ不意を打たれた衝撃だろうか?


 楽しくゲームをして遊んでいたら、親がとつぜん怒鳴り声をあげてゲーム機を蹴り飛ばしてきた。


 きっと、それくらいショックが大きい出来事だっただろう。

 人の心が一番脆い状態の時に、最も残酷な仕打ちを喰らうような悲惨さだ。

 秋水にもなんとなく覚えがあった。


 そんな秋水の()()を、八千代はすぐ隣からこちらも()()したらしかった。


「……秋水くんも、同じような体験をしたコトがあるのね」

「無いほうが稀じゃないですか?」

「そうなのかしら。私は無いほうが良いコトだと思うけれど」


 人間は誰だって、小さな傷を積み重ねて大人に成長していく。

 幼年期に傷が少なかった人間は、たしかに幸福だ。

 でもね? と八千代は続けた。


「子ども時代が恵まれていなかったからって、大人になってまで引きずる必要はないと思わない?」

「? 八千代さん?」


 気づけば秋水は、八千代に肩を掴まれ押し倒されそうになっている。

 少女は潤んだ瞳で、額から汗を垂らしていた。

 垂れ落ちた雫が、秋水の胸元に落ちる。


「ぐっ、ぬっ……か、硬いわね……」

「何をしてるんです?」

「何って……見てわかるでしょう? 秋水くんとエッチしようとしてるの」

「マジですか」

「マジよ」


 ぐっ、ぐぅっ、と。

 八千代は必死に肩を押して秋水を倒そうとするが、残念なコトに相手は汐坐の筆頭術師。

 悲しいかな、少女の非力な細腕だけではビクとも動かせない。

 秋水は焦った。


「え、えっ? なんで?」

「女に言わせるの? 秋水くんて意外とSなのね……捗るわ」

「意味が分かりませんがっ?」


 どうして、八千代はいきなり秋水とエッチしようとしているのだろう?

 直前まで、まったくそんな空気は無かったはずなのに。

 秋水は困惑した。

 困惑して、気づいた。


「おっ、大人の記憶で過去を上書きするって、そういう意味ですか……!」

「そうよ? まだるっこしいコトは無しにしましょ、って最初に言ったわよね?」

「いきなり肉体関係を求められるとは思ってなかったですよ!」

「私じゃ不満?」

「全然」

「!」


 にぱぁっ!

 秋水の即答に八千代が子どもみたいな笑顔になる。

 マズイ。

 条件反射でつい本音が飛び出てしまったが、秋水はそれ以上にギャップにやられそうだった。


 このお姉さん、可愛すぎる……!


 押し倒される心配はまったく無いが、精神的にはどんどん白旗を振っている状況だ。

 惚れた弱み、という言葉があるけれど。

 秋水はまさにそれを背負わされていく。


 一方で、八千代は秋水があまりに微動だにしないので、「え、壁?」と軽く絶望していた。


「な、なんで押し倒されてくれないのっ? いいじゃない! 私、可哀想でしょう? 癪なのよ! 今まで我慢させられた分、たくさん楽しませて欲しいの! 一緒に楽しくなりましょう?」


 ぐいぐいっ! ぐいぐいっ!

 シチュエーションはまったく違うが、八千代は頭のなかで小学生の時に知ったロシア民話『大きなかぶ』を思い出していた。

 うんとこしょ、どっこいしょ、かぶはまったく抜けません。


 しかし、辛いのは秋水も同じだ。


 八千代ほどの美少女に迫られて、手を出したくない男が何処にいよう?

 本当なら肉欲に流されたい。

 直前にあった会話から、興奮のスパイスも提供されていると言えば提供されている。


 ふたりはお互いに可哀想な子ども時代を察した。


 そのうえで、大人に近い年齢になったいま。

 過去の不幸に中指を突き立てるような意気込みで、互いの子ども時代を想いながらセックスするとか、なんだ? ちょっと文学的でエロすぎないか?


 夏の田舎、青空の下で向日葵畑に隠れて。


 エロすぎる。


 だが問題なのは、ここがA.N.O.M.A.L.Y.の作った異界だという点。

 実は秋水、先ほどから何かの視線を感じていた。


 筆頭として日々、人ならざる脅威と接している。


 だから必然、人ではないモノの気配には敏感で。


「八千代さん、八千代さん」

「なによ、もうっ!」

「あの娘が、向日葵の君ですか?」

「……え?」


 ふたりの情事を盗み見ようとでもしていたのか。

 向日葵の陰からこっそり顔を覗かせていた向日葵女(クリュティエ)に、秋水は指を向ける。


 精霊は慌てて逃げるが、その後ろ姿は八千代にも一瞬だけ見えたようだ。


「うそ」


 子どもの頃の思い出は、悲しいコトばかりじゃない。

 友だちはいた。

 たしかにいたのだ。

 八千代の力が緩む。

 秋水はするりと拘束から抜け出し、草むらを立ち上がる。


「さすがに、彼女の前でそういうコトはできませんよね?」

「……そう、ね。あーあ、せっかくいい卒業場所だと思ったのに」


 白いワンピースが、コテンと仰向けに転がった。

 目的を果たせなかったのに、しかし、八千代の顔に陰は無い。

 太陽のように明るい、屈託の無さ。

 性に積極的な姿勢には度肝を抜かれた秋水だったが、その笑顔に思わず微笑む。


「焦る必要は無いですよ」

「……そうかしら?」

「ええ。だって、俺たちはもう切っても切り離せない関係なんですから」


 その気になれば、俺から誘います。


「っ……秋水くんからっ?」

「はい。そのときは、断らないでくださいね」


 もっとも、どちらが主人なのか。

 断れるとも思わないで欲しいですが、と。


「────ッ」

「なんてね。今後もたまに、ここへ来ましょう」


 意識的にか無意識的にか。

 秋水は冗談めかして、意味深に八千代へ手を伸ばす。

 その手を掴んで、身体を助け起こされた少女は。


「……ずるい」


 風に掻き消される声量で、意中の人物を恨むのだった。

 なんにせよ、ふたりは向日葵畑で少しの間だけ、互い以外のことを忘れていた。


 そういう時間を得られた。


 今後もきっと、それは続くのだろう。



 ────────────────────


 tips

 

 ◆鳶瀬山八千代|従妹・双子姉|18|結界補佐

 T169 B102.2(Icup)W56 H89

 榛摺色のロングポニテ巫女。

 性に積極的で、外見だけクール系なお姉さんヒロイン美少女ビジュアル。

 茶髪爆乳の大人っぽい女子高校生だが、笑うと童女のような純真さを醸す。

 サブカルに造詣が深い。

 好きなお菓子は柑橘系のフルーツタルト。

 エロいことが好き。


 ◆向日葵の君|脅威レベル1

 ギリシャ神話にルーツを持つA.N.O.M.A.L.Y.の一種。

 常夏の向日葵畑を作り、小さな子どもとだけ一緒に遊ぶ。

 無害な植物精霊の一種だが、親交のある子どもに危害が加わった場合はその限りではない。

 愛の話が好きで、鳶瀬山家の祖先と仲良くなりすぎて封印された。

 真の姿は巨大な向日葵の化け物。

 術師殺害率:10%




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