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星結~星憑依代〜  作者: naikuro@シロ/naisiro@クロ


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第二話・ユメかウツツか

一章がようやく出来たので少しずつ……

俯き、腕や顔、身体中に血管が浮かび上がり、変化してる瞳が淡く光る。体の中を改造され新しく作られていくのを感じながら座り込んで落ち着くまでジッとしていた


彼女……巫姫(みこ)は私となって混じるのを感じる。落ち着くまでは巫姫(みこ)の記憶を見て……


「……この時よりも前までに存在してたなんて……」


記憶の中の寄生虫は私が生きてる時よりも昔に存在してる。そして人間に寄生してる……


様々な人間……人間か寄生虫か……どっちか。擬態してるから分からない……この子は私に触れるまで興味無かったのに……私が原因で興味を持ち私を選んだ……


私は……


「ごめん……しくった。長い事猫に居たせいで感覚自体おかしくなってた……心臓だけ生成できない」


人間の臓器は複雑。長く猫を住処にして解析したところで人間とは違う。だから……


「いいよ。最低限で覚悟決めたから……好きなだけ弄り回して。私は……城の人間を見たいから……治ったら教えて……それと……私が君になりたい……


もし違うなら良いけど……そうなら私がしたいから。可能性とやらが外れて欲しいから」


「……可能性を見たのなら私が言うことはない。生かす為にするよ」


お腹を抑えて口を抑える。酷く気持ち悪く。変わっていき変わり果てるのを感じながらゆっくりと目を瞑った


巫姫(巫姫)から梓空(あずら)へと変わると何かが私の中から出て肌着、着物を持ち上げ、ゆっくりと体が変化してから出てきたものを残して人間の形へと


気持ち悪さも気分も無くなり、ゆっくりと目を開ける


「混じったね。凄い……巫姫(みこ)なの?」


伸びた骨が2本、尻尾の様に伸びて私の周囲を漂う。おなかを摩り、中身が巫姫(みこ)に置き換わり、外は私……どっちでもない状態へと変わり果てた


「これが本来の姿。多少は人間は残してる。幾分かはマシになってるとは思う」


「うん。取り敢えず……巫姫(みこ)の様な存在が居るのは分かった……目的とかあるの?」


「私には無い。普通に生きて見るだけのつまらない事を


ただ、他の同類は知らん……欲求さえ有れば何でもする。例えば人間に寄生し上を取るとか、支配、はたまた……同類を作るとか……人間と同じそれぞれで……愚かな生き物」


何か……思ってたの違う。この子は……他とは違う……そんな感じがする……ただ、信用出来るとは違う。本当に興味が私に向いただけで他は無いのだと……理解してしまう


「じゃあさ……もし仮に、国取りがそもそも寄生虫によって支配的欲求で行動してるとかなら……ここ最近の戦が多いのも……?」


聞きたくはない……けど、確認しない事には……巻き込まれただけで理不尽に奪われただけなら……


「分からない。いや、まぁ、同類がどうこうする事に関しては私はハッキリ言うとどうでも良い。ただ、その同類が一種の興味と行動で変わるのは確か


私達にとって人間は宿主で利用価値のある存在


ただ、私は本当に君にしか興味は無いしその他はどうでも良い好きにしろな思想だから


だから、私は君に従うし、君の言う取りにする。だって……こんなにも興味を持つ程君は私の利用価値があるから」


……


「じゃあさ……お願いしていい?」


「構わない。けど、考えてる事が私の思うことなら不可能。けど、やり方さえ有れば……行ける。君の尊厳に関わるけど……」


「じゃあ、それで、ハッキリさせたいから……」


それだけ伝えるとやり方を聞いて正直……後悔した


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


眠った梓空(あずら)と入れ替わりゆっくりと立ち上がる。骨の尻尾と淡く光る瞳を揺らして奥の部屋に


梓空(あずら)に黙っていた事を伝えてやる事をやる為に……梓空(あずら)の体内は人間の女。繁殖にもってこいの適切な体をしている。私が言わなかったのは……


梓空(あずら)は私にとっては大切で必要不可欠な存在。死なせるよりも私と梓空(あずら)が存在する事で同類を否定する事が出来る。興味は無いしどうでもいいが……ようやく……興味による同類否定と梓空(あずら)をこのまま永遠に生かし共に生きる存在にしたくなったから


だからあの時のような事が起こる前に全てを寄生虫に置き換え梓空(あずら)をそうなるように改造する為に寄生虫を産み落とし続けた


そして……


「劣化のしない体……この姿を残す為に」


卵から羽化した寄生虫を梓空(あずら)の体内へと入り変えていく。全ての穴、特に下から寄生して卵を産むのに最適な場所から作り、寄生虫による独立した内蔵と全て寄生虫へと


心臓と脳だけは私がなり梓空(あずら)は人間としての役目を終え、私の大切な入れ物で私が出来ない事をする為の家族へと


「人間だと排泄とかもある……のね。まぁ、するのは臓器の入れ替えぐらいだし……いや……」


体を弄りつつも彼女の為になること。永遠に生きる後悔を与えないために不要な部分は切って、私の意識と繋いで感じないようにさて……


「お気に入りだから壊れて欲しくない……駄目だ……梓空(あずら)が私の中の興味が……」


全て梓空(あずら)の為の思いで溢れ……理解出来ないでいた。しゃがみ込み……落ち着きつつも寄生虫を入れ、終えて……ようやく梓空(あずら)の目的の為に寄生虫を産み落とした


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


あの日から数ヶ月。定期的に繰り返し、梓空(あずら)が永遠に生きる体とサイクルを作り上げ梓空(あずら)に伝えた。最初こそは動揺していたが、感覚を変えた影響なのか、永遠に生きる事を喜び私と居ることが嬉しいみたい


やっぱり脳を弄らずに私に繋げるのは正解だった。複雑なら……彼女にそうなるように誘導し少しずつ洗脳し、最終は梓空(あずら)自身に答えさせた方が下手な拒絶よりはマシになった


やがて最適になる為に体も変化して骨の尻尾は三本に。常に出し続け人前ならなおすを繰り返して擬態として完成していった


次は殺す練習をさせないと……この後の事が出来なくなる。だから悲しむ感情は早めに消さないと……邪魔に……


「いや、悲しむのは必要か……


私も知りたいし……年齢としてはかけ離れて来たら見送るを体験させ……育てないと。この先の永遠なら……尚更」


梓空(あずら)を壊したいとは思わない。ただ、育て外を人間に戻すにはそうする必要があるから


本当にこの子は私の娘として最適だった。卵は体内で羽化させたら……私とてようやく梓空(あずら)の中で過ごせる。まだ幼子だから出すしか出来ないけど……梓空(あずら)の為にも完全にならないと駄目


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


数年が経った。体の成長は完全に停止。少しとはいえ幼子のまま私を受け入れた状態で改造した事で異常をきたして成長を止めてしまった


卵を産む行為はしなくても良くなって体内で成長しつつ常に入れ替わりを行って臓器の新鮮は保つ事が出来るように。その代わりに排泄が不要になった臓器寄生虫を出す為だけになり、梓空(あずら)も慣れたのか定期的にするように


そして……


巫姫(みこ)。寝ないと駄目?」


梓空(あずら)は人間としての行為全てが逸脱し寄生虫の私と混じりすぎてほぼ無限に活動出来るようになってしまっていた


ただ寝て欲しいけど……彼女はその意思すら要らないと感じてるのか捨てていた。ただ……


巫姫(みこ)。私は巫姫(みこ)が好き。今は巫姫(みこ)の体として生きてる。けど、私の意思を汲んでくれるなら……巫姫(みこ)……もし、頼んでたのがそうだったら……私に殺させて?」


……


「今思えば理不尽だったし、何よりも……普通に生きていたのに、国鳥の為だけに町を壊されたのだから……復讐とまでは行かないけど……この手で殺して怒りをぶつけたい」


「良いよ。ただ、それを伝えるのは今だけどね」


私が彼女……梓空(あずら)に伝えた……


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


旅と言うよりかはこの時は歩くなんて思わなかったし方角自体は分かっていたが……思いの外に遠いと言う事が分かっていた


本当にそうなるとは思わなかった……


「仕方が無いよ。だって……この体……まぁ、擬態してるとはいえ、死んでる人間が表に出る事は有り得ないし……あの町を見て分かったでしょ?」


「まぁ、明らかに取った人間が利用する為に活用してるのは分かった。でも、何で?」


取り返したって問題は無かった、その場で奪えば問題無いとは思った。ただ……


「今の私で出来るのは精々一人くらい。取り逃がすとなると……厄介な事になるからね。素人だし……」


「私がやれば問題無いとは思うけど?」


「まぁ、同類の存在を気にするなら……今は下手に動かない方が良いとは思うよ?」


ご最も……ただそれにしたって……遠すぎるとは思う。幾ら人間辞めて私も居る状態で行くのは流石に無謀しかない。本当にどうする気何だろう……?


「居た居た。一人で居る時」


手には拾っていた刃折れ刀を手に、身を屈めて息を潜めていた。それと同時に擬態を解いていた。馬を使って走っていくのが目に見えたの同時に……


「何や……!?。ぐぁ!?」


そのまま飛び出すと急所を外して突き刺して押し倒してから、3本の骨の尻尾を向けて


「ば、化け……」


口を押さえつけると顔を近付けて


「お前の主?は何だ?。言え」


「し、知るかよ……!。言われた通りにしただけだ!」


「そう?。目的の場所から……数ヶ月前に国取りした町へと向かっていたように見えたけど?」


「そ、クソ……!」


気が付くと首を跳ねて回転しながら地面へと落ちて転がっていた。梓空(あずら)は立ち上がり口元を拭いながら死体に骨の尻尾で無数に傷をつけて


「当たりだった?」


聞いてくるから……


「まぁね。わざわざ時間稼ぎしてくれるのは嬉しいけど……終わったのと同時に殺すのは辞めて欲しい。地味に痛い……」


流石に覗いてるから繋がってる。それを無理矢理な状態で殺されると強制的に落とされ、反動が来てしまう


本当にそれが痛いが……情報的には当たりだった。面倒なのは……


巫姫(みこ)の同類だよね。それに何人かは同類になってるぽいし……どうするの?」


面倒。男が繁殖するのは無理なのは梓空(あずら)通して分かってる。だったら……女性に変わったか……番を利用して繁殖したかのどっちかになるけど……


「上まで行くには幾らなんでも遠い」


馬に跨り走って向かう事に。ただそれでも数日は掛かる。着物を着崩して、肌着だけの梓空(あずら)……傍から見れば危険な人になってるけど……どう潜り込む気なのか……





設定的に偉人は出ないですが、現状を話しますと……


生きてますがどっちつかずとどっちかです。つまりは生きていたり死んでいたり、寄生されていたりされてなかったりです


それとこれは……分岐点で史実とは異なってますのでかなり時代と技術が合ってません

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