第7話(最終話) 学園大戦•後編
登場人物紹介
ヘルミナート 通称ヘル、新入生
カリエット 通称カル、新入生
ナルモニーナ 通称ナル、新入生
ヤコビッチ 魔法学園校長
バルナハル 新入生の担任
ダージルマ 新入生の寮長
ミレーナル 魔法学園の生徒会長
バラシム 力のエレメントクリーチャー
ザルーベラ 知恵のエレメントクリーチャー
レモナンド 技のエレメントクリーチャー
*登場する名称は全てフィクションです。
「あのー、ダルマジンさん...。」
「ダージルマです。誰がダルマですか...。」
「寮長が我々に何の用でしょうか。」
「あなた方、校則違反を犯し奥の建物からクリーチャーを出しましたね。」
「それが何か?」
「校長の指示で、あなた方3人はもうすぐ退学処分に致します。」
「随分強行な手に出ますね。」
「クリーチャーの秘密を知られる訳にはいかないんですよ。」
「なら、アタイらも一戦交えなきゃならないようだね。」
「カリエットさん、新入生のあなた方が我々と戦えるとでも?」
「あんま甘くみない方がいいかもよ。さあ、見せてやろうか、バラっちよ。」
「おう、カル。やっと出番が来たな。」
「あっ、お前はバラシム...。」
「へぇ...ダージルマ、覚えてたんだ。こっちは大変だったけどな。」
「ならば遠慮はしませんよ。カリエット、バラシム、覚悟!」
「行くよ、バラシム!」
「よっしゃ、カリエット!」
『シンクロエレメント、パワー!』
今、カリエットにバラシムの力が宿る。
「はっ!」
カリエットの放つ衝撃波でダージルマが吹っ飛ぶ。
「やっ...やりますね...、しかしまだまだ...。」
ダージルマは構える。
「カル...。」
「大丈夫だよヘル、負ける気がしない!」
ダージルマが魔法を放つが、カルは弾き飛ばす。
「なっ...嘘...。」
「さて、寮長、これで最期ですよ。ダイナミック•ナパーム!」
「うぐっ...。」
寮長ダージルマは倒れた。
「まあまあ、新入生にしては上出来ですわ。」
「バルナハル先生。」
「でも、クリーチャーとシンクロするなら放置出来ませんね。ここで倒すしかなくなりますよ。」
「あなたも、あのハゲの手先ですか。」
「ヤコビッチ校長ねぇ...、まあそんなことどうでもいいです。」
「ここは私に任せてくれるかな、ヘル、カル。」
「ナル、やるんだね。」
「さあ、ザルーベラ、行きましょうか。」
「ナルモニーナ、いざ参りましょう。」
『シンクロエレメント、インテリ!』
「ナルモニーナさん、私はダージルマみたいにはいきませんよ。」
「それはどうでしょうね、先生いやバルナハル!」
バルナハルは呪文詠唱をする。
強力な呪文が放たれる。
「ザリー、バリア。」
「了解、ナル。」
ナルモニーナとザルーベラのコンビネーションは素早い。
「ザリー、サンダー!」
「放つわよ、ナル!」
バルナハルに直撃が当たる。
「やるわね...、でも...こんなことで...やられる私じゃ...。」
「ザリー、ファイナルアタック、フリーズブロー!」
「いくわよ、ナル、フリーズブロスト。」
「うっ...。」
バルナハルは倒れた。
「ほぅ、ダージルマもバルナハルも倒したか。やるな新人。」
「アンタがラスボスのハゲ?!」
「ハゲじゃない、校長じゃ!」
「あのさ...カルもナルもカッコよくシンクロしたじゃん。」
「まあ、したね。」
「やったケド...それが何か?」
「わたし...アレだよ...レモっちだよ...。」
「あっら~、ヘルちゃんビビってんのぉ~♥️」
「わたし...ヤダ...、何かレモっち...ヤバい感じしか...ない...。」
「まあ...ヘルにはレモっちがお似合いだよ。」
「そうね、ヘルならレモっちといいパートナーになれるわよ。」
「さあ、ヘルちゃん、イクわよ~ん♥️」
「もう、どうにでもなっちゃえ!」
『シンクロエレメント、テク♥️』
「ん?何かあった?レモっちとシンクロしたよね。何かさ、ドワーっとか、キラーっとかないんですケド...。」
「なんか...ヘル...シンクロ...した?」
「ヘル...全然シンクロした感...ないわよ...。」
「やっぱレモっち...ダメじゃん。」
「あら...ヘルちゃん、諦めちゃダメよ♥️」
「なんじゃ?シンクロ失敗か...。」
「ウルサイわね、ハゲちょびん。アンタなんか蛍光灯いらずよ。」
「はげちょ...、おいおい酷くね...。」
「何よ、ハゲちらかしてるくせにいっちょまえの口聞いてるんじゃないわよ。」
「何かヘルが毒舌になってる...。」
「何...テクって...言葉攻め...。」
「ハゲ...言わんでくれ...。」
「何かこうちょー...哀れだわ...。」
「もう、ハゲには用は無いわ、とっととハゲ散りなさい!」
「うげっ...。」
校長は気絶した...。
「やっぱ...レモナンド...ヤバいわ...。」
こうして2人と2体の活躍と1組のヤバい奴らによって学園での悪巧みは防がれた。
そして3年後...。
「何とか卒業出来そうだよ。」
「カル、ギリギリだったもんね。」
「そう言うヘルは呼び出しの常連だったじゃない。」
「なんかさ、あの後から妙にレモっちと仲良くなってさ、毎日楽しいんだよ。」
「アンタ、吹っ切れたの?」
「やだなぁカル、吹き飛んでなんかないよ。」
「まあ、ヘルもいつも通りボケかましてるわね。」
「この魔法学園ともこれで最後かな。」
「アンタ留年し続ければずっといられるよ。」
「まあ、私達は卒業しても、魔法に関わっていれば、いつかどこかで会えるわよ。」
「そうだね、何か魔法って素敵だね。」
魔法学園マジカルランダー 完
ドタバタ劇ってか、ヘル&レモっちのアレなお話はこれにて終劇です。
また別の作品でお会いしましょう。




