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ゾンビスタート→ハーレムエンド  作者: まんじ(榊与一)
大いなる野望

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ベビードラゴン

「ただいまー」


「なんじゃ!その生き物共は!!」


屋敷に帰ると、玄関先でニーアに遊んで貰っていたサラが駆け寄ってきた。

彼女は俺の肩に乗る小さなドラゴン達に気づき、目を丸める。


「ん、ドラゴンの子供。家で飼う事にしたから」


「なんじゃと!このちっこいのがドラゴンじゃというのか!?」


俺の肩に乗っている2匹は(にわとり)サイズだ。

姿形も羽毛が生えており、余りドラゴンっぽくはなかった。


「ああ、生まれたばかりだ」


死の山のドラゴンの元へ(たか)りに行くと、ちょうど卵からドラゴンが孵化する所だった。

小ドラゴン達はそのまま即巣立ち。

単独で生きていくという育児放棄に晒されていたので、俺が引き取って来たのだ。


勿論お宝も大量にがめてきた事は言うまでも無いだろう。

所謂養育費という奴だ。


「これがドラゴンの赤ちゃんなんですね。初めて見ました」


ニーアが小さなドラゴン達を繁々と覗き込む。

そんなニーアの胸を、俺は繁々と覗き込んだ。


人が深淵(パイパイ)を覗く時、深淵(パイパイ)もまた此方を覗いている。


そんな言葉が頭に浮かぶ。

勿論意味はない。


「決めたぞ!こやつらは今日から童の僕じゃ!」


サラがアホな事を口にする。

お前はバッタとでも戯れてろ。


「いや、こいつらは俺が世話をするから」


皆さんは、光源氏なる不届き者をご存じだろうか?


俺はよく知らないのだが、何でも幼女を自分好みのエロスに育てる犯罪者だそうだ。

まあ何が言いたいのかというと。


光!源!氏!計!画!発!動!


まあ既にポーチで実践している訳だが、そこに期待の新メンバー加入と言う寸法よ。

勿論2匹とも性別は雌だ。

そこはしっかり確認してある。


というか、ドラゴンの純粋種は基本雌しかいないそうだ。

単為生殖が基本らしい。


因みに。ドラゴンには純粋種と、それ以外である亜種の2種類が存在している。

飛竜や土竜といった、進化過程を経てドラゴンに到達する物を亜種と言い。

ドラゴンの産み落とした卵から生まれてくる物を、純粋種だ。


純粋種は生まれながらにして最上級職のドラゴンであるため、レベルこそ1ではあるが、種としてのスキルを初めっから全て習得している。

その為、鶏サイズのこの状態でも、上級モンスターを餌にする位強かったりする。


まあだからこそ、ドラゴンは生まれて直ぐに親元から追い出されるのだ。

クッソ強くて基本、養育とか必要ないから。


「そう言うな!童に任せるのじゃ!」


サラが駄々をこねるが、残念ながら彼女達はペットではない。

貴重な戦力(ハーレム要因)なのだ。

それをガキのおまま事に付き合わせるつもりはない。


「どう考えてもお前に世話は無理だろ?諦めろ」


「できるのじゃ!カオスは知らないかもしれんが、ハイエルフたる童は優秀なテイマーなのじゃ!」


その言葉を聞き、ニーアの方を見る。


「私達エルフには、生まれつきテイムの力が備わってるんです。特にハイエルフたるサラ様には、テイマーとして優秀なお力が備わっています」


「マジで?」


「恐れ入ったか!」


サラは偉そうに腕を組んでどや顔をする。

何処からどう見てもアホの子にしか見えないのだが、人は見かけによらない物だ。


「ひょっとして、いつもバッタを追いかけてるのって?」


「無論!テイムの練習じゃ!」


知能の低くさからくる奇行かと思っていたのだが、どうやらちゃんと理由があった様だ。


「これで分かったじゃろう!その2匹は童に任せるのじゃ!」


「駄目」


「何でじゃ!?」


優秀かどうか――それすらも怪しいが――はこの際どうでもいい事だった。

重要なのは、この2体を俺好みのエロスに育て上げる事だ。


「ハーレムは遊びじゃねぇんだよ!」と声を大にして言いたい所だが、それは流石に憚られるので適当に理由を付けて断る事にする。


「この子達の親から、俺に宜しくと頼まれてるからな。悪いけど諦めてくれ」


方便発動!


「嫌じゃ!!!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!嫌じゃ!」


サラがその場に寝ころび。

嫌を連発しながらごろごろ転がり出す。


駄々っ子かよ。


とても自分の3倍以上生きている生物の行動とは思えない。

その奇行に唖然としていると、ニーアが俺に頭を下げる。


「どうか、お世話をお嬢様にお任せ頂けないでしょうか。私も出来うる限り、サポート致しますので。どうかよろしくお願いします」


「ふむ……」


顎に手をやり、考え事をする様にさり気無く横に回る。


エクセレント!


そのたわわ過ぎる果実が衣類を押し下げる様は、正に芸術と言える。

そんな姿を見せられては、断る訳にも行かない。

男として。


「分かったよ」


「やったあ!」


俺の言葉を聞いた途端、サラが跳ね起きてぴょんぴょん飛び跳ねだす。

その行動を見て、こいつ本当にベーアと同世代かと疑いたくなる。


いや、ベーアも大概か………


「ちゃんと世話をしろよ」


「任せるのじゃ!!」


そう言うと、サラは力強くガッツポーズする。


結論。

遠くの光源氏より近くの巨乳。


巨乳WIN!

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