5話
今回は世界の説明です。
短いですし、わかりにくいですがどうぞ。
宿に着き、ユウキもエミも出掛けていて暇なので、この世界の説明…といっても、俺の知る範囲内だがな。
この世界には、4種の人間がいる。
『人』
『鬼』
『獣人』
『竜人』
この4種だ。
それぞれが異なる特徴を持っているが、同じ人間だ。
その人間の内、2種が戦争をしている。
人と鬼だ。
何故戦争しているのかは、年寄りたちは神のお告げだという。
世界には神は10人いるが、誰のお告げだろう?
それよりも、戦いを命じるような神っていたかな?
次は魔物の説明だ。
魔物は大きく、五つに分けられる。
リキッドやアンデットなどの『モンスター』を基本とし、
獣の姿をした魔物『魔獣』
同じく『魔竜』
鬼族とは違った鬼『邪鬼』
魔界の住人『悪魔』
これらの総称として、『魔物』なのだ。
しかし、悪魔は滅多に姿を表さない上に、知性があるため、
まぁまず討伐対象にはならない。
なるのは契約によって暴れているときだろう。
悪魔との契約は禁じられてはいないからな。
次は武器の説明をするべきだろうか。
武器には詳しくない為、今説明できるのは、
俺の使う両手剣
エミの投合槍
ユウキの大剣
くらいだが、一応説明しておく。
両手剣は、読んで字のごとく。
両手に構える剣の総称だ。
細かく分ける場合は、剣の前にその大きさまたは長さを付け足す。
スピード命の武器で、手数が多いことと小回りが効くというのが利点だ。
俺のは両手中剣かな?
投合槍は槍の一種で、軽い魔力を込めた槍を投げて、呼び戻してまた投げるという繰返しで戦う武器で、
使用者によって個人差はあるが、リーチはおよそ100メートルほどだ。
慣れれば呼び戻すときにも攻撃して、ブーメランのように扱えるらしい。
エミはそこまで上達していないがな。
最後に大剣だが、
これは説明はいらないと思うが、
とても重く、長い剣で、一撃一撃が強力な武器の典型だ。
さらに、面積もあるため、とっさの時に盾にできるのも利点のひとつだ。
が、重さがあるため、機動力や小回りに欠ける。
ユウキは並の兵士並みには扱えているが、
他から見たらまだまだだろうな。
ざっとこんなところだろう。
だらだらと喋っていたが、大丈夫だったろうか?
「たっだいまー!」
おっと、ユウキが帰ってきたようだ。
じゃあ、わかりにくかっただろうが、説明は終わりにしよう。
他の武器や魔物、神様のことなどは、その都度説明していきます。