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第三章第二十五話

ヒステリックに話す担当者が少し気が落ち着くまで私は静かにしていた。 担当者は少し落ち着いてきたようだった。 「仰ることはわかりました。しかし、我々としては違法なことをしているわけではないので審査を止めるというのは納得できません。」 私は強気な姿勢で担当者に言った。脅せば言うことを聞くという役人の姿勢が気に入らなかった。しかし、全く役人の言うことを無視するのも、今後のことを考えるとあまり得策とは言いがたかった。

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