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第三章第二十一話

後輩は女の人の存在よりも、その女性が会社まで来た事にびっくりしていた。「まじであの女の人会社まで来たんですか?信じられねぇ。」「なんだ、おまえその人知ってるのか?」「えぇ、多分ここの家の人ですよ。」住宅地図上の計画地北側の道路沿いにある家を指した。「顔はかわいいけど何となく怪しげな感じがするんですよね。あの女の人。」色んな人が出てくる現場だ。私は少し目眩がしてきた。「大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」後輩が心配そうに顔をのぞきこんだ。

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