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第二章第十九話

解体工事会社の社長は午後1時ぴったりに来た。社長は調べた結果を眉間にシワを寄せながら話し始めた。「チンピラではないですが、弟は計画地から離れた所にある組の組長ですね。かなり武闘派の組のようです。」「そこの組長の兄貴なので総長と呼ばれているらしいです。あと、その総長はかなり酒癖が悪いらしく、日本刀を持って、酔っぱらって駅前の交番に怒鳴り込んで、何度も捕まっているそうです。」素晴らしい近隣住民だ。私の命は風前の灯のような感じがしてきた。

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