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第一章第二十一話
江田課長は15時過ぎに会社に戻ってきた。私は設計事務所との打ち合わせの内容を報告し、設計事務所との打ち合わせに手間取り、まだ来週の会議に上程することを部長と打ち合わせてないと報告した。私は部長の不機嫌さを考え、江田課長に部長との打ち合わせを任せた方がよいと判断したのだ。「課長の土地を見た印象はどうでしたか?」「いいねぇ、是非やろうよ。」「そうですか。ありがとうございます。それではまだ部長に話を通してないので、課長からしてもらえますか?」「おう。いいよ。」江田課長は気軽に引き受け、部長席へと向かった。