第七話 この道我が旅はてしなくつづく~ 長安って とおくね?
なんていうのかなー。
現在地は……台湾の対岸のちょっと上あたり。
いやさ、これ普通に考えて半島で降りて歩いたほうが安全じゃね?
現代の情勢であのへん歩くのはどうなんだって意見もあるがなー。
でなー、なんかなー、
長安ってとこから“出迎えの使者”が来るらしいんだー。
来たっぽいなー。
……あれ?
なんか使者ふくめ、みんな座ってんの?
あれれ?
筆「座って!早くううう!」
あれ?
こういうのって握手が先じゃね?
あれれ?
──まあ、なかったことにしよう。うん。
そして移動開始ですわ。
「お馬さんに乗って移動か~」
って思ってた時代が私にもありました。
川を船でのぼるらしい。
てかこれ川じゃねえ。
対岸見えねえYO。
なんだこれは。
なんなのだこれは。
“川の流れのように~”
って、流れがもう水量バグってね?
すげえな中華。
ていうか唐。
まあ、お船に乗って
どんぶらこ~どんぶらこ~。
……ってどういう意味なんじゃろうなあ。
──やってきました大都市。
ここが皇帝が住んでるハウスね!
って思ってたら違うらしい。
洛陽というらしいね。
なんだよ違うのかよ。
もうここまでで遠すぎてお腹いっぱいだよ。
帰りたいよママン。
ママンの顔知らないけどさ。
そこでなんか、偉い人たちがやり取りしてるなー。
俺、都市に入れんかったしな。
こういうとこあるよね、中華ってさ(イヤミ)
んで~、そっからお馬さん~。
「あ~る~はれた~ひ~る~さがり~
売られていくのはこのおれさ~」
筆ちゃん「お前いい加減にしろよ」
おくちにチャーーーック。
──やってきました皇帝ハウス。
その名もチョーアンコ。
甘そうですね。
しかしさ~、ここまで2か月くらいかかってんだぜ。
地獄かよ。
地獄だったわ。
主にケツが。
でさー、なんか街に入っていいぞーって言われて、
偉い人たちが入っていってさー。
俺さー、ちょっとお腹の急降下でさ、
その……お花摘みに行ってたのね(テレ)
そしたらさー、置いていかれるという。
まじでなんなんって状態。
慌ててダッシュで追いかけたらさー、
なんか“三蔵”っていうガンダーラらへんの人がいてさ。
梵字ってのを教えてくれるらしいんだけど、
その人が道の真ん中で仁王立ちして、
「俺はお前のこと知ってる。だから来い」
(※意訳)
という、拉致が発生してな。
断ると切殺。
まあ、梵字も興味あったしなー。
てーか筆ちゃんいるから必要ないっちゃないんだけどさ。
そんなこんなで、使節団ほっぽらかして
三蔵さんのお宅(寺)にいたわけだけどさ。
3か月くらいしたら、なんか偉い坊さんから
「来いよ。ここに来いよ。
袈裟なんて脱いでここに来い」
(※意訳)
って手紙が来たんだよね。
第七話 とおきアバロン(長安)編 おわり
梵字とは一般凡人にしか書けないのである(嘘)
次回 第八話
しにかけの坊さんが遺産相続であれこれ注文しに来たんですけど
どうしたらいいですか(弁護士事務所より)




