第五話 導かれし船たち 沈没もあるよ
出航するぞ~~~!
ぼおおおおおお(例の効果音)
続く青空。
ゆれる地平線。
船旅はいいねえ──
じゃねええええええええ!
船ちっちぇええええ!
揺れすぎるうううう!
きたねえええええ!
水が腐ってるうううう!
食い物も腐ってるうううう!
はあ……どうも佐伯です。
これって現実なんですよね。
地獄ですか?
地獄だったわ。
そしてなんだよ遣唐使。
唐に着くの2か月って。
令和脳だと長くて3日だぞ……。
そしてなんだよこの揺れ。
なんで常時3メートルくらい浮き沈みあんだよおおおお。
ふでちゃああああん、ボスケテぇぇぇ!
筆「無理です」
現実は非情である。
というかさ、最近筆ちゃん冷たくね?
なんか怒ってる?
女の子の日なの?
筆ちゃん「……船に乗る前から、乗った後ここまでで、
私が“やめて”って言ったこと、全部やめなかったですよね?」
──おれやっちゃいましたかリスト──
①水樽に炭を投下
→ 最初殴られる
→ ついでに「水が腐らねええええ!神の奇跡か!」と崇められる
②魚を乾燥させると日持ちするでがんすよ
→ 「何言ってんだこいつ」
→ 「あれ?ほんとに保存できる?神の(略)」
③「あの★は常に北にあるから目印になるよ」
→ 「何言ってんだこいつ」
→ 「あれ?☆読みの巫女様か?あれれ?」
控えめに言ってこれだけですわね。
まあ、ほら……いけるいける……よね?
筆「目立ちたいのか目立ちたくないのか、どっち。死ぬの」
筆ちゃんマジギレである。
ひえええええ。
そしてさらに自重しないアホ。
「こうすれば魚つれるんだああああああ!」
──釣り道具というか、釣りの概念の導入である。
もうね、あのね、もうちょっとこうね……手心をね……。
そんなこんなで、
導かれし船たち──沈没はしなかった(奇跡)。
第五話 導かれし船たち 沈没もあるよ おわり
とうとう陸が……
それはわたしのおいなりさん(嘘)
次回 第六話
中国語って話せないし読めないYO
自重をわすれたクソガキがいるので 私も本気出します(筆)




