第四十話 冷静に考えると物事って悲観的にしかならないよね 俺近畿から逃走中だった(迫真)
――紀伊の山中に、ひとつの像が完成した。
空海が魂を削り、木を刻み、祈りを込めた不動明王像。
百年の眠りを経て、未来を救うはずの“器”である。
だが、その完成の裏で、ひとつの問題があった。
空海は今――逃走中であった。
近畿一円に響き渡る「空から落ちてきた怪僧」の噂。
役人たちは黒装束に身を包み、山中を包囲しつつあった。
空海は知っていた。
この像を金剛峯寺に納めなければ、未来は救えない。
しかし、寺へ向かう道はすでに封鎖されつつあった。
刻一刻と迫る黒服の影。
そこへ追い打ちをかけるように、
新たな追手が現れる。
――僧侶たちである。
空海が逃げ出したと誤解した寺院が、
“連れ戻し”のために僧兵を差し向けたのだ。
黒服の役人。
黒衣の僧侶。
二つの勢力が、ひとりの男を追っていた。
空海は像を背負い、山道を駆ける。
木屑の匂いがまだ残る、不動明王像。
その重みは、未来の重みでもあった。
果たして空海は、
追手を振り切り、
金剛峯寺の納品堂へたどり着けるのか。
未来を救うための“納品”が、
いま、静かに始まろうとしていた。
――だが、この後に続くのは、誰も知らない“地獄の逃走劇”である。
ちょ おま ふざくんな!
ええい 平安の黒服はバケモノかっ!
あたらなければ どうということはないっ!
見せてもらおうか 平安の僧侶の修行の成果とやらを!
これが若さか……
認めたくないものだな。自分自身の過ちというものを。
君はいい友人だったが、君の父上がいけないのだよ(知らない人)
しかし、私も平安の僧侶のハズだ。
見えるぞ、私にも役人が見える!
まだだ、まだ終わらんよ!!
――つきました。
人間やればできるのです。
無理というのはね、ウソなんです(社畜脳)
納品 完了っと。 ヨシッ。
さて、こっからはスネークみっしょんでここから出ないとな。
箱あるかなあ。
――帰ってきました関東に。
いや、長い旅路でしたね。
3話くらいの話がありましたよ(無情なるカット)
第四十話
冷静に考えると物事って悲観的にしかならないよね
俺近畿から逃走中だった(迫真)
おわり
次回 第四十一話
空海 (未来の)大地に立つ




