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空海と筆 〜真言宗始まってました〜  作者: moca


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第二十二話 コーヤーサーン ギャランドゥ 協奏曲


高野山の改修が終わったでゴザル。

いや、ひと段落したでゴザル、が正しいか。


というわけで──

七里四方に結界をはるでござる。


なんぞ?

けっかい is なに?


いまさらファンタジー登場でござるか?

え?神様?

ああごめん、おっぱおしか見てなかったわ。


ふーむ、結界か。

結界というとギルティプリズンとかラビリンスしか思い浮かばないぞ。


で、筆ちゃん、解説よろ。


筆「七里四方、1辺が28キロ程度の正方形をイメージしてください。

  中心点はココ壇上伽藍(根本大塔)。

  ここを中心に東西南北14キロ程度の距離の点に伽羅を打ち込みます。

  その時に杭に梵字で印を刻んでください」


ふむ……高野山よりデカくね?

はみだしちゃってない?大丈夫?


筆「貴方の領地というよりも、ココを守るための結界なので問題ないです」


なるほどなぁ。

よし、じゃあやろうかー。


まず中心点の柱に──


**वँ(バン)**

ふむ、読めねえな。

意味は金剛界大日如来(遍照金剛)。

へんじょー、へんじょー。


よしよし、じゃあ北いこうかー。

柱持ってー。持ってね?弟子君ちゃんたちよ。


**अः(アク)**

不空成就如来。ふむふむ。


東にいってみよ〜。


**हूं(フーン)**

阿閦如来。ほほー。


南にいってみよ〜。


**त्रां(トラーン)**

宝生如来。ほほーう。


西にいってみよ〜。


**ह्रीः(フリー)**

阿弥陀如来。ほぅー。


よしよし、完成っと。


……あれ、光ってね?

あれ、弟子君ちゃん達見えてねえのか。

あれれ、なるほどな。これがファンタジーというやつか。


筆「これで悪意のあるモノの接近は阻まれます」


つまり、悪意のないめんどくさいのは?


筆「他の対処法を勧めます」


なるほどなぁ。

まあそっちはおいおい考えますかねぇ。


そして、そんな柱を“伽羅キャラ”というらしい。


くぅやしぃけれどっ おまえにむちゅぅ

伽羅んどぅ 伽羅んドゥ


いてぇ。

誰じゃいきなり殴るのは。

おや、サイキョー君じゃないか。久しぶりだね。


いや、イマノハ、伽羅のカゴのイノリダヨ……


ん?あの本借りたい?

いやだからダメだってば。


写本ばかりじゃなくて実践しなさいよーって言ってたよ。

誰がって?まあ誰かが、さ。

(ツクヨミ様とか言えねーよなぁ)


まぁまぁ、代わりに書きたての新刊貸したげるからさ。

**『文鏡秘府論』**て言うんだよ。


ああこれは僕の本というか、僕が編集した本て感じだからね。

そこんとこヨロピク。


うーん、サイキョー君いいやつなんだけど、あのキャラがなぁ。


ヘンジョー:ヒキコモリ・コミュ障・おっさん

サイキョー:陽キャ・リーダー気質・エリート


合うわけがない、じゃろ??


さてさて、そんな協奏曲騒動はおいといて。


ここらで執筆しなさいよって筆ちゃんに言われてるから、

ちゃちゃっと書いちゃうかねー。筆ちゃんが。


『即身成仏義』

『声字実相義』

『吽字義』

『文鏡秘府論』(これさっき貸したやつね)

『篆隷万象名義』


よしよし。

うん、一言言っていいかな。


全部よめねぇ。


まあいいか。

あれだ、あとがきのとこに「筆」って書いとこ。

ペンネームみたいに★


結界を貼ると結果良い事がおこるよね。


次回 第二十三話

この番号は現在お客様の都合により通話が出来なくなっております

てんのーさまのお呼び出しとかもうパワハラよね

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