第二十一話 ここがあの有名なハウスね(二回目)からの マイハウスここに決めたわ
筆ちゃんが「天皇さまに何か書でも送ってご機嫌をとれ」と言うので考えました。
未来の名言もいいんだけど、
やっぱ過去の天皇さまのお言葉をアレンジするのがいいよなーって思いまして。
天下非一人之有、法界同体、万民共之
どうよ。かっこよくね?
さすヘンジョー。さすへんさすへn。
持っていきました。
受付に渡すつもりでしたが、なぜか簾越しのお方にお会いすることに。
あれ?ここって官位とかないとダメなんじゃなかったんだっけ?
お坊さんはセーフなの?
無礼打ちとかないよね?
よし、信じた。信じたよ君。
なんか、めっちゃ泣いてるんですががが。
有名なご先祖さまみたいですね。
喜んでいただいてなによりです。
──後日。
偉い人がお使いに来まして「なにか望みは」と言うので、
筆ちゃんのアドバイス通りに
「高野山が欲しいです」
って言ったら通っちゃったYO。
えっまじで。
おれあの中で、ちょっと4LDKくらいの敷地もらえればいいと思ったんだけど……
全部だってYO。
とりあえず、まだ残ってた弟子の残弾を飛ばして
「うまいことよろ」って言って送っておいて。
あとはどーすっかなぁ。
まあ、うまいことやるつーても10年くらいはかかるだろうし、
気長に密教の修行して過ごしますかねぇ。
密室での加行風景(紹介ちょっどだけよversion)
筆「阿を意識し 阿を感じ 阿になるのです」
つまり 宇宙 コスモ 光 … … …
ああ そうか わかった
ニュータイプ(キュピーン) いや これは
ニュー阿イプ !
筆「覚醒は まだはやい」
覚醒するんだ………
筆「変身は あと3回………」
覚醒なのか変身なのか
……… おわれっ
──あれから。
法要だ、祈祷だと、まあちょいちょい死ぬほど忙しい(当社比)呼び出しを経て
2年くらいたちました。
高野山に呼び出されました。
おお、これがあの──
ヘンジョーはうすねっ★。
お寺としてはまあそこそこ出来上がりつつあるんだけど、
ハウス(令和脳)がないんだよね(家庭用)。
だもんで、設計からやりたいと思いまあああす。
ぐふふふふ。
夢にまで見たマイハウス(一軒家)。
こーれーはー、ロマン全開でいきまああす。
ふでちゅぁわあああん。
筆「設計図は出来ております。ロマンもはいってまあああす(癒しボイス)」
筆「(両界曼荼羅を意識して金剛結界を忍ばせましょう)」
キタキタキタキターー!
デレ筆ちゃんいただきましたあ。
ありがとうございます、ありがとうございます。
さてさて、完成したマイハウス★。
なんということでしょう。
巧の手に掛かってこのような仕上がりに──
① どんでん返し搭載(回転壁)
② 隠し階段および隠し地下倉庫
③ 音が出ない隠し通路
④ 外からは見えない中二階
⑤ 鴬張り(音の出る廊下)警報用
⑥ 石落とし(上から石を落とす)
⑦ 落とし穴(穴ですねこれ。俺が落ちる未来しか見えない)
うーむ。えっと、これ……あのさ。
坊主が住むところっつーか、
忍者屋敷じゃね?????
え、あれ、どうしてこうなった???
筆「安全のためです」
はい、ワカリマシタ。
ま、まぁ、ほら。
マイハウス完成したし。
よしっ。
ねんがんのまはうすをてにいれたぞ。
次回 第二十二話
コーヤーサーン ギャランドゥ 協奏曲




