第十二話 四国って おれの(元の) 生まれ故郷らしいぞ 知らんけど 四国って長方形じゃなくてひし形だよね
まいごのまいごのこねこちゃん(おれ)
あなたのおうちはどこですか~
……まじでどこだよおおおお。
はい、どうも遍照の僕です。
絶賛迷子中。
いやね、博多から今治あたりに行こうかと船に乗ってたらね──
そう、そうなんです。
沈没しました。
いやまあ、今さら沈没するくらいどうということはないんだけどさ。
筆ちゃん「大問題なような?」
死な安死な安。
まあ、そんなこんなで
“伊予はまだ~16だから~”
の伊予につきましたのん。
チャイチャイに比べればどこも近所よね。
んでね、そこからまあ……
四国といえば寺。
寺といえば四国。
マジで寺が多いのねんね。
だもんで、ちょっと寂れてきてる感あるから
「お寺巡りツアー ぽろり(首)もあるよ」
って企画してみようかなと。
なんで首?って思ったあなた。
令和脳いいかげんやめろ(マジトーン)
だ~もんで~
お寺からお寺へ、めぐる愛宇宙ですわ。
つーかさー、山の上に寺建てんなやあああ。
バリアフリーの精神どこいったんだおまえら。
なんつーかもうさ……
ていうかさ……
四国てなんなん。
平地がねえええええ!
なんだこれ。
ひし形の真ん中にデデドンって山。
四隅にちょろっと平地。
これマジなんだよな。
そんな山の中を巡るツアーって……
誰だよ言い出したの。
おれだよ。
生まれてきてごめんなさい。
いやまあ、それでもさあ、筆ちゃんの
「サルでもわかるお寺巡りの旅」
が素敵すぎてさあ。
サルでもわからせられるんですね。
はい。
まあ、そーやって
歩く歩く歩く、たまに泳ぐ。
歩く歩く歩く、まれに飛ぶ。
いやいやいや、待って。
飛ぶって何。
跳ぶならまだしも、飛ぶってなんぞ。
──飛んだわ。
まじで。
なんつーか、寺がさ、山の上にありすぎて
もう道がないとかあるんだよね。
Q 道がなかったらどうしますか?
A 飛びます。
筆ちゃん?
筆ちゃん?
いやほんとに飛ぶのね。
これが後世に言うハングライダーである。
別名:忍法からくり飛術。
とまあ、そんな感じで巡り巡って──
めぐる~めぐる~よ寺院はめぐる~
お賽銭とお布施積み上げて~
うむ。
無言で殴るのはやめたまえ、付き添い僧侶の月風くんや。
名前かっこいいね。
そんな感じの旅はそろそろ終わる。
第十二話
四国って おれの(元の)生まれ故郷らしいぞ 知らんけど
四国って長方形じゃなくてひし形だよね
おわり
月風くん、君のことは忘れない。
次回 第十三話
初のファンタジー要素がはいるって本当ですか?
神様登場 あたしゃただの神様だよ




