44:魔導機械による搾乳実験と鉱山についてのあれやこれですわ
「ルルさんに協力するのもマリーちゃんのお願いを聞くのも千歩譲って構わないのですが、男の人に見られているというのは…」
結局ルルさんとマリーちゃんの勢いに押し切られて魔導機械による搾乳実験を受ける事になったのですが、その様子をドワーフさんにも見られているというのが気になってしまいますわ。
「うん?ワシの…事か?確かに魔科学…だったか?には詳しくはないが、データを取るくらいなら手伝うぞ?というよりコイツらに任せていたら何をしでかすかがわからんからな」
なんてドワーフさんが悪気0の純粋な瞳で協力を申し出てくれていたのですが、こちらの世界だとこういう断りづらい善意が多すぎて困ってしまいますわ。
「たしかにルルだけだったら心配かもしれないけど…私もいるんだから大丈夫だって、というよりアリシアには愛し合う人がいるんだから、馴れ馴れしくしていたらその人に燃やされちゃうかもよー?」
「別に馴れ馴れしくしている訳じゃあ…ただ単にお前達の事が心配なだけで」
みたいなノリで渋られたのですが「そういう奴がいるんじゃあ仕方がないな」という感じで引いてくれました。
「じゃあ何かあったら呼ぶんだぞ?あと…ジオルグ鉱山に向かっている連中が多いからな、カイル山脈の実入りが減っているから素材を無駄にするんじゃないぞ?」
そんな事を言い残しながらドワーフさんが帰っていってしまったのですが、恋人が拗ねてしまうからという断り方だとあっさりと引いてくれるのが驚きですわ。
(今度からそういう断り方で…とか言っている場合ではないですわ)
ルルさんとマリーちゃんが搾乳機のチューブを整えたりタンクの調整をしていたりするのですが、その形状は僕の考えた最強の搾乳機みたいな感じになっておりまして……無駄にドキドキしてきて頬が引き攣ってしまうのですが、今からそんな物を取り付けられてしまうのですよね?
(仕方がありませんわ、今から断る事も出来ませんし)
なんて自己弁護をしながらモジモジと椅子に座っておりますと、液体の入った瓶と刷毛を持ったルルさんがやって来まして……。
「しっかし、おっぱいが大きいとは聞いていたんやけど…ほんまに大きいな、何キロくらいあるんや?一応小手先の改造でくっつくようにはしているけど…ジャストフィットしていないのは堪忍な?」
因みにマリーちゃんが搾乳機を作ってもらっていた理由なのですが、皆に聖乳を配りたいけど人力で搾るのは大変だったからというもので……そういう要望を受けて考案されてしまったのか搾乳カップの内側に胸全体をグニュグニュと揉みしだく為の不揃いなプロペラが取り付けられていたり乳首を摘まみ上げて射乳を促す為の突起物がついていたりする搾乳機でした。
「それは、構いませんが…あまりジロジロと見られていると…恥ずかしいですわ」
装着前にペロンと聖衣の前垂れを捲られマジマジと見られたり下から持ち上げられて重さを確かめられてしまったのですが、前垂れに擦れるだけで聖乳が滲んで大変な事になっている糞ザコ乳首がこれから行われる仕打ち対して大きくなってしまい……ムワリと香る甘い匂いとそそり立つ乳首に対してルルさんが顔を赤らめていたのですが、恥ずかしさが天元突破しそうなので搾るのならさっさと搾り取って欲しいですわ!
「そ、そうやね、それじゃあ…まずはこの液体を…これは接着剤みたいな物なんやけど、洗い流せばちゃんと落ちるから安心しー…って、神躯を持っていると感覚が鋭くなるっていうけど…こういうのも増幅してまうんやな」
搾乳機をつける前にベタベタとしている液体を胸全体に塗りたくられてしまったのですが、これは搾乳前の消毒でもあるようで……ルルさんは私の感度を確かめるように消毒液兼接着剤のついた刷毛で乳首の周りを刺激して来るのですが、ヌメチクとした刷毛先でクシュクシュとなぞり上げられると変な気持ちになってしまいます。
「わ、わかりましたから…あまりそんな所を弄っては…は、早く搾乳機を取り付けてください!」
「ふ~む?ウチとしては神躯と感度の関連性を確かめたいところやけど…また今度って事で、じゃあこれをこうしてっと」
(うっ、っとうに、カップに取り付けられているルル結晶が乳首を押し潰して…ただでさえ敏感…んにっ、なって…おりますのに…変な、感じも…しますし、モゾモゾとしていて気持ちが悪いですわ)
待機中の機械が発する微かな震えが敏感な部分を通して響いて来るのですが、ぺったりとくっついたルル結晶はどんなに身を捩っても外れてくれませんし……逃げ場のない鈍い刺激に唾を飲み込み身体が強張ってしまいました。
「ほんなら電源を入れるでー?ちーとばかし震えるかもしれへんけど…耐えてぇな?」
「え、ええ…始めっ!?って、あっ、や、やっぱり待って、ください…一旦きッ、機械を止めてくださいっ、このままだと…あっ、あのっ!」
これも人助けと思って頷いたのですが、電源が入れられるとルル結晶がヴィ゙イ゙イ゙と激しく震え始めまして……そんな物がただでさえ敏感な乳首に押し付けられているので一気に汗が噴き出し恥ずかしい染みが溢れて息が上がってしまいます。
「あ、あの、本当、に…この、まま…だ…んッ!?いって、いッ…!?」
「おおー…ウチの時とは全然違うけど、神躯持ちやとこんな感じに共振するんやね、これはセーフティーを挟まなあかん感じか?いやーほんま、データの取りがいがあるで!」
マッドサイエンティスト気質のあるルルさんは私の懇願などを無視して測定器と睨めっこをしておりまして……全然話を聞いてくれませんでした。
(や…やっぱり普通に搾ってもらった方が…いえ、それ…より、これ…が、ルル結晶の…力、でしょうか?た、たしかに…聖氣が増幅されているような感じがしますが)
奇妙な感覚が胸の辺りから広がっていくのですが、搾乳カップに取りつけられているルル結晶のせいで集中する事が出来ないというデメリットの方が大きすぎますわ!
(これ…も、マリーちゃん達を助ける為ですし、この程度で聖勇者が挫ける訳には…いけま、せんのに!)
どれだけ決意を固めたところで身体の内側から湧きあがってくる甘い痺れには勝てなくて……嫌らしく震え続けるルル結晶を押し退けようというように乳首が硬くなればなるほど奥深くに響いてしまいますし、反射的に引けてしまう下半身をモジモジとさせていると下着が大変な事になってしまうのですが、紐パンの保水力を越えた恥ずかしい液体が滴り顔から火が出そうでした。
「それじゃあ…そろそろ搾り始めるでー?」
だというのに、ルルさんが恐ろしい事を告げてきまして……。
「ま、待ってください!これって電源を入れただけでしたの!?これ以上は本当…に、ほっ…お゙お゙、ぉ゙お゙お゙…はあぁあっ、はあ゙ぁああっ、はあぁあっ、あ゙ぁ゙あ゙あ゙あ゙~っ!?」
搾り上げ機能が開始するのに合わせてグニグニと搾乳カップが動き始めるのですが、機械的に搾りあげられる射乳絶頂に屈した私はルルさんやマリーさんの前で獣のような嬌声を上げながらいき狂う事になりまして……そんな様子をマジマジと見られているのが恥ずかしすぎて頭がおかしくなりそうですわ!
(こんな機械を取り付けられて、身体の内側から気持ちよく…にゃって…情けない…姿を、見らへ、おりますほに!?)
噴き出す聖乳に合わせてヴィ゙イ゙イ゙イ゙っと激しく震えるルル結晶が容赦なく私の弱い所を責め立ててくるのですが、ズゾゾゾと絞り出される聖乳の量が増えれば増えるほど続いてしまう射乳絶頂と強すぎる振動に頭の中が真っ白になってしまいます。
「ひぃうっ!?って、あの!マリー…ちゃん!?何をし…いっ!?ま、わ…あ゙ぁ゙あ゙ッ!?」
「何って…アリシアを見ていたらムラムラしてきちゃったし、下のポッチも弄ってあげないと可哀そうかなって?」
「だからって、今はだっ…ダメ…っ、ですわ…そん、な…所をチロチロされたら、吸ったら…す、すぐにイっ!?いって…」
ぷっくりと膨れたクリ〇リスに息を吹きかけながら舌先で虐めてくるマリーちゃんなのですが、そんな事をされるとガクガクと震えながら潮を吹く事しか出来なくなってしまい……搾乳される度に酷い目に合わされているような気がするのですが、この母乳体質は本当に何とかして欲しいですわ!
「おおきにーアリシアのおかげで良いデータがとれたでー…と、いうか…聖氣が原料だからかめっちゃ出るんやね、ウチとしてはそっちの方がビックリなんやけど…これも何かに使えへんのかな?」
結局ミルクタンク一杯ぶんの聖乳が搾り取られてしまったのですが、これだけあれば弱っている妖精さん達を助ける事が出来るようで……早速マリーちゃんが配って回る事になったのですが、本当に嵐のようなお騒がせ妖精ですわ。
「今すぐっていう訳やないんやけど、その…ほら、あんたも疲れているやろうし?ちゅーわけで落ち着いてからなんやけど…」
とにかくルル結晶のデータが取れたという事で改めてジオルグ鉱山の話をする事になったのですが、妙によそよそしくなってしまったルルさんの顔を直視する事が出来ませんわ!
「そうしてくれると…助かります、わ」
搾り取られすぎて生まれたての小鹿のように震えていた私は両手で顔を覆いながら生返事を返す事しかできなくて……色々とドン引きしているルルさんが挙動不審になっていたりこのあと色々な事があってエッチな玩具の開発したりする事になるのですが、その辺りの話は一旦横に置いておく事にしましょう。
とにかく奪還に向けての準備が進められていたのですが、いくら元本拠地だったといっても長年帝国に占拠されているので単純な力攻めは出来ないのだそうです。
「まあ…んな事が出来るんならウチらが逃げ延びてくる事もなかったか訳やらかな、それは仕方がない事なんやけど」
そういう訳で捕まっている人達が閉じ込められている場所まで地下道を掘り進めて行こうという作戦が秘密裏に進行していたのですが、どうやら帝国側も薄々とながらルルさん達の動向を掴んでいるようで……。
「つーわけで、あんたにはウチらが地下道を掘り終わるまでの時間稼ぎちゅーか、陽動役を受け持って欲しいねん」
目立つ私がその辺りをウロウロしていたら警戒の目を別の場所に向けなければいけなくなりますし、その間に一気に掘り進めて人質の救出と内部からの攻略を開始しようという考えなのだそうです。
「それは…構わないのですが?突入しただけで何とかなりますの?」
突入する戦力が如何ほどのものなのかはわかりませんが、懐に潜り込んだくらいで帝国軍を何とかできるとは思えなくて……。
「ウチとしては何としてでも奪還するつもりなんやけど…よほど上手く立ち回らな反撃を受けて終わりやろうね、皆も嫌がらせが出来たら良いっていう感じやし」
ギルバさん達の目的がゼブルスの結晶を確認して来る事と同胞達の救出なので鉱山の奪還は二の次三の次でして……反撃を受ける前に必要な鉱石を掘り起こしてデヴァン大森林に運び込んでしまおうという作戦なのだそうです。
(でもそれでは、ルルさんの取り分が…)
運び出せる量にもよるのですが、武器の修理が出来たとしてもルルさんに回って来る鉱石は微々たるものになってしまうのかもしれません。
「わかりました、陽動作戦という裏方ではありますし、戦力的には不安があるのですが…ルルさんの為にも鉱山に居座る帝国軍をけちょんけちょんに蹴散らしてあげますわ!」
そうしなければルルさんの研究も捗らないようですし、困っている人を放っておく訳にもいかないので毒を食らわば皿までですわ!
「流石に蹴散らすっていうのはアリシアなりの冗談やと思うけど、めっちゃ嬉しい…こんな無謀な作戦を手伝ってくれるって事もやけど、ウチの研究なんかの為に頑張ってくれるのが…うっし、絶対皆が度肝を抜くような新兵器を作って帝国の糞野郎共にギャフンと言わせてやるで!」
「ええ、共に頑張りましょう!」
私の熱意が伝わったのかルルさんも気合を入れ直しておりまして……どのような新兵器を作ろうとしているのかは不明ですし、研究の成果を見せたいのか鉱山の奪還がしたいのかがわからないルルさんには若干以上の不安しかないのですが、とにかくそんなこんなで私達のジオルグ鉱山奪還作戦が開始される事になりました。




