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嫉妬-27
変装した修飾泰子を追ってきたコウキ。
修飾泰子は、あるバーに来ていた。
そこで、出会ったのは謎の女であった。
コウキはカウンターには座らず、カウンターが見えるボックス席に座り観察していた。
「なんだぁ?あの女・・・・・・」
コウキはそう言いながら、ウィスキーロックを飲む。
それから一時間した後、修飾泰子は帰路についた。
コウキは修飾泰子の後を追いかけるのではなく謎の女を尾行することにした。
謎の女は、バー近くのホテルへ帰っていった。
コウキはその姿を写真に納め、ナオの居る張り込み先へと戻った。
「その女、何者なんですか?」
ナオはコウキにそう質問する。
「何者なんでしょうね。。今、分かることは修飾泰子と仲が良いってことだけ」
「変装する意味ってあるんでしょうか?」
「案外、俺たちが張り込んでいることを知っているとか?」
「まさか・・・・・・」
「そのまさかだったりして・・・・・・」
コウキの視線の先にある家の窓からこちらを伺う修飾泰子の姿があった。




