嫉妬-20
ヒカちゃんから話を聞いたコウキとナオの二人。
二人は今・・・・・・
チリン、チリンと店のドアをチャイムが鳴る。
「いらっしゃいませ」メイドの一人が外国人客に近づく。
「Oh!Beautiful!!(訳:なんと、美しい!!)」
外国人は出迎えたメイドにそう告げる。
「ありがとうございます。どうぞ、こちらへ」
メイドは外国人を席へ案内する。
「Thank you.(訳:ありがとう)」
「こちらがメニューになります」メイドは一切、英語を喋らずにこの外国人へ応対する。
「何をご注文されますか?」
「Cora & You.(訳:コーラとあなた)」
「コーラですね。少々お待ちください」
そのメイドはキッチンに注文を通しに行く。
その間、外国人客はソワソワしながらメイドが戻ってくるのを待つ。
「お待たせしました。コーラです」
外国人客はコクリと頷いて、礼を述べる。
「では、ご主人様に注意して頂きたい事をお伝えしますね。まず、メイドさんへのお触りは禁止です。次に座席はチャージ制です。一時間ごとに追加料金が発生しますので宜しくお願い致します。では、改めての御挨拶をしますね。いらっしゃいませ。ご主人様!!」
メイドお決まりの台詞、「いらっしゃいませ、ご主人様」を言うと、外国人客は「Fooooooooo!!!」と言って喜んで見せる。
「では、ごゆっくりどうぞ」
メイドが去ろうとした時、メイドの腕を掴む外国人客。
その瞬間、外国人客は座席から転げ落ちる。
「だから、お触りは禁止って言ってるだろうが」急に口調が荒くなるメイド。
そのまま、外国人客をねじ伏せてこう告げた。
「デヴィッド・ノイド。修飾銅時さん殺害の容疑で逮捕するっ!!」
メイドの正体はそう、マスタナオである。
しかし、デヴィッドは急に反撃に売ってでた。
ナオの拘束をいとも簡単に外し、ナオを床に張っ倒すとそのまま店を出ていった。
「コウキさんっ!!!」ナオがそう叫ぶと「分かってる!!!」コウキはバックヤードから飛び出してデヴィッドの後を追いかけるのであった。




