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探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

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嫉妬-16

 コウキとナオは今、横浜のどぶ板街に来ていた。


「ここに殺し屋に繋がるものが?」


「ああ」と答えるコウキは少し歩き出しピタッと停まりナオの方を向いて「これから行く先でナオちゃんは警察官って言っちゃいけないから。俺の助手ってことにしといて」と前置きされる。


「は、はい」


 ナオは意味も分からないまま取り敢えず了承し、歩き出した。


 コウキは米軍の使用品を売買しているミリタリーショップへと入っていく。


 店に入るや否やレジの店員に「ドレッドさん、居る?」と尋ねた。


 店員は奥に引っ込み、目的の人物ドレッドを呼びに行く。


「ダレ?」片言の日本語を使いながら、ドレッドが姿を現した。


「よっ、ドレッドさん」コウキは陽気に挨拶すると「ヨォ、コウキジャナイカッ!」とコウキと硬い握手を交わす。


「コノカワイイコハ?」隣のナオについて説明を求めるドレッドに「助手」と答えるコウキ。


「Nice to meet you,」と流暢な英語で挨拶されナオは「な、ナイスチュミーチュー」と片言の英語で返事をする。


「ソレデ、キョウハナニ?」


「実はさ、黒ずくめの殺し屋知らないかなって思って」


「コロシヤネェ~」


「そう殺し屋。武器は拳銃」


「チョット、マッテテ」ドレッドは店の奥に引っこんでいった。


「コウキさん。あの人、何者なんです?」


「それは知らない方がいい」


 理由を聞こうとも思ったが、コウキは答えるわけもない。


 そんな時、紙を二枚持って戻ってきたドレッドは「コイツ、ジャナイカナ?」と紙をコウキに手渡す。


 一枚目の紙には、外国人男性の顔写真。そして、簡素なプロフィールが書かれもう一枚の紙には手配書であった。


「有名人?」


「トテモネ」


「ありがとう。参考にさせてもらうよ」コウキはこっそりと渋沢栄一を2人、手渡して店を出た。

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