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探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

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嫉妬-15

 強面の男からもたらされた情報は次のようなものであった。


 ヤクザと半グレは手を組み、闇バイトで金を稼ごうとした。


 闇バイトも色々とあるが、今回は復讐代行業として金を稼ごうとしていた。


 そして、修飾銅時の事件もこの復讐代行業の一環で行われた。


 しかし、その実行犯についてヤクザも半グレ連中も分からなかった。


 見知らぬ、誰かが実行したとしか答えなかった。


 取り敢えず、連絡していたアカウントを調べたが既に凍結されていた。


 凶器の拳銃は、ヤクザが支給したものではないことも突き止めたが、これ以上の手掛かりはなく振り出しに戻った。


「全く、ここまで来て振り出しとは腹立ってくるな」


 コウキは怒りに任せて近くのゴミ箱を蹴飛ばす。


「そう怒らないでください」ナオはゴミ箱を拾い上げながら、コウキを宥める。


「振り出し。振り出しだよ。ったく」


「そう言わないで。ね?」


「今回の事件、素人の犯行じゃないかもだな・・・・・・」


「え?」


「プロがアルバイト感覚で応募して、殺しを実行した。俺はそう考えるな」


「でも、どうしてプロだと?」


「素人がわざわざ殺すために拳銃なんか用意するか?殺す道具は身近にいっぱいあるわけで。その中から、拳銃を選ぶとは到底思えない」


「確かに。そう言われればそうかも」


「だろ。で、足が付きにくいというところもプロのなせる技じゃないか。俺はそう思うんだ」


「成程。仮にプロの犯行だとして、どうやって、足取りを追うんです?」


「その点は任せてくれ」


「何か策でもあるんですか?」


 コウキは頷いて答えるのであった。

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