表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

81/132

嫉妬-10

「そんな顔するなよ。ナオちゃん」


 コウキの発言の通り、ナオは眉をひそめじぃ~っと黒ずくめの男を見つめていた。



「そんな簡単に捕まるんですか?」


「やっぱり、そう思う?てか、思ったでしょ」


「はい」


「この人、コンカフェ嬢を襲ったらしいんだわ」


「はい?」ナオは思わず聞き返す。


「だから、コンカフェ嬢を襲ったんだって」


「何で?」


「それを今から説明してもらおうって訳」


 コウキはそう言って、再び黒ずくめの男を小突く。


「で、どうなんですか?」ナオが問うと黒ずくめの男は口を開いた。


「い、依頼されて・・・・・・」


「依頼?誰に?」


「さ、さぁ?」


「分からないの」という言葉にうんと頷く黒ずくめの男。


「流行りの闇バイトか・・・・・・それで、その恰好は自前?」


「ち、違います。支給されたんです・・・・・・」


「支給?誰に?」


「それは・・・・・・言えません」


「言わないと逮捕できないじゃない?」ナオは説得してみようと試みて見る。


「・・・・・・」黒ずくめの男は答えることなく黙秘する。


「仕方ない」コウキは指をぽきぽき鳴らして、準備する。


「コウキさん。まさか?」


「そのまさかっ!」


 黒ずくめの男目掛けて拳を振り下ろす。が、ナオが寸での所でそれを防いだ。


「ナオちゃん、何するの?」


「いくらなんでもやりすぎです」


「え~でも、太陽にほえろとか西部警察、あぶない刑事とかだと取り調べの犯人ボコボコにしてたよ。それで、自供取っていたし」


「なんですか?それ。暴力はダメですっ」


「え~」


「ほらっ、早く言わないといつ殴られるかも分からないわよ」


 ナオのその一言に、黒ずくめの男はコウキを見てから「喋ります」と答えた。


「じゃ、聞かせてもらおう」


 コウキは真向かいの席にドンッと腰を据えて黒ずくめの男の話に耳を傾けるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ