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探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

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嫉妬-7

 それから、コウキとナオは犯人が乗っていたバイクの足取りを追っていた。


 だが、手掛かりが少なく苦戦していた。



「見つからないねぇ~」


 コウキは吞気にそういう事言うのでナオは少しイラッとする。


「無責任な事言わないで、ちゃんとやってくださいっ!」


「え~ちゃんとやってるよぉ~」コウキは子供のように答える。


 ナオは反論しなかった。


「どこに居るんでしょうかねぇ~」


 陽気なコウキは周囲をきょろきょろと見回す。


「そんなことしても、見つからないですよ」


「だねぇ~」


「コウキさん。真面目に探してます?」


「探してるよぉ~」と言いながら、コウキはフラフラぁ~とコンビニに入っていく。


「コウキさん?」


 ナオは視線を外したばかりで居なくなったコウキを探す。


 コンビニに入ったコウキはというと・・・・・・


 バックヤードで防犯カメラ映像を見せてもらっていた。


「すいません。停止させてください」店員に指示を出す。


「はい」


 店員は言われた通りに動画を停止させる。


「ちょっと、すいません」


 静止画を写真に収める。


「あの、データ貰えますか?」


「はい」店員はコウキが渡したUSBに防犯カメラ映像のデータを入れる。


「どうぞ」


「ありがとうございました」


 コウキは礼を述べコンビニを出ると、ナオが鬼の形相で待っていた。


「は、はぁ~い」


「ハァ~イ」ナオはそう言いながら、コウキに蹴りを食らわすのであった。

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