表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第四話-嫉妬

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

76/132

嫉妬-5

 コウキは悶々としていた。


 修飾泰子の依頼を受けるのは、少しというか、かなり不服であったからだ。


「コウキさん。怒ってます?」


「怒ってないでぇ~す」と答えるコウキの視線は、窓の向こうを向いていた。


「怒っているじゃないですか」


「そう言われると余計にムキになっちゃうよね」


「すいません・・・・・・」


 コウキとナオは、事件現場である池袋に向かっていた。


 事件は、池袋のサンシャイン通り少し通り過ぎた住宅街の路地で発生した。


 近くのコインパーキングに車を駐車し、事件現場へと向かう二人。


「今、世界の全ての人たちが貴方を忘れてしまったらぁ~」コウキは歌を口ずさみながら、事件現場に入る。


 規制線はなかったが、被害者が撃たれた場所に花束が置かれていた。


 コウキは静かに手を合わせてから、事件現場を見回す。


「何か見つけました?」


「うんな訳ないでしょ。そんなドラマみたいな」というコウキの視線の先にこちらをじっと見る子供が窓の向こうに消えた。


「まさかな・・・・・・」


「どうしたんですか?」


「何でもない」


「ここで被害者は銃殺されました。犯人の目撃証言はありません」


「子供は?」


「子供ですか?」


「そう、子供」


「子供からの証言はなかったかと。それが何か?」


「なら、良い。で、この事件は通り魔的犯行なの?」


「我々は、そうは睨んでません。被害者に恨みを抱いた人間の犯行であると考え」


「あの奥さんをって訳か・・・・・・」


「はい」と返事をしながらコクリと頷くナオ。


「ふ~ん」


 コウキはつまんなさそうに答えるのであった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ