嫉妬-2
「ありがとうございました」
依頼人の修飾 泰子はコウキに礼を述べ、事務所を後にした。
「ふぅ~」コウキは一仕事終えて、首をゴキゴキ鳴らして疲れを癒す。
一仕事終えたコウキは、疲れた体を癒そうと湯船にお湯を張り始める。
「バケツの御日さん、捕まえたぁ~」と歌いながら、湯が貯まるのを待つ。
すると、着信が入る。
「はい。もしもし?」
「もしもし?コウキさんですか?」
「ナオちゃん。どうしたの?」
「事件です」
「姉さん、事件ですっ!みたいに言わないで」
「とにかく、来てください。住所送っておきますから」
そこで、通話は終了し同時に事件場所の住所がメッセージで送られてきた。
そのタイミングで“お風呂にお湯が湧きました”とアナウンスが流れる。
「風呂入ってから行こうっ」
コウキは風呂場に向かい、生まれた時の姿になるのだった。
事件現場に到着した頃には、日が落ちかけていた。
「ナオちゃん、お待たせ」
コウキは聞き込みを終えたばかりのナオに声を掛ける。
「遅いっ!!何していたんですか?」
「ちょっと、ニューヨークに」
「はぁ?」
「そんなことはさておき、事件って?」
「はい。この人、見覚えはありますよね?」
ナオは死体の写真をコウキに見せる。
「あ!?」
「はい。この前、調査していた旦那さんです。名前は」
「確か修飾 銅時さん」
「はい。銃殺されてました」
「銃殺とは穏やかじゃないね」
殺し事態穏やかじゃないと思うがと思うナオ。
「それで」
「反社と関係があるかって?そんなこと俺が知るか」
「ですよね。分かりました。帰ってもらって結構です」
「何、それぇ~呼び出しておいて」
そんなコウキを無視して、ナオは仕事に戻っていった。
コウキはモヤモヤしながら、帰路につくのだった。




