表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
探楽~探偵稼業は楽じゃない~  作者: 飛鳥 進
第三話-爆炎

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

64/132

爆炎-23

 竹塚の住所はそこからそう離れてはなかった。


 池袋にある数少ないタワマンに住んでいた。エントランスに入るとコンシェルジュが待機していた。


「あ、どうも」コウキはコンシェルジュに話しかける。


「どうも」


「ここの909号室に住んでいる竹塚さん、に用がありまして」


「はぁ」


「あ、申し遅れました。私、こういう者です」


 コウキは今になって自分の名刺を手渡す。


「はぁ、探偵さんが何の御用でしょうか?」


「探偵なんですけど、探偵じゃなくて」


 今度は、警察からもらった委託章を取り出し、それを見せた。


「ああ、警察の」


「それで、竹塚さんなんですがね」


「竹塚さんならお亡くなりになりましたよ」


「え?」


「一週間前に自室から飛び降りましてね」


 そんなニュースを見ていないというか知らないコウキは面を喰らった顔をする。


「それで、部屋は?」


「ご遺族がいないようで、そのままにしてありますよ」


「差し支えなければ、部屋を見せて頂けますか?」


「ええ、良いですよ」


 話が分かるコンシェルジュで良かったと思うコウキは案内され909号室へと向かった。


「どうぞ」


 合鍵で部屋の鍵を開けてくれたので、「失礼します」と言って部屋に入る。


 部屋の中は整理整頓されており、綺麗であった。


 コウキは玄関横の部屋に入ると、そこには工具や配線などがとっ散らかっている部屋であった。


「作業部屋だな・・・・・・」


 コウキは写真に収めながら、爆弾が作られた痕跡を探す。


 部屋のゴミ箱に印刷ミスしたコピー紙が入っていた。


「お、これは」


 コウキはそれを見て、ニヤッと笑うのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ