爆炎-22
「いらっしゃいませ」コンカフェ嬢が出迎えるので、コウキは自分が客じゃないこと、オジについて聞きたいという旨を伝える。
「オジですか?」怪訝そうな顔をするコンカフェ嬢に「すまないけど、責任者の人に代わってもらえる?」とお願いをし、責任者の店長が出てきた。
「オジってなんですか?」
店長の第一声はそれであった。コウキはオジの説明をして理解を求めると話が聞けることになった。
「オジね・・・・・・」
「ここの店に有名なオジが居ると聞いたんですがね・・・・・・」
「ああ、あの人の事かね」
「あの人とは?」
「ああ、待ってて」
店長はコルクボードに貼ってある写真を持って来て、コウキに見せる。
「この人、竹塚さん」
そこには、コンカフェ嬢とニコニコ笑顔で映っている竹塚の姿があった。
「竹塚さんの職業は?」
「さぁ?」
「私、聞いたことあるよ。元自衛隊だって言っていた」とコンカフェ嬢がコウキに教える。
「元自衛官か・・・・・・ありがとう」コウキはしめしめといった顔をする。
「はぁ~い」コンカフェ嬢は仕事に戻っていった。
「この竹塚さんなんですけど、ここ最近、店に来られてますか?」
「いや、来てないな。そういえば、そうだな。毎週欠かさず来るのにここ二週間、姿を見てないや」
「ほぉ~」
コウキはうんうんと頷き、興味深そうな顔をする。
「竹塚さんのご自宅の住所なんて知りませんよね?」
「知らないなぁ~」
そうしたら、別のコンカフェ嬢が「私、知ってる」と声を掛けてきた。
「教えてくれない?」
「良いですよ」
コウキはコンカフェ嬢から聞き出した住所先へと向かった。




